Adobe Stockで副業を始める|審査の通し方と素材の選び方


この記事のポイント
- ✓Adobe Stock 副業の実態を
- ✓売れる素材の選び方まで具体的に整理します
- ✓無料で始められる範囲と確定申告の目安
Adobe Stockを副業にするかどうか。結論から書きます。短期で現金がほしい人には向きません。反対に、写真やイラストの制作が元から好きで、作ったものを数年単位で資産にしたい人には合理的な選択です。
理由は単純です。Adobe Stockの収入は、投稿した素材がダウンロードされるたびに少額が入る積み上げ型だからです。最初の数ヶ月はほぼ動かず、点数が増えてくると月ごとの振れ幅が小さくなっていきます。時給で考える副業とは、構造がまったく違います。
この記事では、報酬のしくみ、登録の手順、審査で落ちる理由、使われる素材の条件、無料で始められる範囲、税金の扱いまでを順番に整理します。「儲かる」「儲からない」という結論だけを急ぐ記事ではなく、自分で判断できる材料を並べます。
Adobe Stockを選ぶ理由と、選ばない理由
まずメリットとデメリットをフェアに並べます。ここを曖昧にしたまま始めると、あとで裏切られた気持ちになります。
選ぶ理由の1つ目は、購入者の質です。Adobe Stockは、PhotoshopやIllustratorの利用者が制作中に直接検索して買う流れが組み込まれています。つまり買い手が業務中のデザイナーや制作会社です。趣味で眺める人ではなく、締め切りを抱えて素材を探している人が相手なので、購入に至る率が構造的に高くなります。
2つ目は、審査の基準が明文化されていることです。何が却下されるのかが公式の案内で読める状態にあるので、当てずっぽうで直す必要がありません。これは意外と大きい利点です。
3つ目は、素材の種類が広いことです。写真、イラスト、ベクター、動画、テンプレート、音まで扱えます。得意な形式を選べるので、写真が苦手でも図やテンプレートで参加できます。
一方で、選ばない理由もはっきりしています。1つ目は、1件あたりの金額が小さいことです。積み上げ型なので、点数が少ないうちは成果がほぼ見えません。正直なところ、ここで離脱する人が大半だと思います。
2つ目は、審査が厳しいことです。品質の基準が高いぶん、初期の却下率は高くなります。慣れるまでは、出した半分が戻ってくるくらいの覚悟が必要です。
3つ目は、収入が自分でコントロールできないことです。作業量を倍にしても、収入が倍になる保証はありません。生活費を賄う手段として先に頼るのは危険です。
数字の感覚として押さえておきたいのは、点数と収入の関係が線形ではないことです。最初の数十点はほぼ動かず、数百点を超えたあたりから月ごとの振れ幅が小さくなり、収入として認識できる形になってきます。これは素材の質が急に上がるからではなく、検索に引っかかる面積が広がるからです。だから初期にやるべきことは、1点の完成度を極限まで上げることではなく、通る素材の点数を増やすことです。
この性質を踏まえると、現実的な組み立ては「時間で確実に入る仕事を土台にして、その上にストックを積む」形です。副業を本業と両立させる設計の考え方は副業 フリーランスの始め方!本業と両立して年収を最大化する戦略に整理されているので、収入の柱をどこに置くかを先に決めてから始めるほうが失敗が減ります。
報酬のしくみを、金額の前に構造で理解する
Adobe Stockの報酬は、売れた素材の販売価格に対して一定の割合が投稿者に還元される方式です。定額の1件いくら、という形ではありません。
還元される割合は素材の種類ごとに定められており、写真やイラストでは販売価格の3割強、動画では3割台半ばという水準が案内されてきました。ここで重要なのは、割合が固定である一方、分母となる販売価格が購入者のプラン次第で変わるという点です。1点ずつ買う購入者と、月額で複数点をダウンロードする購入者では、同じ1枚でも入ってくる金額が違います。
だから「ダウンロード数」を成果指標にすると判断を誤ります。見るべきは、ダウンロード数と入金額の両方です。ダウンロードが増えているのに入金が伸びていないなら、安いプランの購入者に多く使われている状態です。
引き出しにも条件があります。残高が一定額に達するまでは振り込まれず、貯まった時点で申請する形です。始めた年のうちに振り込みまで届かないことは普通にあります。
そして最も大切な注意点を書きます。還元率、販売価格の設定、最低支払額といった条件は、運営側が見直すことがあります。数年前のブログ記事に書かれた金額をそのまま前提にして計画を立てると、話が合わなくなります。始める前に、投稿者向けの公式ページで現在の条件を自分の目で確かめてください。他人の体験記は参考、公式の記載が根拠です。この区別をつけない人は、副業のどの分野でも遠回りします。
実際に始めた人の記録を読むと、金額の話より「何をどう試したか」の記述のほうが役に立ちます。
最近「AIを使った副業」に取り組み始めました。前回自己紹介の記事を作成し、今回はAdobe Stockの投稿してきた記録を自分用の意味も込めて作成していきたいと思います。 出典: note.com
このように過程を記録している投稿は、金額の結論だけを書いた記事より参考になります。自分でも同じ形で記録を残すと、半年後に何が効いたのかを検証できます。
始め方の手順を、最短でつまずかない順番に
手順そのものは30分程度で終わります。つまずくのは手続きではなく、最初の審査です。
必要な段取りは5つです。Adobeアカウントを作る、投稿者用の登録を済ませる、支払いを受け取るための情報と税務情報を登録する、最初の素材をアップロードする、キーワードと種別を設定して審査に出す、という順番です。
アカウントは、すでにPhotoshopなどを使っている人ならそのまま使えます。新規でも無料で作れます。ここで費用は発生しません。
税務情報の登録は英語のフォームが出てきますが、聞かれているのは居住国と識別番号の有無です。難しい判断はありません。ただしここを空欄のままにしておくと、売れても引き出せない状態で止まります。最初に片付けてください。
最初のアップロードは、点数を絞るのが正解です。10点程度で出して、通ったものと戻ってきたものの差を見る。これがいちばん学習が速い方法です。いきなり100点出すと、同じ理由でまとめて却下されたときに原因が特定できません。
キーワードは自動で候補が付きますが、そのまま通してはいけません。自動で付く語は一般的すぎて、競合の多い語に埋もれます。何の場面か、誰が写っているか、どんな用途に使えるかを、購入者が打ち込む言葉で入れ直してください。「美しい」「癒し」といった感想の語は不要です。
種別の設定も間違えやすい箇所です。写真として出すか、イラストとして出すか、生成系の手法を使ったかどうか。ここを誤って申告すると、あとで削除の対象になります。申告は正確に行ってください。
審査で落ちる理由は、大きく3種類
却下の通知には理由が付いてきますが、抽象的に感じることがあります。実際の原因は3つに分類できます。
1つ目は技術的な品質です。等倍で見たときのノイズ、輪郭の甘さ、傾き、白飛び、過度な加工。スマートフォンの画面で確認すると分かりません。投稿前に必ず大きな画面で等倍まで拡大して見てください。特に暗い室内で撮った写真は、ノイズで落ちる確率が高いです。
2つ目は権利の問題です。人の顔、他人の作品、企業のロゴや商品パッケージ、キャラクター性のある置物、識別できる建物。これらが写っていると、承諾を示す書類がない限り通りません。家族に協力してもらった写真でも書類は必要で、未成年なら保護者の承諾が求められます。面倒ですが、あとで削除依頼を受けるより軽い手間です。
3つ目は商業的な価値です。技術的に問題なくても「使い道が見当たらない」と判断されると通りません。ここがいちばん納得しにくいところですが、Adobe Stockは資料の在庫を作っているので、需要が見えない素材は在庫にしないという判断になります。
見落としやすい4つ目の要因も挙げておきます。素材の中に文字が写っている場合です。看板、値札、ポスター、書類の文面、Tシャツのプリント。これらは著作権や商標の論点になりやすく、却下の原因になります。撮影のときに文字が画面に入らない角度を選ぶか、あとで写らない構図に切り替える。この意識があるだけで通過率が変わります。
却下されたときの対処は決まっています。同じ素材を何度も出し直さないこと。理由を読んで、原因が技術なら撮り方を、権利なら被写体を、需要なら題材を変える。1度に1つだけ変えると、何が効いたのか分かります。
そして、却下を個人的な評価だと受け取らないことです。審査しているのは在庫としての適合性で、作者の能力ではありません。ここを混同すると、数回の却下で手が止まります。通らなかった素材は、別のサービスでは通ることもあります。データとして扱ってください。
制作ソフトの操作に自信がない場合は、体系的に基礎を確かめる手もあります。Adobe認定プロフェッショナル Adobe Expressのような認定は、ツールの基本操作と書き出しの設定を筋道立てて確認できるので、品質面での却下を減らす近道になります。動画の投稿を考えているならAdobe認定プロフェッショナル Premiere Proのほうが直結します。
素材の選び方は、好みではなく用途で決める
ここが成果を最も左右します。Adobe Stockで売れる素材は、作品として優れた素材とは一致しません。
購入者はデザイナーや制作担当者です。彼らが探しているのは「自分のレイアウトに収まる部品」です。だから評価軸は、美しさではなく使いやすさになります。
使いやすさは4つに分解できます。
1つ目は余白です。文字やロゴを載せる前提で買われるため、被写体の周囲に空きがある構図は強い。中央に大きく主題を置いた構図は、見応えはあっても使いにくいです。
2つ目は説明性です。何の場面かが一目で分かること。会議の写真なら、資料と手と表情が揃っているほうが選ばれます。
3つ目は文化的な具体性です。海外の素材にはない日本の生活の細部は、供給が薄いのに需要が続きます。和室の一角、確定申告の書類を書く手元、介護の現場、地方の商店街の平日、学校の保護者会で使う机の並び。派手さはありませんが、毎年探されています。逆に桜と富士山と子犬は、すでに何十万点も並んでいます。
4つ目は展開のしやすさです。同じ被写体を縦と横、寄りと引きで撮っておく。買い手のレイアウトが縦組みか横組みか分からないので、両方あると選ばれやすくなります。撮影時間はほとんど変わらないのに結果が変わる、費用対効果の高い工夫です。
私自身の失敗も書いておきます。始めた時期、自分の気に入った1枚を何度も現像し直して出していました。結果は却下の連続でした。原因は加工の強さで、「素材」ではなく「作品」になっていたからです。自分の好みと他人の用途は別物だと理解するまで、無駄な時間を使いました。
イラストやベクターで参加する場合も同じ原理です。装飾的に凝ったものより、業務資料に貼れる図やアイコンのほうが使われます。音や効果音の分野に興味があるなら作曲・編曲・効果音・ジングルのお仕事で、どんな用途で発注されているかを眺めておくと、作るべきものの解像度が上がります。
生成系の素材を扱うときに守ること
ここは2026年時点でいちばん誤解が多い領域です。結論から言うと、生成系の手法で作った素材をAdobe Stockに出すことは認められていますが、条件があります。
条件の中心は申告です。生成系の手法で作った素材は、そうであることを申告して投稿する必要があります。隠して出すと、あとで削除やアカウントの停止につながります。ここを軽く見ている解説記事が少なくないのですが、正直なところ、これはかなり危ない助言だと思います。
もう1つは題材の制約です。実在の人物、他人の作品、ブランドやキャラクターを想起させるものを生成して出すことは認められていません。特定の作家の名前を指定して作った画像も同様です。生成で作れるからといって、権利の話が消えるわけではありません。
3つ目は品質です。生成系の素材は、指の本数や文字の崩れ、背景のつながりの不自然さで却下されます。生成したままではなく、必ず等倍で点検して修正してください。手間を省いた素材は通りません。
そして実務的な注意です。生成系の素材は誰でも大量に作れるため、供給が急速に増えています。競合が多い題材で勝負すると、埋もれる確率が高い。生成を使うなら、実写では撮りにくい抽象的な概念図や背景素材のような、需要があって供給が薄い領域に絞るのが合理的です。
ルールは見直されることがあります。投稿の前に、投稿者向けの規約と生成系素材に関する案内を必ず自分で読んでください。他人の記事の要約ではなく、原文を読む。ここを省く人が、あとで一番大きな損をします。
無料で始められる範囲と、必要な道具
Adobe Stockへの投稿自体に登録料はかかりません。ここは正確に押さえておいてください。「投稿するために有料プランが必要」という説明は誤りです。
つまり、手元のスマートフォンと無料のアカウントだけで、今日から審査に出せます。これは初心者にとって大きな意味があります。まず50点出して、自分の写真が通るかどうかを確かめる。その結果を見てから、機材やソフトに投資するかを決める。この順番にすれば、無駄な出費がありません。
逆に、機材から始める人は失敗しやすいです。10万円を超えるカメラを買ってから始めて、却下の理由が機材ではなく構図や権利だったと気づくパターンです。投資は必要が証明されたあとにするものです。
そのうえで、あると効率が上がる道具を3つ挙げます。1つ目は大きめの画面です。等倍の点検はスマートフォンでは成立しません。2つ目は編集ソフトです。露出と傾きの補正、ノイズの処理ができれば、通過率が上がります。無料のソフトでも十分です。3つ目は三脚です。室内の暗い場所でノイズを抑える手段として、機材を買い替えるより先に効きます。
管理の道具も必要です。表計算ソフトで1行1点の台帳を作り、ファイル名、制作日、出したサービス、審査の結果、キーワードを記録してください。点数が増えると記憶では追えません。これを最初から作るかどうかで、半年後の負担が大きく変わります。
ファイル名の付け方も先に決めておいてください。日付と題材と連番を組み合わせた形にしておくと、あとで探せます。カメラが自動で付ける番号だけで管理していると、数百点を超えた時点で何がどれだか分からなくなります。地味な準備ですが、ここを省いた人は必ず後戻りします。
保管も考えておく必要があります。売れる素材は数年にわたって売れ続けるので、元データを消してしまうと差し替えや追加の書き出しができません。外付けの記録装置とクラウドの両方に置く二重の構えにしておくのが安全です。撮り直せない素材ほど、この備えが効きます。
他のストックサービスとどう比べるか
「Adobe Stockだけに出すべきか、他にも出すべきか」という質問をよく受けます。結論は、最初の3ヶ月は1社に絞り、審査の基準が体に入ってから増やす、です。
理由は2つあります。1つ目は学習効率です。複数のサービスに同時に出すと、どこのどの基準で落ちたのかが混ざって、原因の特定ができません。2つ目は作業負担です。サービスごとにキーワードの入れ方やカテゴリの体系が違うので、同じ1点を出すのに毎回別の手間がかかります。
そのうえで、慣れたあとに併用する価値は明確にあります。ストックの素材は、多くの場合、同じものを複数のサービスに出すことが認められています。制作の手間は変わらないのに窓口が増えるわけで、時間あたりの効率は確実に上がります。
比べる軸は3つです。1つ目は購入者の層です。Adobe Stockは制作ソフトの利用者が業務中に探す流れが強く、業務用途の素材が動きます。対して国内向けのサービスは、日本の中小企業や自治体、個人ブログの運営者が多く、生活に密着した素材が動きます。日本の日常を撮るなら、国内向けを併用する価値は高いです。
2つ目は報酬の方式です。販売価格の一定割合が返る方式と、1ダウンロードあたり定額の方式があります。定額の方式は単価が低い代わりに、ダウンロードされれば必ず同額が入るので、収入の予測がしやすい。どちらが有利かは、自分の素材がどのプランで買われるかによります。
3つ目は独占契約の有無です。特定のサービスに独占で預けると還元率が上がる仕組みも存在しますが、他に出せなくなります。素材の総数が少ない段階で選ぶ判断ではありません。
実務的な順番としては、Adobe Stockで200点ほど積み上げて審査の感覚をつかんだあと、国内向けのサービスを1つ足して、同じ素材がどちらでどれだけ動くかを見比べる。これがいちばん判断材料の集まる進め方です。数字を並べてから決める。感覚で決めないことです。
投稿を続けるための運用を設計する
副業が止まる原因は、やる気の枯渇ではなく工程の重さです。だから最初に作業を3つに分けます。
作る工程、選ぶ工程、出す工程です。この3つを同じ日にやろうとすると、1回あたりの負担が大きくなり、忙しい週にまるごと飛びます。
作る工程は、日常の行動とくっつけてしまうのが現実的です。買い物や通院、子どもの送り迎えのついでに数点撮る。専用の制作日を設ける方式は、その日が確保できなかった週に何も進みません。
選ぶ工程は、まとめてやると精度が上がります。1週間ぶんを一度に眺めて、はっきり使えるものだけ残す。迷ったものは捨てる。ここで甘くすると、却下される素材にキーワードを付ける時間を使うことになります。
出す工程で時間を食うのは、実はキーワードの入力です。毎回ゼロから考えていると続きません。よく作る題材ごとに、共通で使う語句のひな型を手元に作っておいてください。題材に応じて数語を足し引きするだけで済むようになります。
振り返りは月に1度で十分です。見る項目は3つ。今月出した点数、審査に通った割合、売れた素材の題材。金額は見なくてよいです。金額は自分で動かせませんが、この3つは動かせます。通った割合が下がっていれば作り方の問題、売れた題材が偏っていれば次に作るものの手がかりになります。
やってはいけないのは、成果を毎日確認することです。動かない日に落ち込んで、基準を変えたくなります。そこで加工を強くしたり題材を毎月変えたりすると、何が効いたのか永久に分からなくなります。少なくとも3ヶ月は同じやり方を続けて、そのあと1つだけ変える。検証の基本です。
税金と経費を、最初の1年目から整える
収入が入り始めると税の話が出てきます。ここは感覚ではなく基準で押さえます。
会社員が副業で得た所得は、年間の所得が一定額を超えると確定申告が必要になります。判断の基準になるのは売上ではなく、経費を引いたあとの所得です。カメラや編集ソフトの費用、撮影のための交通費、通信費のうち業務で使った割合は、経費に含められる可能性があります。
海外のサービスから報酬を受け取る形になるので、円に換える時点の為替や、海外で源泉徴収された税の扱いも関わってきます。金額が小さいうちは大きな問題になりませんが、継続して受け取るようになったら、税務署の相談窓口や国税庁の案内で自分の状況に当てはめて確認してください。制度の説明は年度で変わるため、古い記事ではなく公式の情報を見るのが確実です。
所得税の申告が不要な金額でも、住民税の申告が必要になる場合があります。ここを放置すると後から連絡が来ます。金額が小さいうちに自治体の案内を確認しておくほうが安全です。
帳簿は簡単な形で十分です。表計算ソフトに日付、内容、金額、区分の4列を作り、入金と経費があった日に1行足す。月末にまとめようとすると必ず溜まるので、レシートを受け取った日に入力する習慣にしてください。売上管理の実務的な進め方は副業 確定申告 売上管理 スプレッドシート!2026年最新の時短術に具体的な形で整理されています。
勤務先に知られたくないという相談もよくあります。住民税の納め方を自分で納付する形にできる場合がありますが、扱いは所得の種類や自治体の運用によって変わります。そして就業規則で副業が禁止されている場合は、税の手続きでは解決できません。先に規程を読むのが順番です。
在宅の収入源として見たときの位置づけ
最後に、副業全体のなかでのAdobe Stockの置き場所を整理します。
在宅の仕事は、時間を売る仕事と資産を作る仕事に分かれます。データ入力、運用代行、ライティング、レタッチの請負は前者です。作業した時間のぶんだけ収入になります。Adobe Stockは後者で、最初はほぼ無報酬、あとから細く長く入ってきます。
合理的なのは、前者で生活費を確保し、余った時間を後者に回す形です。前者の入口として何があるかは職種ごとの解説で確かめられます。AI・マーケティング・セキュリティのお仕事のように、画像や資料を扱う経験がそのまま活きる領域も増えています。時間単価の相場を知りたい場合は著述家,記者,編集者の年収・単価相場のような職種別の資料が判断材料になります。
副業を持つことの効果は、収入の増加だけではありません。副業 メリット: 収入アップ、スキルアップ、そして心の余裕を手に入れる方法で整理されているように、収入源が2つある状態そのものが精神的な余裕を生みます。Adobe Stockは金額が小さくても、自分名義の収入が入る経験としての価値があります。
ここで、この市場を20年見てきた運営者の立場から観察を書いておきます。長く続いている人に共通するのは、単発の作業を数えるのではなく「この人に任せると楽だ」と思ってもらえる関係づくりに時間を使っていることです。素材を出し続けている人が、あるとき「うちの商品も撮ってほしい」と直接頼まれる流れに入る例を何度も見てきました。積み上げた素材は収入であると同時に、実力の見本にもなっています。
もう1つ、運営者として見てきた限りで確かなことがあります。中間に手数料が乗らない直接のやり取りでは、依頼する側は同じ予算でより多く頼めますし、受ける側の手取りは厚くなります。手数料0%という条件が意味を持つのは、金額の派手さではなく、この「手取りが薄く削られない」という質のほうです。1件の単価が小さいストックの世界を経験すると、この差の重みが数字として体に入ります。
Adobe Stockを1年続けて得られるものは、収入だけではありません。需要のある題材を見つける力、権利関係への注意、単価と時間を見比べる感覚。これらはそのまま、制作の仕事を受けるときの土台になります。まずは手元の写真から10点選んで、審査に出してみることです。判断材料は、そこで初めて手に入ります。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
朝比奈 蒼@SOHO編集部
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス
経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方







