大学生のうちに取るべき資格10選|在学中に副業で稼ぐための準備

宮田 陸
宮田 陸
大学生のうちに取るべき資格10選|在学中に副業で稼ぐための準備

この記事のポイント

  • 大学生のうちに取得しておくと副業やフリーランスで有利になる資格を10個厳選
  • 学業と両立しやすい学習方法
  • 在学中から稼ぎ始めるための具体的なステップも解説します

大学生のうちに資格を取っておくと、就活で有利になるだけでなく、在学中から副業で収入を得ることも可能です。社会人になってからでは確保しにくいまとまった学習時間がある今こそ、将来の選択肢を広げる資格取得に挑戦しましょう。

大学生が資格を取るべき3つの理由

1. 学習時間を確保しやすい

社会人と比べて、大学生は試験前に集中して勉強する時間を作りやすい環境にあります。平均的な大学生の自由時間は、学期中でも週20〜30時間あると言われており、このうちのわずか1日2時間を資格学習に充てるだけで、年間で700時間以上の学習が可能です。特に長期休暇(春休み・夏休み)を活用すれば、短期集中で難関資格を取得することも夢ではありません。

2. 在学中から副業収入が得られる

資格を活かしてクラウドソーシングで案件を受注すれば、アルバイトよりも時給の高い副業が可能です。例えば、カフェでのアルバイトが時給1,200円だとした場合、専門資格を用いたWeb制作やライティング案件であれば、実績次第で初月から時給2,000円〜3,000円、スキルアップに伴い5,000円以上を目指すことも十分に可能です。場所や時間に縛られない働き方は、学業との両立にも最適です。

3. 就活と副業の両方に活きる

ここで紹介する資格は、就活のアピール材料になるのはもちろん、副業・フリーランスとしても稼げる実用的なものばかりです。面接官は「ただ勉強した人」よりも「実際に資格を活かして、いくら稼いだ経験がある人」を高く評価します。副業の実績は、ビジネススキルや自己管理能力を証明する最強の武器となります。

大学生におすすめの資格10選

1. FP3級 → 2級

FP(ファイナンシャルプランナー)は、お金の知識を体系的に学べる資格です。

項目 FP3級 FP2級
学習時間 30〜60時間 150〜300時間
受験料 8,000円 11,700円
合格率 約80% 約40〜50%

副業での活用: 金融系Webライティングは文字単価が高く、FP資格があれば大学生でも文字単価2〜4円の案件に応募できます。月に5〜10本記事を書けば、アルバイト以上の収入も可能です。さらに、クラウドソーシング上で「FP保有者が執筆」と記載するだけで、クライアントからの信頼度は2倍以上に高まります。

2. 簿記3級 → 2級

簿記は、ビジネスの基礎教養として最も汎用性の高い資格です。

副業での活用: 確定申告シーズン(1〜3月)の記帳代行やデータ入力案件は、簿記3級の知識があれば対応できます。春休みに集中して稼ぐ学生も多いです。また、自身の副業が軌道に乗った際、自ら確定申告を行うための知識としても極めて重要です。簿記2級まで取得すれば、決算書の読解能力が身につき、フリーランスとして独立する際の経営基盤が強固になります。

3. TOEIC

TOEICは就活で最も評価される語学資格です。

副業での活用: 800点以上あれば翻訳案件に応募できます。英語のニュース記事の要約や、海外製品のレビュー翻訳など、大学生のスキルで対応できる案件も豊富です。特に技術文書やIT関連の海外記事翻訳は、需要が高く単価も安定しています。長期インターンシップへの応募条件としてTOEIC 700点以上を掲げる企業も多く、副業とインターンを掛け持ちする学生には必須の資格です。

4. Google広告認定

Google広告認定は、無料で取得できるマーケティング系資格です。

副業での活用: 個人事業主や中小企業の広告運用代行は、成果報酬型で高収入が期待できます。大学のゼミでマーケティングを学んでいるなら、理論と実践を結びつける絶好の機会です。運用予算を10万円扱う案件を2件受け持てば、月々の副業収入は手数料を差し引いてもかなりの額になります。資格自体の難易度は高くありませんが、実際の管理画面に触れて運用結果を出したという経験が何よりも価値を持ちます。

5. ITパスポート

IT系国家資格の入門編です。

副業での活用: 直接的な高単価案件にはつながりにくいですが、IT系のライティングや事務サポートの案件で「IT知識がある」ことのアピールになります。他のIT資格への足がかりとしても有効です。特にDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進される昨今、ITの基礎を知っているだけで、非IT系のライティング案件においても差別化が図れます。

6. 基本情報技術者

基本情報技術者は、ITエンジニアの登竜門として知られる国家資格です。

副業での活用: プログラミングの基礎力を証明でき、プログラミング案件への応募で信頼性が上がります。情報系学部の学生なら、授業の延長線上で取得可能です。この資格があると、クラウドソーシング上で「未経験可」ではなく「エンジニア経験者」としての案件にも挑戦でき、時給ベースで1,500円〜2,500円の案件への合格率が飛躍的に高まります。

7. Python 3 エンジニア認定

Python認定は、今最も需要の高いプログラミング言語の資格です。

副業での活用: データ分析、Webスクレイピング、業務自動化などの案件に対応できます。大学の研究でPythonを使っているなら、少しの追加学習で取得可能です。特に、データのスクレイピング(収集)案件は自動化プログラムを構築して納品すれば、実作業時間は数時間で済み、非常に高い時給単価を達成できます。

8. Webデザイン技能検定3級

Webデザイン技能検定の3級は、Web制作の基礎力を証明する国家資格です。

副業での活用: バナー制作やWebサイト制作の入門案件で活用できます。デザイン系の学部でなくても、独学で十分取得可能です。3級といえど国家資格であることは、クライアントにとって「基礎がわかっている」という大きな安心感に繋がります。ポートフォリオをしっかり作れば、1件5,000円〜1万円程度の案件を月5〜10件こなすことも可能です。

9. 色彩検定3級

デザインの基礎理論を学べる資格です。

副業での活用: バナーデザイン、プレゼン資料作成、SNS画像制作などのビジュアル系案件で、理論に基づいた提案ができるようになります。「何となく」色を選ぶのではなく、「この配色はターゲット層に信頼感を与えるため採用しました」と説明できるスキルは、クリエイティブ案件でのリピート率を高めます。

10. ウェブ解析士

Webマーケティングの実務知識を体系的に学べる資格です。

副業での活用: アクセス解析レポートの作成やSEO対策の提案など、マーケティング系の案件で活用できます。Google広告認定やGA4認定と組み合わせると、マーケティング系の副業で強力なアピール材料になります。解析結果を基にクライアントの売上を10%アップさせたという実績が作れれば、即座に単価交渉のテーブルに乗ることができます。

学年別おすすめ取得スケジュール

1年生:基礎資格を固める

  • 春〜夏: ITパスポートまたは簿記3級
  • 秋〜冬: FP3級またはTOEIC初受験

1年生のうちは「資格取得の成功体験」を積むことが重要です。まずは合格率の高い資格から始め、勉強の習慣を身につけましょう。この段階でPCスキルの基礎であるExcelやWordの資格(MOS等)も併せて取得しておくと、後の副業がスムーズになります。

2年生:副業を開始する

  • 春〜夏: Google広告認定 + GA4認定(無料で取得)
  • 秋〜冬: FP2級または簿記2級に挑戦
  • 並行して: クラウドソーシングで小さな案件を受注開始

2年生からは資格を活かした副業を始めます。まずは単価1,000円〜3,000円の案件で実績を作りましょう。最初の3〜5件は評価稼ぎと割り切り、丁寧な仕事を心がけるのがコツです。

3年生:専門性を高める

  • 春〜夏: 専門分野の資格(基本情報、Python認定等)
  • 秋〜冬: 就活と副業を両立

3年生は就活が始まりますが、資格と副業の実績があれば面接でのアピール材料も豊富です。「在学中に月5万円の副業収入を得ていた」というエピソードは、行動力の証明になります。面接官に対して、売上管理や顧客折衝の経験を具体的な数値で語れるよう準備しましょう。

大学生が副業を始めるための具体的なステップ

ステップ1:資格を取得する(1〜3ヶ月)

まずは1つでいいので資格を取得します。FP3級やGoogle広告認定なら1ヶ月以内で取得可能です。資格そのものよりも、「合格するために計画的に学習し、結果を出した」というプロセスが重要です。

ステップ2:クラウドソーシングに登録する

@SOHOなどのクラウドソーシングサービスに登録し、プロフィールを充実させます。この際、単に「資格を持っている」と書くだけでなく、「この資格を活かしてどのような貢献ができるか」を具体的に記載してください。

ステップ3:小さな案件から始める

最初は文字単価1円程度のライティング案件や、3,000〜5,000円の単発案件から始めましょう。実績と評価を積み上げることが最優先です。評価が5.0になるまでは低単価でも我慢し、評価数を20件以上目指すのが理想です。

ステップ4:単価を上げていく

実績が5〜10件たまったら、徐々に高単価案件に応募していきます。資格+実績の組み合わせで、単価交渉もしやすくなります。ここで「継続案件」を確保できれば、安定的な副業収入の完成です。

注意点:学業との両立とトラブル防止

副業に熱中しすぎて学業がおろそかになっては本末転倒です。

  • 講義期間中は週10時間以内を目安にコントロールしましょう。
  • 長期休暇中に集中して稼ぐスタイルがおすすめ。学期中は学習、休暇は実践というメリハリをつけることが継続の鍵です。
  • 卒業に必要な単位は最優先。副業のせいで留年しては、せっかくのキャリア形成が台無しになります。

また、大学によっては副業に関する規定がある場合もあるため、学生課に確認しておくと安心です。個人情報の取り扱いや、契約内容の確認など、社会人としての最低限のマナーを身につける良い訓練にもなります。

新しいh2セクション:資格と副業を成功させる「ポートフォリオ」作成の心得

資格を持っているだけでは、クラウドソーシングでの競争に勝つことは困難です。そこで重要になるのが「ポートフォリオ」です。

なぜ大学生にポートフォリオが必要なのか?

企業が発注する際、最も重視するのは「実績」です。資格は基礎力の証明ですが、ポートフォリオは成果物の証明です。実績がゼロの大学生であっても、自分で架空のプロジェクトを作ってポートフォリオを構築すれば、即戦力として評価されます。

ポートフォリオに入れるべき要素

  1. 資格証の画像: 本人であることを証明する
  2. 学習内容の要約: どういう知識を持っているか
  3. 架空または実際の制作物: バナー、記事、コード等
  4. 副業への意気込み: 納期遵守や連絡の速さ

これらの情報を1枚のWebページにまとめてURLをプロフィールに記載するだけで、採用率は確実に3倍以上になります。

まとめ

大学生のうちに資格を取得しておくことで、在学中から副業で稼ぐ環境を整えることができます。まずはFP3級やGoogle広告認定など取得しやすい資格から始めて、クラウドソーシングでの実績を積み上げていきましょう。卒業時には「資格+実務経験」という強力な武器を手に入れることができます。

この武器があれば、就職活動の面接で「ガクチカ」として話す際に、他の学生とは一線を画す具体的な成果を語ることができます。さらに、万が一就職先でキャリアに悩んだとしても、既に自力で稼ぐ力を持っていることは、あなたにとって最大の精神的支柱となるはずです。

よくある質問

Q. 文系未経験からフリーランスを目指す場合、まず何を取るべきですか?

まずは「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」で基礎を固めるべきです。その後、SalesforceやGoogle広告などの「ツール特化型資格」を目指すと、比較的早く副業レベルの案件に手が届きやすくなります。

Q. フリーランスのフロントエンドエンジニアに資格は必要ですか?

フロントエンドエンジニアの場合、資格よりも実績とポートフォリオが重視されます。ただし、AWS認定資格やGoogle Cloud認定資格は、クラウドインフラも含めた案件で加点要素になるケースがあります。

Q. フリーランスと副業はどちらが稼げますか?

本業の収入を維持しつつ副業で稼ぐほうがリスクは少ないですが、年収の上限は限られます。副業で月10〜20万円(年間120〜240万円)を超えるのは時間的に難しいため、本格的に稼ぎたい場合はフリーランスとして独立するほうが年収の天井は高くなります。副業の確定申告については副業の確定申告完全ガイドで解説しています。

Q. フリーランスの副業で確定申告が必要になる基準は?

副業による所得(売上から経費を差し引いた金額)が年間20万円を超えた場合に、所得税の確定申告が必要となります。ただし、20万円以下であっても市区町村への住民税の申告は必要です。

Q. 実務経験が少ないのですが、フリーランスとしてやっていけますか?

最初から「設計のプロ」として売るのは難しいかもしれませんが、「小規模なデータベースの構築・保守」から始めることは可能です。まずは副業として小さく始め、実績を積んでから独立することをおすすめします。

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宮田 陸

この記事を書いた人

宮田 陸

現役大学生フリーランサー

法政大学3年生。高校時代にYouTube切り抜き動画でクラウドソーシングを始め、大学2年でバイトを完全にやめる。月収15万円を達成し、大学生×フリーランスのリアルを発信中。

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