FP3級 やり方:看護師・松本あゆみが教える効率的な合格ロードマップ


この記事のポイント
- ✓FP3級の効率的な勉強方法や合格へのやり方を
- ✓現役看護師ライターの松本あゆみが解説
- ✓そして副業への活かし方を深掘りします
FP3級の取得を考えている皆さん、こんにちは!現役看護師で医療・介護・福祉系の記事執筆をしている松本あゆみです。私自身、日々の業務で患者さんやご家族の「お金の不安」に触れることが多く、その解決の一助になりたいという思いからFP3級の勉強を始めました。今回は、FP3級の効果的な「やり方」に焦点を当て、独学での学習方法から試験対策、そして取得後のキャリア展望まで、私の実体験も交えながら詳しくご紹介します。
FP3級とは?資格の魅力と取得のメリット
FP3級、正式名称「ファイナンシャル・プランニング技能士3級」は、金融、税金、保険、不動産、相続など、私たちの日々の生活に密接に関わる「お金」の基礎知識を体系的に学べる国家資格です。専門家としてではなく、個人の生活に役立つ知識として非常に価値があります。
FP3級で身につく「生きる力」としての知識
FP3級の学習範囲は多岐にわたりますが、どれも私たちの人生設計に欠かせないものばかりです。例えば、税金。給与明細を見るたびに「なぜこんなに引かれるの?」と疑問に思ったことはありませんか?FP3級では、所得税や住民税の仕組み、控除の種類などを学び、自身の納税額がどのように決まっているのかを理解できます。
私が特に「これは現場で使える!」と感じたのは、医療費控除や高額療養費制度について深く学べたことです。看護師として働いていると、患者さんから「治療費が思ったより高くて…」「この医療費控除ってどう使うんですか?」といった相談を受けることが少なくありません。以前は曖昧な返答しかできませんでしたが、FPの知識を得てからは、具体的な制度を案内し、安心して治療に専念してもらうためのサポートができるようになりました。これは、教科書的な知識だけでなく、患者さんの生活に寄り添う「生きる力」としての知識だと実感しています。
社会人として働く中で、お金に関する知識の重要性は増しています。 「税金、社会保険、投資。誰も教えてくれないから自分で取りに行くしかない。まず簿記3級とFP3級」という声があるように、基本的な金融知識はもはや必須の教養と言えるでしょう。
看護師がFP3級を取得するメリット:現場での経験を活かす新しい道
FP3級の知識は、私のような看護師にとって想像以上に大きなメリットをもたらします。
まず、自身のライフプランニングに役立つことは言うまでもありません。漠然とした老後の不安や、住宅購入、教育資金の計画など、具体的な数字として理解できるようになります。例えば、「iDeCo」や「つみたてNISA」といった制度も、FPの知識があれば積極的に活用し、将来のための資産形成を計画的に進めることができるでしょう。私もFPの勉強を始めてから、自分の資産状況を見える化し、具体的な目標設定をして運用に取り組んでいます。
次に、キャリアの選択肢が広がるというメリットです。看護師の仕事はやりがいがありますが、体力的な負担も大きく、長く働き続けるためには多様な働き方を模索する必要があります。FPの知識を活かせば、医療機関内で患者さん向けの相談業務に携わったり、セミナー講師として活動したり、あるいは私のようにメディカルライターとして金融関連の記事を執筆したりと、新たな道が開けます。
特に、医療・介護の現場を知っているFPは希少価値が高いです。患者さんの病状や治療プロセスを理解しているからこそ、その方の家計状況や将来設計に寄り添った、より具体的で現実的なアドバイスができます。「この病気だと、こういう公的制度が使えますよ」「退院後の生活設計で、こんな支援策があります」といったアドバイスは、単なる知識の伝達ではなく、相手の心を支えることにも繋がります。これは、AIにはまだ難しい、人間ならではの強みだと感じています。
FP3級の効率的な勉強方法と学習ステップ
FP3級の勉強は、正しい「やり方」を知っていれば独学でも十分に合格を目指せます。重要なのは、闇雲に参考書を読み込むのではなく、効率的な学習計画を立て、それを着実に実行することです。
独学で合格は可能?必要な勉強時間とTACの調査データ
「FP3級は独学で合格できるのか?」という疑問を持つ方は多いでしょう。結論から言えば、十分に可能です。TACなどの専門学校のデータを見ると、FP3級試験は合格率が非常に高いのが特徴です。
FP3級試験は合格率の高さが特徴です。毎回約4万人の受験者数にもかかわらず、過去の試験結果では約80%以上が合格しています。合格率から、FP3級試験が「落とすための試験ではない」ことがわかります。
出典: tac-school.co.jp
この高い合格率は、「落とすための試験ではない」という性質を示しており、基礎をしっかりと押さえれば誰でも合格できることを意味します。合格に必要な勉強時間も、他の難関資格と比較して短めです。
合格に必要な勉強時間の少なさも、独学でのFP3級合格が可能になる理由のひとつです。FP3級の合格に必要な勉強時間は、約100時間と言われています。
出典: tac-school.co.jp
FP3級で求められている知識は基礎知識です。複雑な問題や応用問題は出題されません。そのため、宅建士ほどの勉強時間を必要とせず、約100時間でも合格に必要な知識が定着するのです。
出典: tac-school.co.jp
約100時間という時間は、例えば1日2時間勉強するとして、およそ50日で達成できる計算です。集中して取り組めば、1ヶ月半から2ヶ月程度で合格レベルに達することも夢ではありません。私も夜勤明けや休憩時間など、細切れの時間を活用して勉強を進めました。社会人になってからでも十分取得できる資格だと断言できます。
無料教材の活用から過去問演習まで:具体的な学習ステップ
独学でFP3級を目指す場合、以下のステップで学習を進めるのがおすすめです。
- テキストを1冊決めて通読する: まずは全体像を掴むことが大切です。書店で自分に合ったテキストを1冊選び、細部にこだわりすぎず、1度最後まで読んでみましょう。ここで完璧に理解する必要はありません。「こんなことを学ぶんだな」という感覚で大丈夫です。無料のWebサイトやYouTubeチャンネルでも、質の高い解説動画が多数公開されています。これらを活用すれば、初期費用を抑えながら学習をスタートできます。
- 問題集を解く → テキストに戻るを繰り返す: テキストを1度読んだら、すぐに問題集に取り掛かりましょう。FP3級はインプットよりもアウトプットが重要です。問題を解く中で「ここが分からない」と感じたら、その都度テキストに戻って確認します。この反復作業が知識の定着に最も効果的です。特に、計算問題は解き方を覚えるだけでなく、実際に手を動かして数をこなすことが重要です。電卓の操作にも慣れておきましょう。
- 過去問演習を徹底する: 試験直前の1ヶ月〜2週間は、過去問演習に集中します。最低でも過去3回分、できれば5回分以上の過去問を繰り返し解き、出題傾向と時間配分を体に染み込ませます。間違えた問題には印をつけ、正解できるまで何度も解き直しましょう。特に、学科試験は〇×形式と3択形式で出題されるため、正確な知識が求められます。実技試験は記述式ですが、こちらも過去問を解くことで解答のパターンが見えてきます。
私の経験から言うと、特に「無料」で利用できる過去問サイトやアプリは非常に役立ちました。通勤時間や家事の合間にスマホでサッと問題を解くことができ、限られた時間の中でも効率的に学習を進めることができました。重要なのは、自分に合った学習スタイルを見つけ、無理なく継続することです。
FP3級試験の「おすすめ」対策:実技試験を攻略する
FP3級試験は学科試験と実技試験の2つのパートに分かれています。どちらも合格して初めて「FP技能士3級」として認定されるため、バランスの取れた対策が必要です。
学科と実技:それぞれの特徴と対策のポイント
学科試験: マークシート形式で、〇×形式と3択形式の問題が出題されます。出題範囲は「ライフプランと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の6分野です。全体的に基礎知識を問われるため、テキストと問題集をしっかり反復学習し、知識の抜け漏れをなくすことがポイントです。特に、それぞれの分野における基本的な用語や計算式は確実に覚えましょう。
実技試験: 記述形式で、20問程度の計算問題や穴埋め問題が出題されます。実技試験は、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つの実施団体があり、それぞれ出題形式や選択できる科目が異なります。どちらを選ぶかは、自分の得意分野や学習スタイルに合わせて選択するのが「おすすめ」です。
きんざいの実技試験では、「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」「資産設計提案業務」の3つから1つを選択します。日本FP協会では、「資産設計提案業務」の1種類のみです。一般的には、日本FP協会の「資産設計提案業務」の方が、きんざいの各業務と比べて幅広い分野からバランスよく出題される傾向にあり、テキスト通りの学習で対応しやすいと言われています。過去問を解いてみて、より取り組みやすいと感じた方を選ぶのが良いでしょう。
私が実技試験対策で意識したのは、事例問題に慣れることです。学科で学んだ知識を、具体的なケースに当てはめて解答する練習を重ねました。特に、医療現場での経験から、患者さんのライフステージに応じた資金計画の相談をイメージしながら問題を解くと、より実践的な思考力が養われたと感じています。
金融機関別の実技試験選びのコツ
実技試験を選ぶ際には、将来どのような分野でFPの知識を活かしたいかを考えると良いでしょう。
- 日本FP協会「資産設計提案業務」: 幅広い知識が問われるため、バランスよく学習したい方、将来的に2級以上を目指す方におすすめです。
- きんざい「個人資産相談業務」: 銀行や証券会社など、金融機関での勤務を考えている方や、預金・投資信託といった金融商品に興味がある方におすすめです。
- きんざい「保険顧客資産相談業務」: 保険業界でのキャリアを考えている方や、生命保険・損害保険の知識を深めたい方におすすめです。
私の場合、医療現場での相談業務に役立てたいと考えていたため、日本FP協会の「資産設計提案業務」を選択しました。様々なケースに対応できる総合的な知識を身につけたかったからです。
FP3級合格後の市場価値とキャリアパス
FP3級は、お金に関する基礎知識を証明する資格であり、取得したからといってすぐに「稼げる」わけではありません。しかし、その知識は様々なキャリアパスの土台となり、自己成長を促す強力なツールになります。
FP3級は「スタートライン」。上位資格や関連資格への展望
FP3級は、まさにファイナンシャルプランニングの世界への「スタートライン」です。この資格を足がかりに、さらに知識を深めたいと考える方も多いでしょう。 上位資格としては、FP2級、そして最難関のFP1級があります。これらはより専門的で応用的な知識が求められ、プロのファイナンシャルプランナーとして独立開業を目指す場合に有利になります。
また、関連資格として簿記3級・2級、宅建士、社会保険労務士などがあります。これらの資格と組み合わせることで、より幅広い分野での専門性を高めることができ、市場価値を大きく向上させることができます。例えば、簿記の知識があれば企業の財務状況を読み解く力がつき、宅建士の知識があれば不動産投資のアドバイスも可能になります。私自身も、FP3級取得後に簿記3級の勉強を始め、医療機関の経理や経営状況にも興味を持つようになりました。
副業としてのFP活動:看護師としての経験を活かす
FP3級の知識は、看護師の副業としても非常に有効活用できます。例えば、以下のような活動が考えられます。
- メディカルライター: 私のように医療系の記事を執筆する際に、お金に関する専門知識を盛り込むことで、記事の質を高められます。医療費や介護費用、医療保険制度など、FPの知識が役立つ場面は多岐にわたります。
- 健康・医療系相談業務: 個人や企業向けに、健康経営や福利厚生、医療費に関する相談に乗るコンサルティング業務も可能です。特に、医療現場での経験がある看護師だからこそ提供できる、実践的で信頼性の高いアドバイスは大きな強みになります。
- オンラインコンテンツ作成: YouTubeやブログで、医療費や介護費用、健康と保険に関する情報発信を行うことで、収益を得ることも可能です。分かりやすい解説は多くの人に求められています。
副業を始める際には、クラウドソーシングサイトを活用すると、手軽に案件を見つけることができます。例えば、手数料0%で利用できる@SOHOのようなプラットフォームであれば、始めたばかりでも利益を最大化しやすいでしょう。クラウドソーシングについて詳しく知りたい方は、クラウドソーシングとは?基礎知識を学ぶ の記事も参考にしてみてください。自分のスキルや経験を活かして、新しい働き方を見つけることができます。
まとめ:FP3級取得で広がる未来
今回は、FP3級の効率的な勉強「やり方」に焦点を当て、資格のメリットから具体的な学習ステップ、そして取得後のキャリアパスまでご紹介しました。FP3級は、お金に関する基礎知識を体系的に身につけ、自身のライフプランニングに役立てるだけでなく、キャリアの選択肢を広げる可能性も秘めた資格です。
私自身、看護師として医療現場で培った経験とFPの知識を組み合わせることで、メディカルライターとして活動の幅を広げることができました。現場を知る人間だからこそ伝えられる「生きた情報」の価値は、計り知れません。
FP3級の勉強を通じて得られる知識は、決して無駄になることはありません。むしろ、人生を豊かにするための強力なツールとなるでしょう。ぜひ、この記事で紹介した「やり方」を参考に、FP3級合格を目指してみてください。あなたの未来が、より明るく、豊かなものになることを心から願っています。
よくある質問
Q. 副業が病院にバレることはありませんか?
一般的に、住民税の納付方法を「普通徴収(自分で納付)」に切り替えることで、勤務先に知られるリスクを抑えることができます。ただし、就業規則で副業が禁止されている場合は、事前に確認しておくことがトラブルを防ぐ鍵となります。
Q. 看護師バイトと在宅ワーク、どちらが効率的ですか?
即金性を求めるなら、日給制の看護師スポットバイト(健診、ツアーナース等)が効率的です。一方で、将来的なスキルアップや「バレにくさ」、体力的な負担の軽減を重視するなら、在宅ワーク(ライティング、カウンセリング等)に軍配が上がります。自分の現在の体力と目指すライフスタイルに合わせて選ぶのが最適です。
Q. 未経験から医療ライターで月5万円稼げますか?
はい、可能です。最初は1文字1円程度の案件から始め、1〜2ヶ月かけて実績を作ります。その後、1文字2円以上の高単価案件に採用されるようになれば、月に3〜4本の記事執筆で5万円を達成できます。
Q. 看護師が副業をしてバレる一番の原因は何ですか?
最も多いのは「住民税」の金額変化です。副業収入が住民税に反映され、本業の給与計算担当者が気づくケースです。これを防ぐには、確定申告時に住民税を「普通徴収(自分で納付)」に選択することが有効ですが、自治体や副業の形態(バイトか請負か)によって対応が異なるため、事前の確認が必要です。
Q. 公務員看護師ですが、絶対に副業はできませんか?
法律により原則禁止されていますが、例外的に許可される場合もあります(実家の農作業の手伝い、家賃収入、少額の執筆活動など)。ただし、必ず事前に「任命権者(病院長など)」の許可を得る必要があり、無許可で行うと懲戒処分の対象となります。リスクを考えると、無許可での活動はおすすめしません。
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この記事を書いた人
松本 あゆみ
元看護師・医療系ライター
大学病院で看護師として8年間勤務。介護福祉士の資格も取得し、医療・介護両方の現場を知る立場から、ヘルスケア系の記事を執筆しています。
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