TOEICスコア別の副業一覧|600点・730点・860点で何ができる?


この記事のポイント
- ✓TOEICスコア別に始められる副業を徹底解説
- ✓600点・730点・860点それぞれで受注できる案件の種類と報酬相場
- ✓効率的なスコアアップ法まで英語を活かした副業の始め方を紹介します
「TOEICのスコアって、副業に使えるの?」
私がこの疑問を持ったのは、育休中に英語力を活かした在宅ワークを探し始めた時だった。当時のスコアは650点。正直「中途半端なスコアじゃ仕事にならないかも」と思っていたけれど、実際に動いてみると意外な発見がたくさんあった。
今回は、TOEICスコア別にどんな副業ができるのかを、私自身の経験と周囲の英語系フリーランサーの事例をもとにまとめていく。
TOEICの副業活用実態
まずTOEICスコアと副業の関係を整理する。TOEICスコアが高ければ無条件に仕事が来るわけではないが、クライアントにとって「この人はどれくらいの英語力があるか」を判断するわかりやすい基準になる。
日本のフリーランス市場で英語スキルを持つ人材は希少で、TOEIC 700点以上あれば一般的な翻訳案件や英語対応案件には応募できる。特にクラウドソーシングでは資格・スコアの記載欄があり、数字で示せることがそのままアピールになる。
副業として英語を使う仕事を始めた人の調査では、副業開始時のTOEICスコアは平均720点前後というデータがある。600点台でも始められる仕事はあるが、730点を超えるとぐっと選択肢が広がる。
600点台でできる副業
TOEIC 600点は「日常的なビジネス英語がある程度理解できる」レベル。実はこのスコア帯でも始められる副業は意外と多い。
英語データ入力・リサーチ
海外サイトから情報を収集してスプレッドシートにまとめる仕事。英語の読解力があれば十分に対応できる。報酬は1件あたり3,000〜8,000円。
私が最初に受注したのがまさにこの案件で、海外のEC商品情報を日本語でまとめる仕事だった。1日2時間の作業で月に3〜4万円になった。単調な作業が多いが、読解スピードが上がるにつれて効率も上がっていった。
具体的な仕事の流れは、クライアントから指定されたキーワードで海外ECサイトや競合サイトを調べ、商品名・価格・スペック・レビュー要約などをExcelにまとめていく。英語の長文を読む必要はなく、必要な情報を拾い読みする力があれば対応できる。
簡単な英文メール対応
海外顧客とのメールやりとりを代行する仕事。テンプレート的な対応が中心なので、600点台の英語力で十分。月額2〜5万円の継続案件が多い。
輸入業を営む個人事業主や小規模ECショップが主なクライアント。「海外サプライヤーへの問い合わせ英文を作成してほしい」「英語レビューへの返信を代行してほしい」といった仕事が多い。定型表現を覚えればこなせるようになる。
英語教材の校正アシスタント
英語教材やeラーニングコンテンツのスペルチェック・簡単な校正。Webライティングの経験があると受注しやすい。1時間あたり1,500〜2,500円程度。
教材制作会社やオンライン英会話スクールが主なクライアントで、初心者向けの教材であれば600点台でも十分対応できる。継続契約になりやすい仕事でもあり、月に安定した収入を得やすい。
英語字幕・翻訳補助
AI翻訳の見直しや、簡単な字幕の英訳作業。AIツールが普及したことで「機械翻訳の品質チェック」という仕事が増えている。専門的な翻訳スキルより「日本語と英語を照らし合わせておかしい箇所に気づく力」が求められるため、600点台でも参入しやすい。1時間あたり1,200〜2,000円が相場。
730点台でできる副業
730点は多くの企業が「ビジネスレベル」と認定するスコア。副業の選択肢が一気に広がるラインだ。
英日翻訳(一般文書)
ビジネス文書やWebコンテンツの英日翻訳。専門的な技術文書でなければ、730点台の実力で十分に対応可能。1ワードあたり8〜15円が相場で、2,000ワードの文書なら16,000〜30,000円になる。
私は730点を取得した後、翻訳案件に挑戦し始めた。最初はIT企業のプレスリリース翻訳からスタートして、今では月に4〜5件の翻訳案件をこなしている。プレスリリースはフォーマットが決まっているため翻訳がしやすく、最初の練習には最適だった。
月5〜8万円の収入を目指すなら、月に6,000〜8,000ワードの翻訳をこなす必要がある。週末2日と平日夜2〜3日の作業時間で十分達成できる量だ。
海外マーケティングリサーチ
海外市場の調査レポート作成。英語の記事や統計データを読み解いて日本語でレポートにまとめる。1件あたり2〜5万円。マーケティングの知識があるとさらに単価が上がる。
新興国市場への進出を検討している企業や、海外トレンドを把握したい企業が主なクライアント。英語の情報収集力と日本語でのレポートまとめ力が求められる。語学力だけでなく分析力も問われる仕事で、やりがいを感じやすい。
オンライン英会話講師
日本人向けの英会話レッスン。730点以上あれば初級〜中級者向けのレッスンを担当できる。1レッスン(25分)あたり1,000〜2,000円。
平日夜や週末の時間を使って稼ぎやすく、固定の生徒ができれば安定収入になる。レッスンの教え方が上手になるにつれて口コミで紹介が増え、月に10〜15万円を稼いでいる講師も珍しくない。
英語コンテンツのSNS運用
海外向けSNSアカウントの運用代行。英語での投稿作成やコメント対応を行う。月額3〜8万円の継続案件が中心。
Instagramの英語キャプション作成、TwitterやLinkedInの英語投稿管理、海外からのコメント対応など、日常的な英語読み書き力があれば対応できる。日本の商品や文化を海外に紹介するアカウントの運用は特に需要が高まっている。
860点以上でできる副業
860点は「ネイティブに近い英語運用能力」と評価されるスコア。高単価案件の扉が開く。
専門翻訳(技術・医療・法律)
IT、医療、法律などの専門分野の翻訳。1ワードあたり15〜30円と一般翻訳の倍近い単価。FP2級や簿記2級などの専門資格と組み合わせると、金融翻訳で高い報酬を得られる。
月に5,000ワードの医療翻訳をこなせば、それだけで月7〜15万円になる計算だ。専門分野の知識を磨くほど単価が上がり、競合他者との差別化ができる。
英語コンサルティング
企業の英語研修プログラムの設計や、グローバル展開のための英語戦略立案。月額10〜30万円の高単価案件。
海外との取引を増やしたい中小企業や、外国人材採用を始めた企業が主なクライアント。英語スキルだけでなく、ビジネス戦略の視点も求められる仕事だ。コンサルタントとしての経験があると単価が大幅に上がる。
海外クライアントとの直接取引
TOEFLのスコアも持っていると、海外のクラウドソーシングサイトで直接案件を受注することも可能。ドル建ての報酬は円換算で国内案件の1.5〜2倍になることも。
2026年の円安環境下では、同じ作業量でもドル建て案件のほうが収入が大きくなる。1ドル150円の水準では、月$2,000の収入が日本円で30万円になる。
通訳(オンライン会議)
Zoomなどでのオンライン会議通訳。1時間あたり5,000〜15,000円。短時間で高い報酬を得られるのが魅力だ。
同時通訳は高度なスキルが必要だが、逐次通訳であれば860点台の実力で対応できる案件がある。IT系・マーケティング系の会議は技術用語が多いため、本業の専門知識を持つ人が求められる。
効率的なスコアアップのコツ
600点→730点を目指す場合
リーディング強化が最短ルート。Part 5(短文穴埋め)とPart 7(読解)の正答率を上げるだけで、50〜100点アップは現実的。私は「TOEIC L&R テスト 文法問題でる1000問」を3周して、680点から745点に上がった。
具体的には、毎日Part 5を30問解いて間違えた問題の文法事項を復習する。これを3ヶ月続けると文法の基礎が固まり、Part 7のスキャニング(必要な情報を素早く見つける)力も上がってくる。
730点→860点を目指す場合
リスニングの壁を突破する必要がある。Podcastの「BBC 6 Minute English」を毎日聞く習慣をつけることをおすすめする。シャドーイングを3ヶ月続ければ、リスニングセクションで大幅なスコアアップが期待できる。
Part 3(会話問題)とPart 4(説明文問題)は、選択肢を先に読んでから音声を聞くという戦略が有効。本番と同じ時間配分で過去問を解く練習を週2回続けることで、本番の緊張感に慣れることができる。
英語副業の始め方
まずはクラウドソーシングで実績を作る
@SOHOでは手数料0%で英語関連の案件を受注できる。プロフィールにTOEICスコアを記載して、まずは小さな案件から実績を積んでいくのがおすすめ。
私も最初の半年は@SOHOで小さな翻訳案件やリサーチ案件をこなしながら実績を作った。実績が5件を超えたあたりから、クライアントからスカウトが来るようになった。
プロフィール作成のポイントは「スコアの記載」と「具体的な対応可能業務の列挙」の2つ。「TOEIC 730点。英日翻訳、英語リサーチ、英文メール対応が得意です。ITとマーケティング分野の案件を多く経験しています」のように書くと、クライアントに刺さりやすい。
TOEICだけじゃない英語資格の活用
TOEICに加えてTOEFLのスコアも持っていると、アカデミック分野の案件にも対応できるようになる。教育系の翻訳や留学コンサルティングなど、活躍の場が広がる。
英検1級やIELTSのスコアも、特定のクライアントには有効なアピールになる。特に海外のクラウドソーシングサイトではIELTSの認知度が高く、スコアを提示することで信頼性が上がる。
よくある質問
Q. 英語力はどのレベルから海外案件に応募できますか?
高度なスピーキング力がなくても、テキストチャットやメールで仕様を正確に読み取り、技術的な回答ができれば業務は可能です。CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)でB1〜B2程度のリーディング・ライティング能力があれば、十分にスタートラインに立てます。
Q. 英語副業在宅は未経験でも始められますか?
多くの場合、未経験からでも始められます。最初は小さな案件やシンプルな作業から挑戦し、実績を積みながら少しずつスキルや知識を広げていく進め方が現実的です。公的機関や業界団体が提供する情報を参照し、無理のないペースで取り組むことをおすすめします。
Q. 翻訳チェックの副業は未経験からでも始められますか?
はい、可能です。ただし、最低限の英語の読解力(目安としてTOEIC600点以上)と、自然な日本語に整える国語力が求められます。まずは文字数の少ない簡単な案件から実績を積むのがおすすめです。
Q. 英語がペラペラでなくても教材は作れますか?
はい、作れます。むしろ「英語ができなくて苦労した経験」がある人の方が、学習者のつまずきポイントを理解しているため、良い教材が作れることも多いです。正確性はAIで担保し、あなたは「どうすればわかりやすく伝わるか」というディ レクションに集中してください。
Q. 資格を活かせる副業案件はどこで探すのが効率的ですか?
大手のクラウドソーシングサイトで「資格名」で検索するほか、最近では「プロフェッショナル副業」に特化したエージェントサービスを利用するのが近道です。また、自身のSNSやブログで専門知識を発信し、直接DM等で相談を受ける体制を整えるのも有効な戦略となります。
@SOHOでキャリアを加速させよう
@SOHOなら、あなたのスキルを求めているクライアントと手数料無料で直接つながれます。
@SOHOで関連情報をチェック
お仕事ガイド
年収データベース
資格ガイド

この記事を書いた人
佐々木 美月
通訳・翻訳フリーランス
外資系メーカーで通訳として8年間勤務後、フリーランスに転身。TOEIC 980点、英検1級、TOEFL 110点。語学資格の活かし方や翻訳フリーランスの実務について発信しています。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師
看護師の転職・副業・フリーランス・キャリアガイド

薬剤師
薬剤師の転職・副業・キャリアパスガイド

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス
経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理







