編集・校正・リライトの在宅ワーク|出版経験を活かす副業

長谷川 奈津
長谷川 奈津
編集・校正・リライトの在宅ワーク|出版経験を活かす副業

この記事のポイント

  • 編集・校正・リライトの在宅ワークを徹底解説
  • 出版社での経験を活かせる副業として
  • 仕事内容・案件相場・必要スキル・始め方を具体的に紹介します

私は出版社で8年間、書籍の編集者をしていた。結婚と出産を機に退職し、今はフリーランスの編集者・校正者として在宅で働いている。

正直に言うと、最初は「在宅で編集の仕事なんてあるのかな」と半信半疑だった。でも実際に始めてみたら、出版社時代より効率よく稼げるようになった。通勤時間がゼロになった分、作業に集中できるからだ。

この記事では、編集・校正・リライトの在宅ワークについて、私の実体験をもとに解説する。

編集・校正・リライトの仕事内容の違い

まず、この3つは似ているようで役割がまったく違う。混同している人が多いので整理しておく。

仕事 内容 求められるスキル
編集 原稿の構成・内容を改善する 企画力、構成力、ライターとのコミュニケーション
校正 誤字脱字・表記ゆれをチェックする 正確性、JIS規格・表記ルールの知識
リライト 既存記事を書き直して品質を上げる ライティング力、SEO知識

私の場合、この3つすべてを受けている。クライアントによっては「校正をお願いします」と言いつつ、実質的にはリライトを求められることもある。事前に作業範囲を明確にしておくのがトラブル防止のコツだ。

案件の種類と報酬相場

在宅で受けられる編集・校正・リライト案件の相場はこんな感じだ。

案件タイプ 報酬目安 難易度
Web記事の校正(1記事3,000字) 1,000〜3,000円 ★☆☆
Web記事のリライト(1記事3,000字) 3,000〜8,000円 ★★☆
書籍原稿の校正(1冊200ページ) 30,000〜80,000円 ★★★
電子書籍の編集・構成 50,000〜150,000円 ★★★
企業オウンドメディアの編集長代行 月100,000〜300,000円 ★★★

月10万円以上を安定して稼ぐなら、Web記事のリライト案件を複数抱えるか、オウンドメディアの編集長代行を1社受けるのが現実的だ。

私が出版社を辞めた直後は、Web記事の校正から始めた。単価は安かったが、クライアントとの信頼関係を築くことで、半年後にはリライトや編集の仕事も任されるようになった。

出版経験者が有利な理由

出版社での経験があると、以下の点で圧倒的に有利だ。

構成力がある。 素人が書いた原稿を「読みやすい流れ」に組み替えられる。これはWeb記事でもまったく同じスキルが求められる。

表記ルールを知っている。 「〜」と「~」の違い、数字の半角全角、句読点のルールなど、校正の基本が身についている。

著者との距離感がわかる。 著者のプライドを傷つけずに修正を提案する技術は、出版社で叩き込まれたものだ。

ただし、出版経験がなくても始められる。最初はWeb記事の校正から入り、実績を積めばいい。

未経験から始める3つのステップ

ステップ1:校正の基礎を学ぶ

校正記号の使い方、基本的な表記ルールを覚える。「校正実務講座」や日本エディタースクールの通信講座がおすすめだ。費用は3万〜5万円程度。

ステップ2:クラウドソーシングで実績をつくる

最初は単価が低くても、5件〜10件の実績を積むことが重要。@SOHOなら手数料0%で、報酬がそのまま手元に残る。

ステップ3:専門分野を持つ

医療、法律、IT、金融など、特定の分野に強い校正者は重宝される。私の場合はビジネス書が専門で、その分野の案件は指名で依頼が来るようになった。

在宅で働くメリットと注意点

メリット

在宅の編集・校正ワークは、子育て中の人にとって最高の働き方だと思う。私は子どもが昼寝している間と、夜寝た後の時間で作業している。保育園に預けなくても月15万円ほど稼げている。

また、作業時間が自由なのも大きい。「今日中に」という急ぎの案件でなければ、自分のペースで進められる。

注意点

納期管理が命。 在宅だからこそ、納期を守れないと一発で信頼を失う。私はGoogleカレンダーで案件ごとの締切を管理し、必ず1日前に納品するようにしている。

目が疲れる。 校正作業は画面を凝視し続けるので、ブルーライトカットメガネと定期的な休憩は必須。私は30分作業したら5分休む「ポモドーロ・テクニック」を使っている。

月10万円を達成するまでの道のり

私の場合、在宅ワークを始めてから月10万円を安定して稼げるようになるまで約4ヶ月かかった。

期間 月収 やっていたこと
1ヶ月目 2万円 Web記事の校正を中心に受注
2ヶ月目 5万円 リライト案件にも挑戦
3ヶ月目 8万円 リピートクライアントが増加
4ヶ月目 12万円 編集長代行の案件を獲得

最初の1ヶ月は正直つらかった。時給換算すると500円を切ることもあった。でも、実績とスキルが積み上がるにつれて単価は確実に上がっていく。

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長谷川 奈津

この記事を書いた人

長谷川 奈津

行政書士・元企業法務

企業法務で年間200件以上のフリーランス契約を処理した経験を活かし、フリーランス向けの法律・契約・権利に関する記事を執筆。「法律はあなたの味方です」がモットー。

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