美容師 副業 シェアサロンで個人客を持つ|サロン勤務と両立する集客方法


この記事のポイント
- ✓美容師の副業として注目のシェアサロン活用法を解説
- ✓本業と両立しながら個人客を持つ集客方法
- ✓平均年収366万円からの収入アップ
「サロンの給料だけでは、この先が見えない」。最近、カウンセリングでこうしたご相談を本当に多く受けます。技術もキャリアもあるのに、なぜか手取りが増えない。家庭を持って将来を考えたとき、「このままでいいのかな」と立ち止まる方が増えています。
大丈夫ですよ。あなたは一人じゃありません。実は今、美容師の副業環境は大きく変わっています。シェアサロンの普及、訪問美容の需要拡大、SNSによる個人集客の浸透。技術職である美容師さんは、副業との相性が本来とても良い職種です。
この記事では、「美容師 副業」と検索したあなたが本当に知りたい「サロン勤務と両立しながら、いかに無理なく収入を増やすか」という問いに、市場データと実務的なステップでお答えしていきます。
美容師の副業を取り巻く現状と市場データ
まず、客観的な数字から見ていきましょう。なぜ今、美容師さんの副業が増えているのか。背景には明確な経済的理由があります。
美容師の求人も見てみる 美容師も副業していいの?美容師のお給料事情・副業事情厚生労働省発表の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、企業規模10人以上の店舗に勤める美容師・理容師の平均年収はおよそ366万円。
平均年収366万円。これは全産業平均と比較して低い水準にあります。国税庁の民間給与実態統計調査では、給与所得者の平均は400万円台後半ですから、美容師の給与は明らかに業界平均を下回っています。技術職でありながら、この水準。多くの美容師さんが「副業」という選択肢を真剣に検討するのは、ごく自然な流れです。
加えて、働き方の多様化も後押ししています。厚生労働省は2018年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を策定し、その後数度の改訂を重ねて、副業を原則認める方向で企業に促してきました。実際、サロン側も人材確保のため副業を黙認するケースが増えています。
そしてもう一つの大きな変化が「シェアサロン」の台頭です。月額固定や面貸し料金で美容師が自分の顧客だけを施術できる業態が、ここ5年で急速に拡大しました。都内では1,000店舗を超えるシェアサロンが稼働しており、地方都市にも広がっています。これにより、サロン勤務を続けながら、休日だけ個人客を取るという働き方が現実的になりました。
副業派遣美容師の時給データも参考になります。求人ボックスの調査では、美容師派遣の平均時給は1,443円(2025年2月時点)。本業の合間に週1日働けば、月に4〜5万円の上乗せは無理なく実現できる水準です。
美容師の副業は法律上できるのか、確認すべき3つのポイント
「そもそも副業していいの?」というご質問を最初によくいただきます。結論からお伝えすると、法律上、美容師の副業は問題ありません。ただし、確認すべきポイントが3つあります。
1. 就業規則を必ず確認する
最初の一歩は、勤務先サロンの就業規則を読むことです。「副業禁止」と明記されていれば、まず話し合いが必要になります。ただ、最近は「事前申請制」のサロンが多数派です。許可制であれば、業務に支障が出ない範囲、競合店で働かないという条件を満たせば、許可が下りるケースがほとんどです。
私のカウンセリングでも「上司に副業を相談するのが怖い」というご相談をよく受けます。気持ちはよく分かります。でも、隠れて副業をしてバレたときのほうがずっと厄介です。正面から相談し、「サロンの売上にも還元します」「お客様を引き抜きません」という姿勢を見せれば、案外スムーズに進むことが多いものです。
2. 同業他店での副業は競業避止義務に注意
労働契約には「競業避止義務」という考え方があります。在職中に勤務先と直接競合する事業を行うことを制限する義務です。同じエリアの別サロンで副業をすると、顧客を奪う行為とみなされ、トラブルになる可能性があります。
シェアサロンが副業先として人気なのは、まさにこの点をクリアしやすいからです。シェアサロンは原則「自分の顧客のみ」を施術する場所なので、勤務先サロンの新規客と被るリスクが低い。地理的にも勤務先から数駅以上離れた場所を選べば、より安全です。
3. 確定申告と住民税の手続き
副業所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。国税庁の国税庁公式サイトでも詳しく案内されています。
「会社にバレたくない」という方は、住民税の徴収方法を「普通徴収」に切り替えるのが基本です。確定申告書の住民税欄で「自分で納付」にチェックを入れれば、副業分の住民税が会社に通知されません。これは多くの副業者がやっている、ごく一般的な手続きです。
美容師が副業をするメリット
副業に踏み出すかどうか迷っている方のために、現場でよく聞くメリットを整理してみます。
収入の安定化と将来への備え
最大のメリットは、やはり収入の上乗せです。月に4〜8万円の副収入があれば、年間で約60〜100万円。これは将来の独立資金や、お子さんの教育費、住宅ローン繰上げ返済の原資になります。
美容師の平均年収366万円という現実の中で、副業による収入アップは「贅沢」ではなく「自衛策」です。フリーランス向けカウンセリングを行う私のところには、「老後が不安で」というご相談が30代の方からも届きます。早めに副業ルートを作っておくことは、メンタルヘルスの観点からも大きな安心材料になります。
技術と顧客対応力の向上
副業先で違うタイプのお客様を担当することで、技術の幅が広がります。たとえば本業がカット中心のサロンなら、副業で訪問美容のシニア向けカットを経験すると、リフトアップカットや車椅子対応の技術が身につきます。これは長期的に見て、本業のサロンでも評価される財産です。
私が以前担当した方は、本業のサロンが20〜30代女性中心だったところ、副業の訪問美容で70代以上の方を担当するようになりました。最初は緊張で手が震えたそうですが、3か月後には「人生で一番、お客様の笑顔を見られる仕事」と話してくれました。技術以上に、人と向き合う深さが変わったとおっしゃっていたのが印象的でした。
独立準備の助走
将来「自分のサロンを持ちたい」と考えている方にとって、副業は最高の独立シミュレーションになります。集客、接客、価格設定、リピート獲得、確定申告、すべてを小さな規模で経験できる。失敗してもダメージが小さいうちに学べるのは、副業ならではの大きな利点です。
心理的な余裕とリスク分散
「サロン1本」だと、もしそのサロンが閉店したり、人間関係が悪化したりすると、収入が一気にゼロになります。副業で複数の収入源を持つことは、メンタル面でも大きな余裕をもたらします。「いざとなれば、こっちもある」という感覚は、本業のパフォーマンスを上げる土台になります。
美容師が副業をするデメリットと注意点
メリットだけを並べて煽るのは情報商材の手口です。私はカウンセラーとして、デメリットも正直にお伝えします。
体力的負担と燃え尽き症候群
美容師は立ち仕事です。本業で1日8〜10時間立ちっぱなしのあと、休日にさらにシェアサロンで施術となれば、体への負担は相当なものになります。
特に注意したいのが「バーンアウト(燃え尽き症候群)」です。心理学では「過剰な情熱と完璧主義」が燃え尽きの引き金になるとされています。美容師さんは技術への情熱が強い方が多く、副業でも妥協できない。結果として、ある日突然「もう何もしたくない」と動けなくなる方を、私は何人も見てきました。
対策はシンプルです。「副業は週1日、月に4〜5日まで」と上限を決める。最初の3か月は無理をしない。これだけで、燃え尽きのリスクは大幅に下がります。
顧客トラブルのリスク
副業先で個人客とトラブルになると、対応はすべて自分です。本業のサロンなら店長や先輩がフォローしてくれますが、シェアサロンや訪問美容では、クレーム対応も保険対応もあなた一人。
事前にやっておくべきことは、賠償責任保険への加入です。月額数百円から加入できる美容師向けの保険があり、施術中の損害事故や顧客の私物破損などをカバーできます。シェアサロン運営会社が加入している場合もありますが、自分でも別途加入しておくと安心です。
確定申告の手間
経費の領収書管理、売上の記録、申告書の作成。これらの事務作業は、慣れるまでは想像以上に大変です。
ただ、最近はクラウド会計ソフトが非常に優秀になっています。freeeやマネーフォワードなどを使えば、領収書をスマホで撮影するだけで自動仕訳ができ、申告書の作成までほぼ自動化できます。月額1,000円程度のコストで、確定申告の苦労を大幅に減らせるのは大きなメリットです。
本業のサロンとの関係悪化
これが一番デリケートな問題です。副業に夢中になって本業のシフトを断るようになったり、副業先で本業のお客様にバッタリ会ってしまったり。気まずいシチュエーションは想像以上に多いものです。
「副業はあくまでサブ。本業のサロンを最優先する」というスタンスを、行動で示し続けることが大切です。
美容師におすすめの副業10選
ここからは具体的な副業の選択肢を見ていきましょう。技術系から非技術系まで、幅広くご紹介します。
1. シェアサロンで個人客を持つ
最も注目されている選択肢です。シェアサロンとは、美容師が時間貸しや月額固定で施術スペースを借りて、自分の顧客だけを施術するスタイルの店舗。都内では「GO TODAY SHAiRE SALON」「Salowin」など複数のブランドが展開しています。
料金体系は店舗によって異なりますが、おおむね以下のパターンです。
- 時間貸し: 1時間あたり2,000〜4,000円
- 月額固定: 月額3〜8万円(無制限利用)
- 売上歩合: 売上の30〜50%
副業で月数日の利用なら、時間貸しタイプが向いています。設備、シャンプー台、ドライヤー、薬剤までフル装備の店舗が多く、自分で道具を揃える必要がほぼありません。
2. 訪問美容師
美容師が副業しやすいのが、本業の経験を活かせる派遣美容師や訪問美容師です。派遣美容師と訪問美容師の仕事内容はそれぞれ以下のとおりです。
高齢化社会の進行で、訪問美容の需要は年々高まっています。介護施設、福祉施設、個人宅などを訪問してカットやシャンプーを行う仕事です。
訪問美容に必要な追加資格はありません(美容師免許のみでOK)。ただし、シャンプー台が使えない環境での施術技術、車椅子対応、寝たきりの方のカットなど、サロンとは違うスキルが求められます。
報酬は1件あたりカット3,000〜5,000円が相場。施設契約なら、まとめて10〜20名担当することもあり、1日で5万円前後の売上も可能です。
3. 派遣美容師
人材紹介会社や派遣会社に登録して、人手不足のサロンに単発で入る働き方です。本業の休日に1日単位で稼働できる柔軟性が魅力。
平均時給は1,443円という調査結果がありますが、技術や経験次第で2,000円を超える案件もあります。週1日勤務なら、月に5〜8万円の収入になります。
4. ヘアセット・出張ヘアメイク
成人式、結婚式、撮影現場などへの出張ヘアメイク。1件あたり5,000〜30,000円の単価が組めます。
特に成人式シーズン(1月の連休前後)は需要が爆発します。前撮り、当日朝のセットなど、短期集中で大きな収入になる時期です。
5. SNSコンテンツ発信・ヘアスタイル監修
Instagram、TikTok、YouTubeで美容師としての専門知識を発信する副業です。フォロワーが増えれば、ヘアケアブランドからのPR案件、メーカーの新商品監修などが舞い込むようになります。
ただ、最初の半年〜1年はほぼ無報酬の助走期間と覚悟しておく必要があります。「コツコツ続けられる人だけ」が結果を出せる世界です。
6. ヘアケア商品レビュー・アフィリエイト
ブログやSNSでヘアケア商品のレビュー記事を書く副業です。プロの美容師が書くレビューは説得力があり、購買につながりやすい。
ただし、薬機法(旧薬事法)の表現規制には注意が必要です。「効果がある」「治る」などの表現は、化粧品の範囲を超えると違法になります。事前に厚生労働省の厚生労働省公式サイトで最新ガイドラインを確認しておきましょう。
7. 美容学校・スクールの講師
経験10年以上のベテラン美容師なら、美容学校の非常勤講師や、民間美容スクールの講師という選択肢があります。
時給は2,500〜5,000円と高水準。週1回でも安定収入になります。
8. オンラインカウンセリング・ヘアスタイル相談
「うちの顔型に似合う髪型は?」「白髪はカラーで隠せる?」といった個別相談を、Zoomやチャットで請け負う副業です。1回30分3,000〜5,000円の単価で、副業として始めやすい形態です。
クラウドソーシングやキャリア・副業・人生相談のお仕事のような、相談業務系のプラットフォームでクライアントを募集できます。
9. ライター業(美容・ヘアケア記事執筆)
Webメディアの記事執筆も、美容師の知識を活かせる副業です。1記事3,000〜10,000字で5,000〜30,000円の単価が一般的。専門知識があるライターは重宝されます。
業界の単価相場は著述家,記者,編集者の年収・単価相場に詳細データがあります。月10万円を目標にする方が増えています。
10. 自宅サロン(要許可)
将来の独立準備として、自宅の一室を改装してサロン化する選択肢もあります。ただし、自宅サロンを開業するには保健所への美容所登録が必須で、シャンプー台や換気設備など細かい基準があります。
副業として始めるなら、まずシェアサロンで実績を作り、独立タイミングで自宅サロン化するルートが現実的です。
美容師の副業で必要な税金・確定申告の知識
副業を始める前に、最低限の税務知識は身につけておきましょう。「知らなかった」では済まされない部分です。
副業所得20万円ルール
給与所得者の場合、副業の年間所得(収入ではなく所得=収入から経費を引いた金額)が20万円を超えると、確定申告が必要になります。
ただし、注意点が2つあります。
- 「20万円以下なら申告不要」は所得税の話。住民税は1円でも所得があれば申告必要
- 副業の収入が「給与」(派遣美容師など)の場合は、合算した給与収入額で判断するため、副業給与が1円でもあれば原則申告対象
シェアサロンや訪問美容で個人事業主として働く場合は事業所得、または雑所得として申告します。
経費として認められるもの
副業で使った道具、薬剤、移動費、研修費、スマホ通信費の按分、シェアサロン利用料、保険料などが経費になります。領収書はすべて保管しましょう。
開業届と青色申告
副業所得が安定して年30万円を超えてきたら、税務署に開業届を出して「青色申告」に切り替えるのがおすすめです。最大65万円の特別控除が受けられます。
開業届の提出方法は、国税庁のe-Taxからオンラインでも可能です。
副業がバレる仕組みと対策
会社に副業がバレる最大のルートは「住民税」です。給与所得者の住民税は、通常は会社が給与から天引きして納める「特別徴収」の方式。副業で所得が増えると、住民税の通知額が同期入社の人より高くなり、経理担当者が気づくケースがあります。
対策は前述の通り、確定申告書で「住民税は自分で納付」(普通徴収)を選ぶこと。これで副業分の住民税は自宅に通知書が送られ、自分で納付できます。
サロン勤務と両立する集客方法
副業を成功させる最大のカギは「集客」です。技術があっても、お客様が来なければ収入になりません。サロン勤務と両立しながら、副業客を集める実務的な方法をご紹介します。
1. SNSでの発信を「資産化」する
InstagramとTikTokは、美容師の副業集客の主力です。ポイントは「サロンのアカウントとは別に、個人アカウントを育てる」こと。
サロンのアカウントは退職時に持ち出せませんが、個人アカウントは自分の財産です。週2〜3回、ヘアスタイル写真、施術ビフォーアフター、ヘアケアTipsなどを投稿し続けることで、半年〜1年でフォロワー1,000〜5,000人に到達します。
投稿に「副業の予約はDMから」と書いておけば、自然と問い合わせが入ってきます。ただし、サロン勤務時間中の予約獲得活動は就業規則違反になる可能性があるので、必ず勤務外で対応します。
2. 既存顧客への声かけ(要注意)
ここは非常にデリケートな部分です。サロンの顧客を引き抜く行為は競業避止義務違反となり、損害賠償請求や懲戒解雇の対象になる可能性があります。
ただし、お客様の方から「もし独立したら教えてね」と言ってくださる場合、退職後にご連絡することは法的に問題ありません。在職中は、自分から声をかけない。これは絶対に守ってください。
3. シェアサロン経由の集客プラットフォーム
シェアサロン運営会社の中には、独自の集客プラットフォームを持っているところがあります。アプリやWebサイトで「シェアサロン所属の美容師」を検索でき、お客様から指名予約が入る仕組みです。
副業スタートの初期は、こうしたプラットフォーム経由でお客様を獲得し、リピート時に直接予約に切り替えていく流れが現実的です。
4. 紹介制度の設計
新規顧客からのリピート率は、紹介制度の有無で大きく変わります。「お友達紹介で次回20%オフ」のようなシンプルな仕組みでも、効果は絶大です。
副業の場合、1人のお客様が2人を紹介してくれれば、3か月で顧客数は倍になります。指名でリピートしてくれる顧客10〜15人を確保できれば、月4〜5万円の安定収入になります。
5. オンライン予約・決済システムの導入
LINE公式アカウント、Squareの予約システム、Hot Pepper Beautyのフリーランス向けプランなど、オンライン予約と決済を一体化できるツールが充実しています。月額数千円のコストですが、予約管理の手間が激減します。
美容師の副業を始める前の準備リスト
副業をスタートする前にやっておくべき準備を、チェックリスト形式でまとめます。
スキル面
- カット、カラー、パーマの技術を均一に提供できるか
- シャンプー台がない環境での施術経験はあるか(訪問美容の場合)
- お客様カウンセリングを15分以内に完結させられるか
法務・税務面
- 勤務先の就業規則を確認したか
- 競業避止義務に抵触しないエリア・形態を選んだか
- 確定申告の準備(会計ソフトの選定)は済んだか
- 個人事業主向け賠償責任保険に加入したか
道具・装備面
- 自分のハサミ、コーム、ブラシは万全か
- 出張用のドライヤー、ヘアアイロンは購入したか
- カラーやパーマの薬剤調達ルートは確保したか(シェアサロンで提供される場合もあり)
集客・運営面
- SNSアカウント(Instagram、TikTok)は開設したか
- 名刺、メニュー表は作成したか
- 価格設定は地域相場とバランスが取れているか
- LINE公式アカウントなど予約管理ツールを準備したか
心構え面
- 本業のサロンを最優先するスタンスを固めたか
- 副業の上限日数を決めたか(週1〜2日が無理のない範囲)
- 体調を崩したときの「休む勇気」を持てるか
美容師の副業で失敗しないためのマインドセット
ここまで具体的な方法をお伝えしてきましたが、最後に大切な「心の持ち方」についてお話しさせてください。
副業を始めて3か月、6か月経つと、必ず「比較の罠」に陥る方がいます。SNSで「副業で月50万円稼ぐ美容師」を見て、自分の数万円の副収入を否定的に捉えてしまう。
そのとき、思い出していただきたいのは「あなたの目的は何だったか」です。家計を助けたいのか、将来の独立準備か、社外の人脈づくりか、技術の幅を広げたいのか。目的が明確であれば、他人と比較する必要はありません。
私のカウンセリングでよくお伝えしているのは「3か月単位で振り返る」という習慣です。月単位だと一喜一憂しすぎてしまう。3か月単位だと、技術の成長や顧客の定着が見えてきて、客観的に自分を評価できます。
それから、「失敗してもいい」という許容感も大切です。最初に取ったお客様にクレームをもらう、シェアサロンでうまく時間管理ができない、確定申告でミスをする。すべて、よくあることです。完璧主義は美容師さんの長所であり、副業を始めるときには弱点にもなります。
大丈夫。あなたは一人じゃありません。シェアサロンの仲間、SNSで繋がる同業者、信頼できるサロンの先輩。困ったときに相談できる人を、少しずつ増やしていきましょう。
参考までに、技術系の副業相場を見ると、理容・美容師の年収・単価相場では美容関連職種の単価動向を確認できます。同時に、別ジャンルの副業としてAI・マーケティング・セキュリティのお仕事のような技術系も、SNS集客スキルや画像生成AIの知識があれば挑戦できる領域です。
また、感性を活かす方向では作曲・編曲・効果音・ジングルのお仕事のように、まったく異分野の創作活動が副業になるケースもあります。一見、美容師から離れているようでも、サロンのBGMやプロモーション動画の音源など、活用シーンは意外と多いものです。
副業に関する深掘り資料としては、副業 Webライター 請求書 作成方法!2026年最新の完全ガイドが請求書作成や税務の実務を網羅しています。美容師でライター副業を併用する方には特に参考になる内容です。同様にサーバー・インフラ構築の副業は可能?リモート案件の探し方やWebデザイナーの副業の始め方|未経験から月5万円を稼ぐロードマップでは、異業種への副業転換ロードマップが解説されています。
将来的に資格取得で副業の幅を広げたい方は、独立開業しやすい行政書士のようなビジネス系資格、あるいはサロンのSNSやLPを自作するスキルとしてAdobe認定プロフェッショナル Adobe Expressなどのデザイン資格も視野に入ります。
副業で最も大切なのは「無理なく続けられる仕組みを作ること」です。美容師という技術職の強みを活かしながら、シェアサロンで個人客を持つ、訪問美容で社会貢献する、オンラインで知識を発信する。複数の選択肢を持ち、自分のライフステージに合わせて柔軟に組み替えていく。それが、長く健やかに働き続けるための、現実的な戦略です。
よくある質問
Q. オンラインで確定申告をするために必要なものは何ですか?
マイナンバーカード(署名用および利用者証明用の暗証番号)と、カードを読み取るためのスマートフォン、またはICカードリーダーのいずれかが必要になります。現在ではスマートフォンの活用が主流でおすすめです。
Q. オンラインで手続きをするために準備しておくものは何ですか?
本人確認用の「マイナンバーカード」、カードの読み取りや書類撮影に使う「スマートフォン」、掛金引き落とし用の「銀行口座情報」、そして事業実態を証明する「確定申告書の控え」の画像データが必要です。
Q. 未経験から副業を始める場合、最初に取るべきオンライン資格は何がおすすめですか?
IT未経験者には「ITパスポート試験(CBT方式)」がおすすめです。ITの基礎知識を網羅的に学べます。Webマーケティングの副業を目指すなら、「Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)」(完全オンライン・無料)や「Webライティング技能検定」が実務に直結しやすく、クラウドソーシングでの案件獲得の大きなアピール材料になります。
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この記事を書いた人
中西 直美
産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
大手人材会社でキャリアカウンセラーとして15年間従事した後、フリーランスの産業カウンセラーとして独立。在宅ワーカーのメンタルヘルスケアを専門に活動しています。
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