SlackとChatworkを比較|フリーランスが使うならどっち?【2026年版】


この記事のポイント
- ✓SlackとChatworkの料金・機能・使いやすさをフリーランス視点で比較
- ✓クライアントとのやり取りに最適なツールの選び方を解説します
フリーランスのWebディレクターとして4年。毎日10社以上のクライアントとメッセージをやり取りしています。使っているツールはSlackとChatworkの両方。「どっちかに統一したい」と何度思ったかわかりませんが、現実問題としてクライアントによって指定されるツールが違うので、両方使い続けるしかありません。
ただ、自分が主導でツールを提案できる場面もある。新規のクライアントに「SlackとChatwork、どっちにします?」と聞かれたとき、自信を持って答えるために両方の特徴を整理しておきましょう。
基本スペック比較
| 項目 | Slack | Chatwork |
|---|---|---|
| 運営 | Salesforce(米国) | Chatwork株式会社(日本) |
| リリース | 2013年 | 2011年 |
| 無料プラン | あり(90日分のメッセージ履歴) | あり(100グループチャットまで) |
| 有料最安プラン | Pro: 月1,050円/人 | ビジネス: 月700円/人 |
| メッセージ検索 | 全履歴(有料) | 全履歴(有料) |
| ファイル共有 | 対応 | 対応 |
| ビデオ通話 | 対応(ハドル) | 対応 |
| タスク管理 | 外部連携(Asana、Trello等) | 標準搭載 |
| 外部ツール連携 | 2,600以上のアプリ | 限定的 |
無料プランの違い
フリーランスにとって無料プランの使い勝手は死活問題です。
Slackの無料プラン
- メッセージ履歴:90日分のみ表示
- ファイルストレージ:制限あり
- ワークスペースごとの管理(クライアントごとに別ワークスペース)
- 外部ツール連携:10個まで
90日でメッセージが消えるのは致命的。「3ヶ月前のあの仕様確認のやり取り、どこだっけ…」となったとき、無料プランでは遡れません。長期プロジェクトでは有料プランが必須です。
Chatworkの無料プラン
- グループチャット:100個まで参加可能
- メッセージ履歴:40日分のみ閲覧
- ファイルストレージ:5GB
- タスク管理:利用可能
Chatworkも無料プランのメッセージ閲覧制限は40日。Slackの90日より短い。ただし、グループチャット数の制限は100個あるので、少人数のフリーランスならしばらくは足りるでしょう。
使いやすさの比較
Slackの使い心地
Slackの最大の武器はチャンネル機能。プロジェクトごと、テーマごとにチャンネルを作って情報を整理できます。「#プロジェクトA」「#デザイン相談」「#雑談」みたいに分けられるのは気持ちいい。
検索機能も強力。from:田中さん in:#プロジェクトA 見積のように、送信者・チャンネル・キーワードを組み合わせた検索ができます。過去のやり取りを掘り起こすときに重宝します。
スレッド機能もよくできていて、1つの話題に対して返信をまとめられる。チャンネル内の会話が流れにくくなるので、複数の話題を並行して進められます。
ただし、UIは少し複雑。初めて触る人は「チャンネルって何?」「スレッドの使い方がわからない」と戸惑うかもしれません。ITリテラシーの高い人向け、という面は否めません。
Chatworkの使い心地
Chatworkの良さはシンプルさ。LINEに近いUIで、チャットルームを開いてメッセージを送るだけ。操作に迷うポイントがほとんどありません。
私のクライアントの中には50代〜60代の経営者もいますが、Chatworkなら「LINEと同じ感覚で使えますよ」と言えば、だいたいすぐに使いこなしてくれます。Slackだと「チャンネルに入るにはどうすれば…」と電話がかかってくることがありました。
タスク管理機能が標準搭載されているのもChatworkの強み。メッセージから直接タスクを作成できるので、「あれやっておいて」という依頼をその場でタスク化できます。納期と担当者を設定すれば、ToDoリストとして機能する。
フリーランスの実務で比較
クライアントとのやり取り
| 項目 | Slack | Chatwork |
|---|---|---|
| IT企業のクライアント | ◎ | ○ |
| 非IT企業のクライアント | △ | ◎ |
| 制作会社 | ◎ | ○ |
| 個人事業主のクライアント | ○ | ◎ |
体感として、Web制作会社やIT企業はSlack率が高い。一方、中小企業の経営者や非IT業種のクライアントはChatwork率が高い。業界によって文化が違うので、「自分のクライアント層に合わせる」のが正解です。
ファイル共有
Slack: ファイルをドラッグ&ドロップで共有。Google Drive、Dropbox、OneDriveとの連携がシームレス。デザインカンプやコードファイルを共有するのに便利。
Chatwork: ファイル添付は可能だが、Slackほどの外部連携はない。大きなファイルは「ファイル管理」画面から一覧で確認できるのは便利。
通知管理
フリーランスは複数のクライアントを同時に抱えるので、通知の管理が重要。
Slack: チャンネルごとに通知のオン/オフを設定できる。「このチャンネルは重要だから全通知」「このチャンネルはメンションのときだけ」みたいにきめ細かく制御できます。おやすみモード(Do Not Disturb)も時間指定で設定可能。
Chatwork: グループチャットごとに通知設定が可能。Slackほどの細かさはないですが、実用上は問題ありません。
料金プランの詳細
Slack
| プラン | 月額/人 | 主な機能 |
|---|---|---|
| フリー | 0円 | 90日履歴、10アプリ連携 |
| Pro | 1,050円 | 全履歴、無制限連携 |
| Business+ | 1,800円 | SAML SSO、データエクスポート |
Chatwork
| プラン | 月額/人 | 主な機能 |
|---|---|---|
| フリー | 0円 | 100グループ、40日履歴 |
| ビジネス | 700円 | 無制限グループ、全履歴 |
| エンタープライズ | 1,200円 | セキュリティ強化 |
フリーランスが個人で契約する場合、Slack Proの月1,050円とChatworkビジネスの月700円を比較。年間で4,200円の差です。ただし、クライアント側が有料プランのワークスペースに招待してくれるケースでは、自分は無料で使えることも多い。
ビデオ通話・画面共有
Slack ハドル
Slackの「ハドル」機能は、チャンネル内でワンクリックで音声通話を始められる。画面共有もできるので、デザインのレビューやコードの相談にそのまま使えます。感覚としては「オフィスで隣の人に声をかける」に近い。
Chatwork ビデオ通話
Chatworkにもビデオ通話機能がありますが、使い勝手はSlackハドルやZoomに比べると一歩劣る印象。本格的なWeb会議にはZoomやGoogle Meetを併用するのが現実的です。
こんな人にはSlackがおすすめ
- IT企業・Web制作会社と仕事することが多い
- 外部ツール(GitHub、Figma、Notion等)との連携を重視する
- 複数プロジェクトの情報をきちんと整理したい
- 英語でのやり取りがある
こんな人にはChatworkがおすすめ
- 非IT業種のクライアントが多い
- ITに不慣れなクライアントとやり取りする
- タスク管理を1つのツールで済ませたい
- 日本企業との取引がメイン
コミュニケーションツール選びの本質
ツール選びで大事なのは「自分が使いやすいか」よりも「クライアントが使いやすいか」です。自分はSlack派でも、クライアントが「Chatworkでお願いします」と言えばそちらに合わせるのがプロ。両方に慣れておくのが一番現実的です。
@SOHOのお仕事ガイドでは、フリーランスがクライアントとスムーズにやり取りするためのコミュニケーション術や、プロジェクト管理のコツが紹介されています。ツール選びと合わせて、コミュニケーションの質を上げていきましょう。
@SOHOでクライアントを見つけよう
SlackでもChatworkでも、まずはクライアントがいないと始まりません。@SOHOなら手数料0%でクライアントと直接つながれます。

この記事を書いた人
朝比奈 蒼
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
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