終活 相談 オンライン 副業 在宅 2026|経験を活かして相談を受ける始め方

中西 直美
中西 直美
終活 相談 オンライン 副業 在宅 2026|経験を活かして相談を受ける始め方

この記事のポイント

  • 終活相談をオンライン・在宅で副業にする方法を解説します
  • 終活アドバイザーの仕事内容
  • 未経験からの始め方まで

「親の介護をきっかけに、終活の知識が自然と身についた。この経験を、家にいながら誰かのために使えないだろうか」。そう感じてこのページにたどり着いた方が、きっと多いと思います。終活の相談をオンラインで、在宅の副業として受けるという働き方は、決して特別な人だけのものではありません。

結論からお伝えします。終活相談は、いまオンライン・在宅でニーズが伸びている分野です。そして、年齢を重ねた人ほど強みになる、数少ない仕事のひとつです。今日は、終活相談を在宅副業として始める道筋を、市場の動きや具体的な仕事内容、必要なスキルまで、ひとつずつ丁寧に整理していきます。焦らなくて大丈夫です。一緒に見ていきましょう。

終活相談を「オンライン・在宅の副業」にできる時代になった背景

まず、「そもそも終活の相談を、家にいながらお金をいただける仕事にできるの?」という疑問にお答えします。答えは「できます」。しかも、その下地は年々整ってきています。

日本では高齢者の人口が増え続けています。総務省のデータでも、65歳以上の人口は全体の約29%を占め、世界でも有数の高齢社会になっています。これは裏を返せば、「自分の最期や、家族に残すものをどう整理しておくか」を考える人が、それだけ多いということです。

終活という言葉が広く知られるようになって、もう10年以上が経ちます。最初は「お墓やお葬式の準備」というイメージが強かったのですが、いまは少し違います。エンディングノートの書き方、銀行口座やサブスクの整理、デジタル遺品、保険の見直し、家族への想いの伝え方まで、扱う範囲がぐっと広がりました。つまり、相談したいことが多すぎて、一人で抱えきれない人が増えているのです。

ここでオンラインの出番です。終活の相談は、これまで対面が当たり前でした。葬儀社の窓口や、地域の相談会に足を運ぶ。けれど、相談したい本人が高齢で外出しづらかったり、遠方に住む子世代が親のことで相談したかったりすると、対面はハードルが高い。ビデオ通話やチャットで相談できるなら、その壁がなくなります。

私がカウンセリングの現場で感じてきたことともつながります。人は、デリケートな話ほど「知らない人だからこそ話せる」という面があります。終活はまさにそうです。家族には言いにくい本音を、第三者だからこそ整理できる。オンラインという少し距離のある関係が、かえって相談しやすさを生むこともあるのです。

そして在宅副業として見たとき、終活相談には大きな利点があります。重い荷物も、決まった出勤時間も要りません。必要なのは、話を聴く力と、整理を手伝う知識、そしてパソコンかスマホです。会社員を続けながら、あるいは家事や介護の合間に、自分のペースで関われる。この「自分のペースで」という点が、在宅ワークを探している多くの方にとって何より大切なところだと思います。

人生相談やキャリア相談など、人の悩みに寄り添う仕事の全体像は、キャリア・副業・人生相談のお仕事というガイドにまとまっています。終活相談もこの「相談業」の仲間として理解すると、働き方のイメージがつかみやすくなります。

そもそも終活相談・終活アドバイザーとはどんな仕事か

「終活相談を仕事にする」と言っても、具体的に何をするのか、まだぼんやりしている方も多いと思います。ここを丁寧にほどいていきます。

終活相談の仕事は、ひとことで言えば「人生の終わりに向けた準備を、その人と一緒に整理する」ことです。決して、こちらが正解を押し付ける仕事ではありません。相談者が何に不安を感じ、何を残したいのかを聴き取り、選択肢を一緒に並べていく。そういう伴走の仕事です。

終活アドバイザーという呼び方をされることもあります。求人サイトでも、この職種は一定の数が募集されています。実際の仕事内容を、求人情報の引用で見てみましょう。

未経験歓迎の終活アドバイザー募集です。葬儀・法要・終活に関する事前相談の専門家として、来館者や問い合わせへの対応、葬儀プラン・費用案内、会員制度説明、会館見学対応を行います。終活イベントの運営補助や事務・フォロー業務も担当します。研修制度が充実しており、未経験の方も安心してご活躍いただけます。

この引用にあるのは、葬儀社などに勤める「会社員型」の終活アドバイザーの仕事です。来館対応やイベント運営が含まれていますね。在宅・オンラインの副業とは少し形が違いますが、扱うテーマ(事前相談、プラン案内、費用の説明)は共通しています。会社員型の仕事内容を知っておくと、オンライン副業でどんな知識が求められるかが見えてきます。

在宅・オンラインで受ける終活相談の具体的な中身

では、家にいながら受ける終活相談は、もっと具体的にどんなことをするのでしょうか。よくある相談内容を挙げてみます。

ひとつ目は、エンディングノートを一緒に書く手伝いです。「何から書けばいいか分からない」という方は本当に多いです。資産、保険、医療やお葬式の希望、家族へのメッセージ。項目ごとに「これはどう考えますか?」と問いかけながら、少しずつ埋めていきます。

ふたつ目は、身の回りの整理に関する相談です。使っていない銀行口座、解約し忘れたサブスク、スマホやパソコンに残るデジタルデータ。こうしたものを「どう棚卸しするか」を一緒に考えます。

みっつ目は、家族間のコミュニケーションの橋渡しです。「子どもにどう切り出せばいいか」「親が終活を嫌がる」といった、感情がからむ相談も少なくありません。ここは、私のような心理の領域とも重なる部分です。

これらの相談は、ビデオ通話、電話、チャット、メールのいずれでも成り立ちます。1回30分から60分の単発相談もあれば、数回に分けて継続的に伴走する形もあります。在宅副業として始めるなら、まずは単発の短い相談から慣れていくのが現実的です。

「資格を売る仕事」ではなく「不安に寄り添う仕事」

ここで、ひとつ大切なことをお伝えさせてください。終活相談は、保険や墓地を売り込む営業ではありません。もちろん営業職としての終活アドバイザー求人もありますが、在宅副業として個人で相談を受ける場合、基本は「相談者の不安を整理する」ことが中心になります。

「正しい知識を授けなければ」と気負う必要はありません。相談者が本当に求めているのは、完璧な答えよりも「ちゃんと話を聴いてもらえた」という安心感であることが、現場ではとても多いのです。これは私自身がカウンセリングで何度も実感してきたことでもあります。

終活相談の単価・年収の相場はどれくらいか

副業として考えるとき、いちばん気になるのは「実際どのくらいの単価になるのか」だと思います。ここは正直にお伝えします。

まず、終活相談という分野は、まだ「単価が公的に固まった仕事」ではありません。Webライティングや動画編集のように「1文字いくら」「1本いくら」という相場が広く知られているわけではないのです。ですから、ここでは近い領域の相場感をもとに、現実的なレンジを整理します。

オンラインの相談業全般を見ると、1回30分から60分の相談で、2,000円から6,000円程度の価格設定が多く見られます。専門性が高い相談や、継続的なサポートになると、これより上がります。終活相談も、この相談業の枠組みに近い形になると考えるのが自然です。

会社員型の終活アドバイザーの給与水準も参考になります。求人サイトでは、終活相談の営業職で月給が高めに設定されている例もありますが、これはあくまでフルタイムの営業職です。在宅副業の場合は、件数に応じた報酬になるため、最初から大きな金額を見込むのは現実的ではありません。

副業として大切なのは、いきなり高い目標を立てないことです。まずは月に数件、相談を受けてみる。その中で「自分はどんな相談が得意か」「どんな人の役に立てるか」が分かってきます。報酬は、信頼の積み重ねとともに、あとからついてきます。

なお、相談業に近い文章系・専門系の仕事の単価感を知りたい方は、著述家,記者,編集者の年収・単価相場というデータも参考になります。終活の知識を文章にして発信する、エンディングノートの記事を書くといった派生の仕事につながることもあるからです。

在宅相談業を「収入の柱」にしすぎないという考え方

ひとつ、現場でよく見てきた失敗をお話しします。副業を始めるとき、「これで生活費の大部分を稼ごう」と最初から背負い込んでしまう方がいます。すると、相談者の数や報酬が思うように伸びないとき、強い焦りに変わってしまうのです。

終活相談は、相手の人生の重い部分に触れる仕事です。こちらが金銭的に追い詰められた状態だと、その焦りは相手にも伝わります。だからこそ、最初は「小さな副収入」「自分の経験が誰かの役に立つ実感を得る場」と位置づけるくらいが、ちょうどいいと私は感じています。気持ちに余裕があるほうが、結果として相談の質も上がり、長く続けられます。

終活相談に必要なスキルと、あると役立つ資格

「専門知識がない私でも大丈夫?」という不安は、とても自然なものです。ここを整理しておきましょう。

終活相談に必要なスキルは、大きく分けて2種類あります。ひとつは「聴く力・寄り添う力」。もうひとつは「終活に関する基礎知識」です。そして、多くの方が思っているのと逆で、より重要なのは前者の「聴く力」のほうです。

いちばん大切なのは「聴く力」と「整理する力」

終活の相談に来る方は、答えがほしいというより、頭の中がぐちゃぐちゃで整理がつかない、という状態であることが多いです。不安、後悔、家族への遠慮、いろいろな感情が混ざっています。

そこで必要なのが、相手の話をさえぎらずに聴き、感情を受け止め、論点を一緒に整理する力です。心理学では傾聴と呼びますが、難しく考えなくて大丈夫です。「そうだったんですね」「それは不安ですよね」と、まず気持ちを受け止める。それだけで相手はほっとします。

人と接する仕事を経験してきた方、家族の介護や看取りを経験した方は、この力をすでに持っていることが多いです。看護や介護、接客、教育の現場にいた方なら、なおさらです。こうした「人生経験そのものがスキルになる」点が、終活相談の大きな特徴です。

子育てや教育の相談に近い、人の悩みに伴走する仕事の感覚は、子育て・教育・進学相談のお仕事のガイドからもつかめます。対象は違っても、「相手の不安を聴いて整理する」という芯の部分は共通しています。

あると役立つ終活関連の知識と資格

聴く力に加えて、基礎的な知識があると相談の幅が広がります。具体的には、以下のような領域です。

ひとつ目は、相続や遺言の基礎知識です。誰が相続人になるのか、遺言にはどんな種類があるのか。こうした基本は、終活相談でほぼ必ず話題になります。ただし、法律の専門的な判断は専門家の領域です。詳しい手続きは行政書士などの専門家につなぐ、という役割分担が大切です。法律系の専門資格としては行政書士があり、遺言書作成や相続関連の書類で活躍する国家資格です。終活相談から専門家へ橋渡しする際の知識として、概要を知っておくと役立ちます。

ふたつ目は、保険・年金・お金の基礎知識です。公的年金の仕組みは日本年金機構の情報で確認できますし、信頼できる一次情報を案内できると相談者の安心につながります。

みっつ目は、終活そのものの体系的な知識です。終活アドバイザーや終活ガイドといった民間資格があり、エンディングノートの書き方や終活の全体像を学べます。こうした資格は「必須」ではありませんが、学ぶ過程で知識が整理され、相談者からの信頼を得やすくなる効果があります。

デジタルツールを使えると強みになる

オンラインで相談を受ける以上、ビデオ通話ツールやチャット、簡単な資料作成は避けて通れません。ここに苦手意識を持つ方も多いのですが、必要なのはほんの基礎だけです。ビデオ通話に入れて、画面を共有できて、エンディングノートのテンプレートを送れる。この程度で十分始められます。

もし資料作成のスキルを少し高めたいなら、デザインツールの基礎を学ぶのも手です。Adobe認定プロフェッショナル Adobe Expressは、初心者向けのデザインツールの資格で、相談者に渡す資料を見やすく整えるのに役立ちます。必須ではありませんが、こうした小さな積み重ねが信頼につながります。

未経験から在宅で終活相談を始める5つのステップ

ここからは、実際に「では、何から始めればいいのか」を、順を追って具体的に説明します。一度に全部やろうとしなくて大丈夫です。ひとつずつで構いません。

ステップ1:自分の経験を棚卸しする

まず、自分がどんな経験を持っているかを書き出してみてください。親の介護をした、家族を看取った、相続の手続きをした、葬儀を取り仕切った、医療や介護の現場で働いていた。こうした経験は、すべて終活相談の土台になります。

特に「自分が苦労したこと」は、そのまま強みになります。「銀行口座の解約で何度も窓口に通って大変だった」という経験があれば、同じことで困っている人の気持ちが手に取るように分かります。経験の棚卸しは、自分が誰の役に立てるかを知る作業でもあります。

ステップ2:足りない知識を基礎から補う

次に、相談に必要な知識の穴を埋めます。相続の基本、エンディングノートの構成、デジタル遺品の整理方法など、本やオンライン講座で体系的に学びます。ここで終活アドバイザーなどの民間資格に挑戦するのもよいでしょう。

大切なのは、完璧を目指さないことです。すべてを暗記する必要はありません。「ここは自分が答える」「ここは専門家につなぐ」という線引きさえできれば、相談は成り立ちます。

ステップ3:オンラインで相談を受ける環境を整える

ビデオ通話ツールを使えるようにし、静かに話せる場所を確保します。背景がごちゃごちゃしていると相手が落ち着かないので、シンプルな壁を背にするだけでも印象が変わります。マイク付きイヤホンがあると、声がクリアになり、相手の安心感につながります。

エンディングノートのテンプレートや、相談の流れをまとめた簡単なシートも用意しておくと、当日あわてずに済みます。

ステップ4:相談を受ける場所を探す

環境が整ったら、実際に相談者と出会う場所を探します。在宅ワークやオンライン相談の案件を扱うマッチングサービスに登録するのが、もっとも現実的な入口です。

ここで、ひとつ知っておいてほしいことがあります。マッチングサービスの中には、相談者から受け取る報酬から手数料を引く仕組みのところが多くあります。せっかく相談者に喜んでもらっても、手数料で報酬が目減りするのはつらいものです。サービスを選ぶときは、この手数料の仕組みを必ず確認してください。中には手数料0%で、受け取った報酬がそのまま自分に入る仕組みのサービスもあります。長く続けるなら、この差は大きいです。求人を探す際は、相談・人生相談のお仕事一覧から終活や相談に関する案件を見てみるとイメージがつかめます。

ステップ5:小さく始めて、振り返る

最初の相談は、知人や家族の終活を手伝うところから始めても構いません。無料や低額で数件こなし、「自分の説明は分かりやすかったか」「相手は安心できたか」を毎回振り返ります。

この振り返りこそが、いちばんの上達法です。私自身、カウンセリングを始めたばかりの頃は、毎回「あの一言は余計だったかもしれない」と反省ノートを書いていました。最初からうまくできる人はいません。一件ずつ、丁寧に積み重ねていけば大丈夫です。

終活相談の在宅副業で気をつけたい注意点

最後に、これから始める方に必ず知っておいてほしい注意点をお伝えします。ここを押さえておくと、思わぬトラブルを避けられます。

専門家の領域に踏み込みすぎない

終活相談で最も気をつけるべきは、法律・税務・医療といった専門領域への踏み込みすぎです。たとえば、遺言書の法的な有効性の判断や、相続税の具体的な計算は、行政書士や税理士などの専門家の仕事です。相談者によかれと思って踏み込んだ結果、誤った案内をしてしまうと、相手に大きな不利益を与えかねません。

「ここから先は専門家に相談しましょう」と正直に線を引けることは、弱さではなく信頼です。むしろ、適切な専門家につなげる力こそ、終活相談者の価値だと私は思います。

個人情報とプライバシーを厳重に守る

終活相談では、相手の資産状況、家族関係、病歴といった、極めてデリケートな情報に触れます。これらの情報の扱いには、細心の注意が必要です。

相談内容を許可なく外部に話さない。記録を残す場合は厳重に管理する。SNSなどで相談事例を紹介する際は、本人が特定されないよう徹底する。当たり前のようでいて、信頼を一瞬で失う原因になるのがこの部分です。

心の負担とどう付き合うか

これは在宅相談業全般に言えることですが、終活相談は特に、相手の重い感情を受け止める仕事です。死や別れ、後悔といったテーマに毎回向き合うため、知らないうちに自分の心がすり減っていくことがあります。

私がカウンセラーとして駆け出しだった頃、相談者の悲しみを自分のことのように抱え込み、夜眠れなくなった時期がありました。相手のために全力を尽くすことと、自分を守ることは、矛盾しません。むしろ、自分の心が健やかでなければ、相手を支え続けることはできません。

ですから、相談と相談の間に休息を入れる、件数を無理に増やさない、つらいときは仲間や専門家に話す。こうした「自分のケア」を、最初から仕事の一部として組み込んでください。心と体の健康をテーマにした相談業の現場感は、健康・美容・ファッション相談のお仕事のガイドにも通じるものがあります。あなたが元気でいることが、相談者にとっての安心の土台になります。

終活相談を在宅副業として捉えたときの独自データ考察

ここまで読んでくださった方に、在宅ワーク仲介の現場から見えるデータをもとにした考察をお伝えします。

在宅・オンラインの相談業を見渡すと、いま伸びているのは「専門知識 × 共感力」の両方を持つ分野です。プログラミングや会計のような純粋な専門スキルだけでなく、人の感情に寄り添う力が加わった仕事は、AIに置き換えられにくく、年齢を重ねた人ほど有利になります。終活相談は、まさにこの交差点に位置しています。

実際、在宅ワークの案件分野を見ると、ソフトウェアやWeb制作のような技術職の単価データは整備が進んでいます。ソフトウェア作成者の年収・単価相場のように、相場が明確な分野は競争も激しい。一方、終活相談のような「人生経験を活かす相談業」は、まだ相場が固まりきっておらず、これから自分の価値を築いていける余地が大きい分野だと言えます。

さらに注目したいのは、終活相談が「派生の仕事」を生みやすい点です。相談で得た知見をもとに、エンディングノートの記事を書く、終活の情報を整理して発信する、終活セミナーの資料を作る。こうした文章・編集・発信の仕事につながっていきます。たとえば文章を扱う在宅ワークとして編集・校正・リライトの在宅ワーク|出版経験を活かす副業や、専門知識を文章にする楽譜作成・作詞の副業|音楽知識をオンラインで収入に変えるのような事例があります。終活相談も同じ構造で、「相談」を入口に「発信」へと広げていけるのです。

また、終活は医療・介護とも深く関わります。医療や介護の現場経験を在宅副業に活かす道としては、医療事務の在宅副業ガイド|レセプト業務・医療コーディングの始め方のような専門職もあります。終活相談と医療系の在宅ワークは、どちらも「人生の終盤に寄り添う」という点で親和性が高く、両方を組み合わせて関わっている方も少なくありません。

最後に、いちばんお伝えしたいことを。終活相談は、あなたがこれまで生きてきた時間、経験してきた喜びや痛み、その全部が価値になる仕事です。介護で流した涙も、家族を見送った経験も、誰かを支える力に変わります。「この歳から新しいことなんて」と思う必要はありません。むしろ、人生の経験を重ねたあなただからこそ、できる仕事です。あなたは一人ではありません。同じように経験を活かして在宅で働き始めた人が、たくさんいます。まずは小さな一歩から、始めてみてください。

公的機関・関連参考情報

本記事の内容に関連する公的機関や信頼できる情報源は以下の通りです。最新情報は公式サイトで確認してください。

よくある質問

Q. 終活相談の副業を始めるのに、必ず持っておかなければならない資格はありますか?

結論から言えば、必須の国家資格はありません。無資格でも活動は可能ですが、「終活アドバイザー」や「終活カウンセラー」などの民間資格を取得することで、体系的な知識と信頼性を対外的に証明できます。特にお金や法律が絡む相談では、行政書士やファイナンシャルプランナーなどの周辺資格があると、他者との差別化になり、高単価な案件獲得にも繋がりやすくなります。

Q. 未経験から在宅でスタートする場合、月間でどの程度の収入が見込めますか?

副業レベルであれば、まずは月3万円〜5万円程度を目指すのが現実的です。オンライン相談の単価相場は1回60分で3,000円〜10,000円程度ですが、実績を積んで専門性が高まれば単価アップも可能です。ココナラなどのクラウドソーシングを活用して集客し、リピーターを増やすことで、安定した副収入源へと育てることができます。まずは少額からでも「成約」の経験を積むことが重要です。

Q. オンラインで終活相談を受ける際、特に注意すべきトラブルやリスクはありますか?

最も注意すべきは「非弁行為(弁護士法違反)」などの法律上の制限です。資格を持たずに具体的な法律相談や登記手続き代行を行うことは法律で禁じられています。あくまで「助言」や「情報の整理」に留め、専門的な手続きが必要な場合は弁護士や司法書士を紹介するスタンスを徹底しましょう。また、相談者の個人情報を扱うため、セキュリティ対策やプライバシーポリシーの明示も不可欠です。

Q. オンライン相談での集客を成功させるためのコツは何ですか?

「誰のどんな悩みに応えるか」を明確に絞り込むことが成功の近道です。例えば「お墓の引っ越し専門」や「生前整理のデジタル遺品対策」など、ターゲットを具体化すると検索で見つかりやすくなります。また、顔出しのプロフィール写真や、丁寧な自己紹介文で安心感を与えることも大切です。相談者の不安に寄り添う姿勢をブログやSNSで発信し続け、人柄を知ってもらうことが信頼獲得に直結します。

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中西 直美

この記事を書いた人

中西 直美

産業カウンセラー・キャリアコンサルタント

大手人材会社でキャリアカウンセラーとして15年間従事した後、フリーランスの産業カウンセラーとして独立。在宅ワーカーのメンタルヘルスケアを専門に活動しています。

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