日商簿記2級

この資格とは
日商簿記2級は、日商簿記3級の上位資格で、株式会社の会計処理と工業簿記(原価計算)の知識を認定します。商業簿記では連結決算、税効果会計、リース会計などの高度な会計処理が出題され、工業簿記では原価計算の各手法が問われます。経理・会計のプロフェッショナルとして広く認知されています。
取得するメリット
日商簿記2級を取得すれば、月次決算、年次決算、原価計算などの高度な経理業務に対応できることを証明できます。フリーランスの経理代行として高単価の案件を獲得でき、企業の財務担当者と対等にコミュニケーションが取れるレベルの知識が身につきます。
試験概要
試験は90分で大問5問が出題されます。商業簿記3問(仕訳、連結精算表、財務諸表等)と工業簿記2問(原価計算、標準原価計算等)です。100点満点中70点以上で合格です。合格率は約20%と3級と比べて難易度が大幅に上がります。
勉強方法・おすすめ教材
「スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記」「スッキリわかる 日商簿記2級 工業簿記」の2冊セットが定番です。3級の知識を前提としているため、まず3級合格後に2級の学習を始めましょう。特に連結決算と工業簿記は初学者には馴染みがないため、重点的に学習が必要です。
この資格が活きる仕事
月次・年次決算の代行、原価計算、財務分析レポートの作成、税理士事務所の補助、企業の経理業務全般の代行など、高度な会計・経理案件で活かせます。
よくある質問
3級と2級の難易度の差は大きいですか?
非常に大きいです。3級の合格率は約40%ですが、2級は約20%です。工業簿記という新しい分野が加わり、商業簿記も連結決算など高度な内容になります。3級合格後4〜6ヶ月の学習が目安です。
工業簿記は難しいですか?
工業簿記は考え方が商業簿記と異なるため最初は戸惑いますが、パターンを理解すれば得点源になります。原価計算の仕組みを理解することが重要です。
2級で十分ですか、1級も必要ですか?
フリーランスの経理代行や経営支援であれば2級で十分です。1級は公認会計士や税理士を目指す方向けの超上級レベルで、合格率は約10%です。