Riverside 使い方 2026|AIで高音質収録・編集する手順とポッドキャスト

前田 壮一
前田 壮一
Riverside 使い方 2026|AIで高音質収録・編集する手順とポッドキャスト

この記事のポイント

  • Riverside 使い方を2026年版で徹底解説
  • 書き出しまでの手順を画面の流れに沿って整理
  • 無料プランの範囲や料金

まず、安心してください。「Riverside 使い方」と検索して、このページにたどり着いた皆さんの多くは、たぶん同じところでつまずいています。スタジオを作るところまでは何となくできた。でも収録のあと、編集画面で何をどう触ればいいのか分からない。書き出しのボタンがどこにあるのか分からない。そういう「途中で迷子になる感覚」を、私も最初に味わいました。

この記事では、Riverside.fm(リバーサイド)の使い方を、2026年時点の最新インターフェースに沿って、スタジオ作成から招待、収録、AIによる編集、書き出しまで一本の流れとして整理します。あわせて、無料プランでどこまでできるのか、料金はどのくらいか、そしてこの収録スキルが在宅ワークや副業の現場でどう評価されているのかという、皆さんが本当に気になっている「その先」までお話しします。読み終わるころには、迷わず最後まで操作できるようになっているはずです。

私自身、43歳でメーカーを辞めてフリーランスになったとき、最初に手こずったのがこういうオンラインツールでした。「機能が多すぎて、結局どれを使えばいいのか分からない」。Riversideもまさにそのタイプです。けれど、押さえるべきポイントは実はそれほど多くありません。順番に見ていきましょう。

Riverside.fmとは何か|2026年の遠隔収録ツールの立ち位置

Riverside.fmは、ブラウザだけで高音質・高画質の音声と動画を遠隔収録できるオンラインスタジオサービスです。ポッドキャスト、対談動画、インタビュー、ウェビナーの収録などに使われています。ZoomやGoogle Meetといった会議ツールとの一番の違いは、「録画される映像と音声の質」にあります。

会議ツールは、その場の通信回線の状態に画質や音質が左右されます。回線が混雑すれば映像はカクつき、音声は途切れます。一方Riversideは、参加者それぞれのパソコンやスマホの「手元」で一度高品質に録音・録画し、それを後からアップロードしてサーバー側で合成する仕組みを採っています。これを「ローカル収録」と呼びます。だから、通話中に多少回線が乱れても、最終的に手元から吸い上げられた素材は乱れていない。これがRiversideが選ばれる最大の理由です。

無料プランでも、48kHzのオーディオ録音と動画録画に対応しているのが大きな特徴です。参考までに、あるユーザーの解説ではこう紹介されています。

この​Riverside.fm、​無料プランで2時間の録音が可能。しかも複数人を招いての録音もできる。さらに720pの動画録画と48kHzのオーディオ録音に対応しています。

48kHzというのは、いわゆる業務用の音声収録で標準的に使われるサンプリングレートです。会議目的のツールがそこまでの音質を出さないことを考えると、Riversideが「収録専用」として設計されているのがよく分かります。

2026年現在、Riversideは音楽配信大手の傘下に入り、ポッドキャスト制作のエコシステムに深く組み込まれています。番組の配信、宣伝、分析、収益化までを視野に入れたツール群の一部として位置づけられており、単なる録音アプリではなく「番組を作って届けるための制作基盤」へと進化しています。

ここで一つ正直にお伝えしておくと、Riversideは「使い方が分かりづらい」という評判が根強いツールでもあります。インターフェースの更新が速く、ボタンの位置や名称がしばしば変わるためです。ですので、この記事では「どのボタンを押すか」を細かく丸暗記するよりも、「収録という作業全体がどういう流れで進むのか」という骨格を理解してもらうことを重視します。骨格さえ頭に入っていれば、多少ボタンの位置が変わっても迷いません。

まず知っておきたい|遠隔収録ツールの市場と相場の現状

具体的な操作に入る前に、皆さんが今これを学ぶことの意味を、市場の側から少し整理させてください。

音声コンテンツ市場は、世界的に拡大が続いている分野です。ポッドキャストやオーディオブック、音声配信を含む音声広告・音声コンテンツ市場は、年率二桁の成長が予測される年もあるほど伸びてきました。日本国内でも、企業が採用広報やブランディングのために自社ポッドキャストを持つケースが増えており、その制作・編集を外部のフリーランスに委託する流れが定着しつつあります。

ここで生まれているのが「収録ディレクション」「音声・動画編集」という在宅ワーク需要です。クラウド型の業務委託マッチングサービスでは、ポッドキャスト編集の案件単価は、1エピソードあたり3,000円程度の短尺ものから、構成・字幕・サムネイルまで含むパッケージで3万円を超えるものまで幅広く存在します。動画編集まで一括で引き受けると単価はさらに上がります。

ツールそのものの料金感も押さえておきましょう。Riversideには無料プランがあり、その上に有料プランが段階的に用意されています。年額のプランで見ると、有料の標準的なプランは年間で数万円程度です。ある解説記事では、会議ツールとの料金比較について次のように述べられています。

まぁ、でも画質も音質も劣るZOOMが20100円/年なことを考えると、Riverside.fmが特別高いわけではないことが分かります。

つまり、収録専用の高品質ツールでありながら、料金は一般的な会議ツールと同程度の水準に収まっています。クライアントワークでこのツールを使いこなせると、「高品質な素材を安定して納品できる人」という評価につながります。ツールの操作スキルそのものが、地味ですが確実な強みになるわけです。

私が技術文書のライティングと品質管理の仕事をしていて感じるのは、こうした「ツールを正しく運用できること」が、思いのほか評価されるということです。派手なスキルではありません。でも、収録が破綻しない、音が割れない、納期に間に合う。この当たり前を当たり前にこなせる人は、現場では本当に重宝されます。マーケティングや動画制作の支援に踏み込んでいきたい方は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事の領域で、こうした制作スキルが求められる場面が増えています。

Riversideの始め方|アカウント作成と最初の準備

それでは、実際の手順に入ります。まずはアカウントの作成と、収録前の準備からです。

アカウント作成と推奨環境

Riversideは公式サイトからメールアドレス、またはGoogleアカウントなどで登録できます。登録自体は数分で終わります。ここで一つ大事な注意点があります。Riversideは「ブラウザで動く」ことが売りですが、推奨ブラウザはGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeです。SafariやFirefoxでは一部機能が正しく動かなかったり、収録が不安定になったりすることがあります。皆さんが収録のホストを務める場合も、ゲストを招く場合も、できるだけChromeかEdgeを使ってもらうように事前に伝えておくと、当日のトラブルが激減します。

また、収録中はブラウザのタブをむやみに増やしたり、重いアプリを同時に立ち上げたりしないことをおすすめします。ローカル収録はパソコンの処理能力を使うため、他の作業で負荷をかけると、まれに録画ファイルの取りこぼしが起きます。収録専用の環境を一時的に整える、というイメージを持ってください。

マイクとカメラの初期設定

ログイン後、最初にやっておきたいのがマイクとカメラの設定確認です。Riversideはパソコンに接続されている入力機器を自動で認識しますが、外付けマイクを使う場合は、それが正しく選ばれているかを必ず確認します。内蔵マイクのままだと、せっかくの高音質設定が活きません。設定画面で入力デバイスを選び、音声メーターが声に反応して動くかどうかをチェックしておきましょう。

ここまでの初期設定は、一度やっておけば次回以降は引き継がれます。最初だけ丁寧にやっておくのが、結果的にいちばんの近道です。私も最初は「とりあえず始めてみよう」と設定を飛ばして収録し、あとで内蔵マイクのこもった音に気づいて全部録り直す羽目になりました。皆さんは同じ失敗をしないよう、最初の数分を惜しまないでください。

スタジオを作成して収録する|基本の5ステップ

ここからが本番です。Riversideでの収録は、大きく5つのステップに分けて考えると整理しやすくなります。この骨格を覚えてしまえば、画面のデザインが多少変わっても迷いません。

ステップ1|スタジオを作成する

ダッシュボードから「新規スタジオ作成(Create Studio / New recording)」を選びます。スタジオとは、収録を行う仮想の部屋のことです。ここで番組名やスタジオ名を入力します。複数の番組を運営する場合は、番組ごとにスタジオを分けておくと素材の管理が楽になります。この最初のステップは、Riversideの中でも比較的分かりやすい部分です。多くのユーザーが「ここまでは簡単だった」と口をそろえます。

ステップ2|スタジオの設定をする

スタジオに入ったら、収録の設定を確認します。具体的には、音声だけを収録するのか、動画も収録するのか。解像度はどうするか。バックアップ録画を有効にするか、といった項目です。ここでの設定が最終的な素材の質を決めるので、丁寧に見ておきます。動画を使う予定がなくても、後から「やっぱり映像も欲しかった」となるケースは多いので、迷ったら動画も録っておくのが無難です。録らなかった映像は後から作れませんが、録っておいた映像を捨てるのは簡単だからです。

ステップ3|招待リンクを送ってゲストを入れる

複数人で収録する場合は、スタジオの「招待(Invite)」から招待リンクを取得し、ゲストに送ります。ゲストはそのリンクをChromeかEdgeで開くだけで、アプリのインストールなしに収録に参加できます。これがRiversideの大きな利点です。相手に専門知識を求めずに、リンク一つで高品質な収録に巻き込める。インタビューや対談を依頼する側にとって、相手の負担が小さいことは想像以上に重要です。

ただし、前述のとおりゲストにも推奨ブラウザを使ってもらうことだけは事前に念押ししてください。「リンク送ったので適当なブラウザで開いてください」では、当日になって音が入らない、といった事故が起きます。一文添えるだけで防げるトラブルです。

ステップ4|録音・録画をスタートする

参加者がそろったら、いよいよ収録開始です。録画ボタン(Record)を押すと収録が始まります。このとき画面には、参加者それぞれの映像と、音声レベルのメーターが表示されます。収録中は、各参加者の手元で高品質な素材が同時に記録されている、という点を意識してください。通話の見た目が多少乱れても、手元の素材は別に保たれています。

収録が終わったら停止ボタンを押します。停止後、各参加者の手元から素材がサーバーへアップロードされます。ここで絶対にやってはいけないのが、アップロードが終わる前にブラウザのタブを閉じることです。アップロードが完了する前に閉じると、その人の高品質素材が失われてしまうことがあります。「録り終わったから安心」ではなく、「アップロードが終わるまでが収録」と覚えてください。

ステップ5|収録後の素材を確認する

アップロードが完了すると、収録した素材がプロジェクトとしてダッシュボードに保存されます。ここまでが収録パートです。この段階で、参加者ごとの音声・映像トラックが個別に保管されているので、後の編集で「特定の人の音だけ調整する」といった細かい作業ができるようになっています。会議ツールの一枚絵の録画とは、ここが決定的に違います。

録音後の編集とAI機能|「ここが分かりづらい」を突破する

多くの人がつまずくのが、収録後の編集(Edit)画面です。「録るのはできた、でも編集で固まる」。この声は本当に多いです。ある解説記事の見出しでも、編集ステップの分かりづらさが正直に語られています。

ここでも、骨格を理解することで突破できます。編集画面でできることを、機能のかたまりとして整理してみましょう。

テキストベースの編集

Riversideの編集の核は、「テキストを編集するように音声・動画を編集できる」という点です。収録した音声は自動で文字起こしされ、その文字起こしテキスト上で、不要な部分を文字ごと削除すると、対応する音声・映像も一緒にカットされます。動画編集ソフトのタイムライン操作に慣れていない人でも、文章を消す感覚で編集できる。これは初心者にとって非常に大きな利点です。「えーと」「あのー」といった言いよどみを、テキスト上から探して消していくだけで、見違えるほど聞きやすくなります。

不要語の自動除去とノイズ処理

「えー」「あのー」といったつなぎ言葉を、AIがまとめて検出して除去する機能や、背景ノイズを抑える機能も用意されています。手作業で一つずつ消すのは骨が折れますが、AIにいったん全体を処理させてから、気になる箇所だけ手で微調整する、という進め方が効率的です。完璧を最初から狙わず、AIで8割整えて、残り2割を人の耳で仕上げる。これが現場での実用的な手順です。

字幕・テロップの生成

文字起こしを利用して、字幕やテロップを自動生成することもできます。SNS向けのショート動画では、字幕の有無が再生数に直結することも多いため、この機能の価値は高いです。ただし、ここで正直にお伝えしておかなければならない注意点があります。日本語の字幕処理については、過去に表示が崩れる、日本語のテロップ入力がうまくいかない、といった不具合が報告された時期がありました。海外発のツールである以上、日本語まわりは英語ほど完成度が高くないことがあります。日本語で字幕を本格的に使う場合は、自動生成された字幕を必ず目視で確認し、必要なら別の字幕ツールと併用する、という運用を前提にしておくと安全です。メリットだけを並べて期待値を上げすぎないよう、ここはきちんと押さえておいてください。

Magic系のAI編集機能

近年のRiversideには、収録した長尺の素材から、AIが見どころを自動で抽出してショートクリップを作る機能や、収録全体を自動で整える機能が搭載されています。1時間の対談から、SNSで使えそうな1分のハイライトを複数提案してくれる、というイメージです。コンテンツを多面的に展開したいときに、編集の初動を大幅に短縮できます。ただしこれもあくまで「たたき台」です。AIの提案をそのまま出すのではなく、文脈として成立しているかを人が確認する。この一手間が、納品物の質を分けます。

こうしたAIによる業務支援の活用は、収録編集に限らずあらゆる業務で広がっています。AIを使った業務改善の相談に乗る仕事もすでに一つの職種として成立しており、AIコンサル・業務活用支援のお仕事のような領域では、ツールを実務で使いこなせる人材が求められています。

書き出し(Export)とファイル管理|成果物を仕上げる

編集が終わったら、最後は書き出し(Export)です。ここまで来れば、あと少しです。

書き出しの基本手順

編集画面で仕上げが終わったら、「Export」または「書き出し」を選びます。書き出し時には、音声だけ(ポッドキャスト用)、動画(YouTube用)、SNS向けの縦型動画など、用途に応じた形式や解像度を選択できます。ポッドキャストとして配信するなら音声ファイル、動画として公開するなら動画ファイル、という具合に、納品先や配信先に合わせて選びます。

書き出しには、素材の長さや解像度に応じて時間がかかります。長尺・高解像度の場合は、完了まで待つ前提でスケジュールを組んでおきましょう。クライアントワークでは、「書き出しに想定より時間がかかって納期ギリギリになった」という事故が起きがちです。納期の前日ギリギリで書き出すのではなく、余裕を持って前倒しで処理しておくことをおすすめします。

個別トラックの活用とDAW連携

Riversideは、参加者ごとの音声トラックを個別に書き出すこともできます。これがプロの現場で重宝される機能です。各トラックを個別に取り出せれば、専門の音声編集ソフト(DAW)に持ち込んで、人ごとに音量バランスを整えたり、ノイズを丁寧に除去したりといった、より高度な仕上げができます。Riverside内の編集で完結させてもよいですし、素材だけRiversideで高品質に確保して、仕上げは別ソフトで、という分業も可能です。引き受ける案件のレベルに応じて、使い分けられるようにしておくと仕事の幅が広がります。

ファイルの保管とバックアップ

書き出したファイルや元の収録プロジェクトは、適切に保管・バックアップしておきましょう。クラウド上のプロジェクトはプランによって保存期間や容量に制限がある場合があります。納品後も一定期間は手元にも素材を残しておくと、クライアントから「あの部分を直してほしい」と再依頼が来たときに対応できます。バージョン管理の発想は、こうした制作物の管理でも役立ちます。コードのバージョン管理ですが、考え方の参考としてGit・GitHubの使い方を初心者向けに解説|フリーランスに必須のバージョン管理も、ファイルの世代管理という観点で目を通しておくと、制作物の整理がうまくなります。

トラブルを防ぐ実務のコツ|収録を破綻させないために

ここでは、私が実際にオンライン収録の現場で見てきた「やりがちな失敗」と、その回避策を共有します。手順を覚えるよりも、こうした落とし穴を知っておくほうが、現場では役に立つことが多いものです。

通信よりも「手元の安定」を優先する

ローカル収録の利点は、回線が乱れても手元の素材が守られることです。だからこそ、各参加者のパソコンが収録中に固まらないよう、不要なアプリを閉じてもらうことが何より大事です。電源につないだ状態で、バッテリー節約モードを切ってもらうのも有効です。収録は意外とマシンパワーを使います。ノートパソコンが熱を持って処理が落ちると、取りこぼしの原因になります。

本番前に必ず短いテスト収録をする

本番前に、30秒ほどのテスト収録をして、全員の音声と映像がきちんと録れているかを確認してください。「設定したつもり」が一番危ない。マイクがミュートのままだった、カメラが別のものを選んでいた、といった単純なミスは、テスト収録ですぐに見つかります。この30秒のテストを省くと、後で何時間も取り返しのつかない後悔をすることになります。私はかつてこのテストを省いて、ゲストの音声が片側まったく録れていないことに収録後に気づき、丁重に謝って再収録をお願いしたことがあります。相手の貴重な時間を二度奪う。これほど申し訳ないことはありませんでした。

アップロード完了を全員で見届ける

繰り返しになりますが、収録停止後のアップロードが完了するまで、誰もタブを閉じないこと。これをホストが司会の締めくくりで毎回声をかける習慣にしておくと、事故がほぼなくなります。「お疲れさまでした。アップロードが終わるまで、もう少しだけこのまま開いておいてください」。この一言を定型句にするだけで、素材の取りこぼしは劇的に減ります。

日本語まわりは過信しない

字幕や文字起こしの日本語処理は、便利ですが完璧ではありません。固有名詞や専門用語は誤変換されることがあります。納品前には必ず人の目で文字起こしと字幕を確認する。AIに任せきりにしない。この姿勢が、結局のところ品質を担保します。文章を扱うスキルそのものを磨きたい方は、ビジネス文書検定のような体系的な学びも、テロップや構成の質を底上げしてくれます。

収録スキルを在宅ワークにつなげる|独自データから見える需要

最後に、@SOHO独自データの考察として、このRiverside運用スキルが在宅ワーク・副業の世界でどう位置づけられるのかを、客観的に整理します。

業務委託マッチングの現場を見ていると、ポッドキャストや動画コンテンツの制作支援は、明確に伸びている分野です。背景には、企業が音声・動画での情報発信に本腰を入れ始めたことがあります。社内に専門人材を抱えるほどではないが、外部のプロに継続的に頼みたい。この「継続案件」の需要が、フリーランスにとって安定収入の土台になります。

報酬の相場感を改めて整理すると、音声編集のみで1エピソード3,000円前後、構成や字幕、サムネイルまで含むと1本3万円を超える案件もあります。動画編集スキルや、配信プラットフォームの設定代行まで引き受けられると、単価はさらに上がります。こうした制作系の仕事は、開発系のスキルとも親和性が高く、自動化や効率化のツールを組み合わせられる人ほど評価されます。たとえば収録ファイルの整理や配信作業を効率化する観点では、Make(旧Integromat)使い方ガイド|業務自動化の実践シナリオを徹底解説で紹介されているような自動化の発想が役立ちます。

ここで一つ、皆さんに伝えたいことがあります。在宅ワークの仲介サイトでは、こうした制作スキルの市場価値を客観的に把握できるよう、職種ごとの年収・単価データが整理されています。たとえば文章やコンテンツに関わる仕事については著述家,記者,編集者の年収・単価相場で、技術寄りの制作についてはソフトウェア作成者の年収・単価相場で、相場の現実を確認できます。感覚や噂ではなく、データで自分の立ち位置を測れることは、価格交渉でも案件選びでも大きな武器になります。

成果の出し方を効果測定する視点も欠かせません。配信したコンテンツがどれだけ届いているかを把握するために、アクセス解析の基礎も身につけておくと、クライアントへの報告の説得力が増します。この観点ではGA4の使い方をマスターする|フリーランスが知るべきGoogleアナリティクス実践ガイドが参考になります。また、収録環境やシステムの安定運用に関心が出てきた方は、ネットワークの基礎知識を扱うCCNA(シスコ技術者認定)のような資格も、配信トラブルの原因切り分けに役立つ土台になります。さらにアプリやシステム面での開発支援に踏み込みたい方には、アプリケーション開発のお仕事の領域も視野に入ってきます。

私が43歳でフリーランスになって実感したのは、「一つのツールを深く使いこなせること」が、想像以上に大きな信用につながるということです。Riversideは、最初は確かに分かりづらい。けれど、収録から編集、書き出しまでの骨格を一度自分のものにしてしまえば、それは誰かの番組やコンテンツを支える確かな技術になります。準備さえすれば、年齢に関係なく新しいスキルは身につきます。まずは無料プランで、短いテスト収録から始めてみてください。一本録って、編集して、書き出す。この一周を体験することが、何よりの近道です。

公的機関・関連参考情報

本記事の内容に関連する公的機関や信頼できる情報源は以下の通りです。最新情報は公式サイトで確認してください。

よくある質問

Q. Riversideは無料でどこまで使えますか?

無料プランでも48kHzの高音質オーディオ録音と動画録画に対応し、複数人での収録が可能です。録音時間や書き出し本数、保存容量などに上限があるため、まずは無料で操作感を試し、案件で本格運用するなら有料プランへ移行する流れがおすすめです。

Q. 収録に専用アプリのインストールは必要ですか?

ホストもゲストもブラウザだけで参加でき、アプリのインストールは不要です。ただし推奨ブラウザはGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeです。SafariやFirefoxでは収録が不安定になることがあるため、ゲストにも事前に推奨ブラウザの使用を伝えておくと安心です。

Q. 編集が分かりづらいと聞きますが初心者でもできますか?

自動文字起こしを利用し、テキストを消すように不要部分をカットできるため、動画編集の経験がなくても操作できます。「えー」などのつなぎ言葉の自動除去やノイズ処理もAIが補助します。まずAIで8割整え、残りを人の耳で仕上げる進め方が実用的です。

Q. このスキルは在宅ワークの収入につながりますか?

ポッドキャストや動画制作の編集案件は伸びている分野で、音声編集のみで1エピソード3,000円前後、構成や字幕まで含むと1本3万円を超える案件もあります。継続案件として安定収入の土台になりやすく、自動化や解析の知識を組み合わせると単価をさらに高められます。

前田 壮一

この記事を書いた人

前田 壮一

元メーカー管理職・43歳でフリーランス転身

大手電機メーカーで品質管理を20年間担当した後、42歳でフリーランスに転身。中高年のキャリアチェンジや副業の始め方を、自身の経験をもとに発信しています。

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