中国語の翻訳の在宅副業の始め方


この記事のポイント
- ✓翻訳を在宅の副業にするまでの手順をまとめました
- ✓簡体字と繁体字の選び方
- ✓そして在宅で続けるための時間と体の整え方まで順番に解説します
中国語 翻訳 在宅 副業、と検索して、案件の探し方の記事をいくつも読んだ。それでも一歩目が踏み出せない。こういうご相談、本当に多いんです。
理由ははっきりしています。探し方は分かっても、受けたあとに何が起きるのかが分からないから。分からないことに時間を差し出すのは、誰だって怖いものです。
大丈夫ですよ。この記事では、案件を探すところから、初回の納品を終えて入金を確認するところまでを、順番に全部お話しします。読み終わったときに「明日やることが1つ決まっている」状態になるように書きました。
在宅の中国語翻訳でつまずくのは「探し方」ではありません
先にお伝えしておきたいことがあります。
中国語の翻訳を副業にした人が途中でやめる理由は、案件が見つからないことではありません。いちばん多いのは、時間の見積もりが崩れて、本業や家庭に影響が出てしまうことです。
3,000文字の翻訳を「2時間で終わるだろう」と思って受ける。実際には用語調べに3時間、訳出に3時間、見直しに1時間かかる。深夜まで作業して、翌日の仕事に響く。
この経験が2回続くと、たいていの人が「副業は自分に向いていない」と結論づけてしまいます。でも、向いていないのではありません。最初の見積もりの立て方を知らなかっただけです。
だから、この記事は探し方から始めません。前提を整えるところから始めます。
副業として成立させるための3つの前提
どの中国語を扱うのかを決める
中国語という言い方の中には、実は複数のものが含まれています。まず、文字が2種類あります。中国大陸で使われる簡体字と、台湾や香港で使われる繁体字です。
そして、文字だけの違いではありません。語彙も表現も違います。同じ「ソフトウェア」でも、大陸では「软件」、台湾では「軟體」。単純に文字を変換すれば済む話ではないんです。
案件の募集を見ると「中国語翻訳」としか書かれていないことがありますが、応募する前に必ず確認してください。簡体字なのか繁体字なのか。読者はどの地域の人なのか。
ここを確認せずに受けて、納品後に「これでは使えない」と言われる。とても多いトラブルです。でも、応募時に1行聞くだけで完全に防げます。
自分がどちらを扱うかは、学んできた環境で自然に決まっていることが多いはずです。無理に両方に対応しようとせず、まずは慣れているほうに絞ってください。
中国語だけでなく日本語の力が問われます
これも、最初にお伝えしておきたいことです。
中国語のネイティブスピーカーの方から「日本語もできるので翻訳の副業をしたい」というご相談をいただくことがあります。もちろん可能です。ただ、中日方向の翻訳では、日本語で自然な文章が書けるかどうかがそのまま評価になります。
実際の募集要項を見ると、この点がはっきり書かれています。
仕事内容\通訳翻訳の経験がなくてもチャレンジ可能!/ \SNSアプリやAIに興味がある方にもおすすめ/ \中国語スキル活かせる!/ \六本木駅直結でアクセス良好!/ \土日祝お休み/ 中国語翻訳/通訳、その他事務作業もお任せいたします! 【業務内容】 ・中国語翻訳/通訳 ・中国語での資料作成 ・企画立案 ・データ集計、分析 ・会議事録作成 〇中国語/日本語ビジネスレベルかつ中国語/日本語ネイティブレベルの方は未経験でもチャレンジ可能です! (日本語N1レベル以上の日本語力必須) 〇就業経験は必須となります ※週5日フルでのご就業を前提としております※ 出典: jp.stanby.com
「未経験でもチャレンジ可能」と書かれている一方で、日本語の水準は明確に条件として残っています。免除されているのは業界の経験であって、言語の力ではありません。
日本語が母語の方は、中日方向に強みがあります。中国語が母語の方は、日中方向に強みがあります。どちらの方向を主戦場にするか。ここを決めておくと、応募の的が絞れます。
週にどれだけ使えるかを先に決める
副業でいちばん大事なのは、この前提です。
平日の夜に2時間、土日にどちらか4時間。この場合、週の稼働は14時間です。
そして、翻訳の速度は分野と慣れによりますが、はじめのうちは1時間あたり500文字から800文字と見ておくと安全です。週14時間なら、週7,000文字から11,000文字。
この数字を持っていると、「納期3日で1万文字」という打診が来たときに、受けられるかどうかを一瞬で判断できます。判断できると、断ることが怖くなくなります。
断るのが怖いのは、判断の基準がないからです。基準を先に作っておきましょう。
もうひとつ、稼働時間を決めるときのコツがあります。予定した時間を全部作業に充てないことです。14時間確保できるなら、受注は10時間分までにしておく。残りは、体調を崩した日、家族の予定が入った日、修正依頼が来た日のための余白です。
余白のない計画は、1回の想定外で崩れます。そして崩れた経験が、副業をやめる理由になります。最初から余白込みで組んでおいてください。
中国語の需要はどこにあるのでしょう
分野を絞るとき、どこに仕事があるのかが見えていないと選びようがありません。在宅で受けやすい順に、4つの領域を見ておきましょう。
ECと商品まわり
中国から日本へ、日本から中国へ。どちらの方向でも、商品説明、仕様書、レビュー、広告文、問い合わせへの返信文の需要があります。
1件あたりの分量は小さめです。500文字から2,000文字くらい。でも件数が多く、継続案件になりやすい。副業として、いちばん時間を組みやすい領域です。
この分野で求められるのは、直訳ではなく「その国の人が買いたくなる文章」です。だから、販売や接客の経験がある方は思っている以上に有利です。語学の勉強歴より、売り場を知っていることが効きます。
ビジネス文書と社内資料
日中に拠点を持つ企業の議事録、業務マニュアル、報告書、契約書のドラフト。定型的で、用語の一貫性が重視されます。
単価は中位から上位です。継続性も高い。前職が事務職や管理部門だった方は、文書の構造をすでに知っているので入りやすい領域です。
ただし、契約書や法務文書は、訳の誤りが直接損害につながります。自信がない段階では「参考訳」の位置づけで受け、最終的な確認は依頼側で行う前提を明確にしておいてください。
コンテンツとエンタメ
ドラマ、ゲーム、アプリのUI、SNSの投稿文、ウェブ小説。分量が大きく、常に人手を必要としている領域です。
参入しやすい一方で、単価は高くありません。ただ、実績を積む速度は速い。まずここで取引の流れを覚えて、別の領域に広げていく方は多いです。
専門文書
医薬、特許、金融、法務。単価はいちばん高い領域です。
ただし、未経験からいきなり入るのは現実的ではありません。他の領域で取引の経験を積みながら、並行して分野の知識を入れていく。2年から3年かけて移っていく道筋だと考えてください。
焦らなくて大丈夫です。専門分野は、逃げていきません。
案件の探し方は4つあります
前提が整ったら、探し方の話です。入り口は4つあり、それぞれ性質が違います。
案件マッチングの場
個別の案件に応募する形です。反応が早く、小さな案件が多いので、最初の実績づくりに向いています。
どんな案件が出ているかは、募集ページの説明文を読むだけでも掴めます。
中国語翻訳の仕事・案件一覧ページです。クラウドソーシング・アウトソーシングに強いランサーズでは、中国語翻訳の仕事情報の検索から納品、報酬の受け取りまで、すべて完結します。時間や場所にとらわれず、在宅や副業などさまざまな働き方を実現可能です。24時間365日のサポート体制をご用意しています。仕事、業務委託/副業案件、求人をお探しのフリーランスの方はまず会員登録がおすすめです。 出典: lancers.jp
検索から納品、報酬の受け取りまでが1か所で完結するのは、初めての人にとって大きな安心材料です。ただし、報酬から16.5%から20%程度の仲介手数料が引かれるのが一般的です。年間50万円の売上なら、8万円から10万円が手数料になります。
実績づくりの場として割り切って使い、慣れてきたら別の入り口も併用する。この使い分けが現実的です。
翻訳会社への登録
トライアルを受けて登録される形です。審査に数週間から数か月かかりますが、通れば案件が向こうから届くようになります。
副業でやる場合、この「向こうから来る」状態はとても楽です。自分から探す時間がゼロになりますから。ただ、稼働できる曜日や時間帯を最初に伝えておかないと、対応できない打診が続いてしまいます。登録時に必ず伝えてください。
求人型の募集
在宅勤務可の翻訳職として募集が出ている形です。週の稼働日数が決まっていることが多く、副業としては条件が合わないこともあります。
ただ、募集要項は情報の宝庫です。どんなスキルが求められているのか、どの業界が中国語人材を必要としているのかが分かります。応募しなくても、定期的に眺めておく価値があります。
直接の取引
中国語の対応が必要な事業者と、直接やりとりする形です。ECの事業者、輸入品を扱う小売、インバウンド向けのサービス業、製造業の調達部門。
間に入る会社がないので、条件は良くなります。同じ予算でも依頼する側は多く頼めますし、受ける側は手取りが厚くなる。手数料0%で直接つながれる場を1つ持っておくと、副業の収支がずいぶん変わります。
トライアルは訳の正確さだけを見ていません
トライアルで見られているのは、実は4つあります。
1つ目は訳の正確さ。2つ目は指示を読んでいるか。3つ目は期日を守っているか。4つ目は納品形式が指定どおりか。
2つ目から4つ目は、語学力とは関係ありません。でも、ここで落ちる人が本当に多いんです。
指示書に用語の指定があれば、自分の好みの訳語ではなくそちらを使う。ファイル名の付け方が指定されていればそのとおりにする。訳注が必要な箇所は、勝手に判断せずコメントで残す。期日は前日までに出す。
こう書くと当たり前に見えますが、当たり前のことを全部やっている応募者は、実は少数です。だから、ここを丁寧にやるだけで通過率が上がります。
トライアルの分量は300文字から1,000文字程度が一般的です。それを大きく超える分量を無償で求められた場合は、分量の根拠を確認してよいと思います。聞くことは失礼ではありません。
応募のときに添える文章についても、少しお話しさせてください。
長く書く必要はありません。400文字から600文字で十分です。書く順番は、募集内容の要約、その分野との自分の接点、語学力を示す客観的な材料、対応できる文字と方向(簡体字か繁体字か、中日か日中か)、そして稼働できる時間帯と納期の見込み。
最後の項目が、意外といちばん効きます。依頼する側は段取りを組みたいので、いつ動ける人なのかが書いてあると安心するんです。
逆に、書かなくてよいものもあります。中国語を学び始めた動機、留学時代の思い出、その国の文化への愛着。読み手にとっては採否の材料になりません。気持ちは、分野への理解の深さで示すほうが伝わります。
初回納品までの7つの流れ
案件が決まってから入金までを、順番に見ていきます。初めての方は、この流れを1枚の紙に書いて手元に置いておくと安心です。
第1に、条件を確認します。分量、期日、単価、修正回数の上限、納品形式、支払期日。この6つです。メールかチャットで、文字として残る形で確認してください。
第2に、原稿を受け取って自分で分量を数えます。相手の見込みではなく、実ファイルの文字数を自分で確認する。ここがずれていると、あとの計算が全部ずれます。
第3に、作業計画を立てます。訳出にかかる時間だけでなく、用語調べと見直しの時間を別に見積もる。合計が確保できる時間に収まらなければ、この段階で納期の相談をしてください。着手後に相談するより、はるかに受け入れられやすいです。
第4に、訳出します。分からない箇所は飛ばさず、印を付けて先に進む。後でまとめて調べるほうが速いことが多いです。
第5に、見直します。理想は1日置いてから。難しければ、せめて数時間おいて、原文を見ずに訳文だけを読む。日本語として不自然な箇所が見えてきます。
第6に、納品します。指定の形式、指定のファイル名で。訳注や申し送りがあれば、本文とは別にまとめて添えます。「ここは意図的にこう訳しました」の一言があると、相手の確認作業が楽になります。
第7に、入金を確認します。支払期日を過ぎているのに入金がなければ、遠慮せず確認の連絡をしてください。督促ではなく確認です。処理の漏れであることも珍しくありません。
この7つのうち、初めての方がいちばん飛ばしてしまうのが第1と第2です。早く着手したい気持ちが勝ってしまうんですね。でも、この2つに使う時間は15分くらいです。その15分が、あとの何十時間分かを守ってくれます。
そして納品のあと、もう1つだけやってほしいことがあります。実際にかかった時間を記録することです。訳出、用語調べ、見直し、修正対応、やりとり。分けて記録しておくと、次の見積もりが正確になります。
3件も記録すれば、自分の速度が数字で見えてきます。そこから先は、見積もりで悩む必要がなくなります。
初めての方がつまずきやすい4つのこと
分量を相手の見込みで受けてしまう
「A4で3枚くらい」という言い方で打診が来ることがあります。この表現、実は幅がとても広いんです。文字の大きさや余白によって、1,500文字にも4,000文字にもなります。
必ず実ファイルを受け取って、自分で数えてください。数えてから見積もる。この順番だけは崩さないでください。
修正の回数を決めていない
納品したあとに修正の依頼が来る。これは普通のことです。問題は、回数に上限がないと、いつまでも終わらないことです。
「修正は2回まで、それ以降は追加のご相談とさせてください」。この1文を最初の条件確認に入れておくだけで、後の消耗がかなり減ります。
最初にお願いするのは気が引ける、という気持ちは分かります。でも、依頼する側にとっても回数が決まっているほうが予算を組みやすい。お互いのための線引きです。
機械翻訳の扱いを確認していない
日本語と中国語は漢字を共有しているので、機械翻訳の出力が一見それらしく見えます。だから、そのまま使いたくなる誘惑があります。
ここは2つ注意が要ります。
1つ目は、契約上の問題です。守秘義務のある文書を外部のサービスに入力することを禁じている案件があります。指示書に記載がなければ、使ってよいか確認してください。
2つ目は、品質の問題です。機械翻訳は、固有名詞、数値の単位、否定の範囲、敬語の階層で誤ります。しかも誤っていても日本語として自然に読めてしまうので、見落とします。下訳として使うなら、原文と1文ずつ突き合わせる前提で扱ってください。
断ることを避けてしまう
いちばんお伝えしたいのが、これです。
受けられない条件の案件を、断れずに受けてしまう。そして深夜まで作業して、体を壊す。こういうご相談を、本当によくいただきます。
断ることは、信用を失う行為ではありません。「今回の納期では品質を保てないので見送らせてください」と伝えられる人は、むしろ次に声がかかります。無理をして質の低い訳を出すほうが、関係を損ないます。
週に使える時間を数字で決めておくと、断る判断が感情ではなく計算になります。だから、前提の3つ目に「時間を決める」を置きました。
在宅で続けるための整え方
ここからは、体と心の話をします。地味ですが、続くかどうかを決めるのは実はここです。
時間を区切ってください
在宅の作業は、終わりが決まっていません。だから、いくらでも伸びます。
「今日は22時まで」と決めて、区切ってください。区切ったところで途中でも構いません。翌日の自分は、今日の自分より頭が動きます。深夜に無理して仕上げた訳文は、翌朝読むとたいてい直したくなります。
姿勢と目を守ってください
翻訳は、画面を長時間見続ける作業です。原文と訳文を行き来するので、目の負担は普通の作業より大きい。
50分作業したら10分離れる。この習慣だけで、翌日の疲れ方が変わります。急いでいるときほど、休憩を飛ばしたくなります。でも、疲れた状態で見直した訳文は、見落としが増えます。結果的に遅くなるんです。
誰かと話す時間を残してください
在宅の作業が増えると、人と話す時間が減ります。会社勤めをしながらの副業なら本業で会話がありますが、休日に家にこもって作業する日が続くと、気づかないうちに消耗します。
これは特別なことではなく、在宅で作業する人の多くが経験することです。翻訳者どうしのコミュニティに入る、勉強会に参加する、家族と食事の時間を決めておく。方法は何でも構いません。人と話す予定を、作業の予定と同じくらい大事に扱ってください。
お金のこと
副業として受ける以上、報酬の扱いも整理しておきましょう。
給与を1か所からもらっている会社員の方の場合、給与以外の所得が年間20万円以下であれば、所得税の確定申告が不要とされる取り扱いがあります。ただし、この基準は所得(収入から経費を引いた額)で判定します。また、所得税の申告が不要な場合でも住民税の申告は別に必要になることがあります。
お住まいの自治体や個別の事情によって扱いが変わりますので、実際の判断は国税庁の案内や自治体の窓口で確認してください。※金額が大きくなってきた場合や、本業の就業規則で副業に条件がある場合は、早めに税理士や勤務先に確認することをおすすめします。
経費として計上できる可能性があるものも、記録だけは残しておいてください。辞書やソフトウェアの購入費、通信費の按分、参考書籍。領収書を月ごとにまとめておくだけで、後の手間がまるで違います。
請求の仕方も、最初に決めておくと楽です。案件ごとに請求するのか、月末にまとめるのか。まとめるほうが手間は少ないのですが、初めての取引先では案件ごとに請求して、入金の実績を先に確認するほうが安心です。1件目の入金が確認できてから、2件目以降をまとめる形に移してください。
請求書に書く項目も決まっています。件名、作業内容、分量、単価、金額、消費税の扱い、支払期日、振込先。ひな形を1つ作っておけば、以後は数字を差し替えるだけです。初回に30分かけて作っておくと、その後ずっと使えます。
運営の現場から見えていること
運営者として在宅の仕事の市場を長く見てきた立場から、ひとつお伝えしたいことがあります。
中国語の翻訳を副業として続けている方に共通しているのは、語学力が飛び抜けていることではありません。同じ取引先から次の依頼が来る状態を作っていることです。
納期を守る。質問をまとめて1回で送る。訳語の判断を共有する。この3つだけで、次の依頼が来る確率が変わります。依頼する側から見ると、訳の品質が同程度なら、やりとりが楽な相手を選ぶからです。
そしてもうひとつ。中間マージンが乗らない直接の取引では、依頼する側は同じ予算で多く頼めて、受ける側は手取りが厚くなります。どちらかが損をする話ではありません。長く続けている方ほど、実績を作る場と、本命の取引をする場を意識して分けています。
分野を広げたいときの参考として、募集の形を見ておくと視野が広がります。文書の翻訳と原稿づくりの仕事は翻訳・ライティングレッスンのお仕事に、字幕や通訳のように時間と尺で数える仕事は映像翻訳・字幕・通訳のお仕事にまとまっています。副業の設計そのものを相談したい方向けの仕事はキャリア・副業・人生相談のお仕事にあります。
報酬の水準を測る物差しがほしいときは、文章に関わる仕事の全体像を著述家,記者,編集者の年収・単価相場で、技術文書に近い領域をソフトウェア作成者の年収・単価相場で確認できます。語学力を客観的に示す材料としては中国語検定(中検)1級があり、翻訳の品質管理の考え方はJTF翻訳品質認証の枠組みが参考になります。
在宅の副業をもっと広く見たい方は、副業 始め方ガイド!星野ゆいが教える失敗しない4ステップとおすすめで全体の流れを、データ入力・文字起こしの副業は稼げる?在宅ワークの始め方と相場やオンライン秘書の副業入門|未経験から始める在宅アシスタントで、翻訳と組み合わせやすい仕事の形を確認できます。中国語の力は、翻訳だけでなく事務や顧客対応の領域でも使えます。入り口を1つに限定しないでください。
最後に。最初の1件は、実力を証明する場ではありません。取引の流れを1周させる場です。条件を確認して、受けて、納めて、入金を確認する。この一周を経験したら、次からは景色が変わります。あなたは一人ではありませんし、この道を通った人はたくさんいます。今日は、扱う文字を簡体字か繁体字のどちらにするか、それだけ決めてみてください。
よくある質問
Q. 中国語の翻訳を在宅副業にするのに資格は必要ですか?
必須ではありません。応募時に語学力を客観的に示せると書類が読まれやすくなるため、中国語検定やHSKを保有しているなら明記してください。ただし採否を分けるのは資格より、扱う分野が絞れているか、訳出先の言語で自然な文章が書けるかです。まずは簡体字と繁体字のどちらを扱うかを決めるところから始めてください。
Q. 副業でどれくらいの分量をこなせますか?
慣れないうちは1時間あたり500文字から800文字が目安です。平日の夜2時間と休日4時間で週14時間なら、週7,000文字から11,000文字が現実的な上限になります。この数字を先に出しておくと、無理な納期の打診を即座に判断できます。用語調べと見直しの時間を別に見積もるのが崩れないコツです。
Q. 簡体字と繁体字はどちらを選べばよいですか?
学んできた環境で慣れているほうに絞ってください。両者は文字だけでなく語彙も表現も違うため、変換すれば済む話ではありません。募集要項に「中国語翻訳」としか書かれていない場合は、応募時に簡体字か繁体字か、読者はどの地域かを必ず確認してください。この1行で納品後のトラブルはほぼ防げます。
Q. 副業の報酬は確定申告が必要ですか?
1か所から給与を受けている会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告が不要とされる取り扱いがあります。所得は収入から経費を引いた額で判定します。所得税の申告が不要でも住民税の申告が別に必要になることがあるため、国税庁の案内や自治体の窓口で確認してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
中西 直美@SOHO編集部
産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
大手人材会社でキャリアカウンセラーとして15年間従事した後、フリーランスの産業カウンセラーとして独立。在宅ワーカーのメンタルヘルスケアを専門に活動しています。
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