副業の時間管理術|会社員が本業と両立するコツ7選【2026年版】


この記事のポイント
- ✓会社員が副業と本業を両立するための時間管理のコツを7つ紹介
- ✓睡眠を削らない働き方まで
- ✓実践的な方法を体験談ベースで解説します
副業を始めたいけど、時間がない。毎日仕事から帰ってきたら疲れてて、副業なんてする余裕がない。休日も家事や育児でいっぱいいっぱい。
この悩み、痛いほどわかります。私は普通の会社員をしながら、3年前にWebライターの副業を始めました。最初の3ヶ月は本当にきつくて、何度も「やめようかな」と思いました。
でも、時間の使い方を工夫するうちに、無理なく月8〜10万円を稼げるようになりました。睡眠時間を削ったわけでも、友人との付き合いを全部断ったわけでもありません。
この記事では、会社員が副業と本業を両立するための時間管理のコツを7つ紹介します。どれも明日から実践できるものばかりです。
副業に使える時間は実はけっこうある
まず、現実を数字で確認します。
一般的な会社員の1日(平日)の時間配分。
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| 睡眠 | 7時間 |
| 仕事(通勤含む) | 10時間 |
| 家事・食事・入浴 | 3時間 |
| 残り | 4時間 |
平日だけで4時間、休日はもっと自由時間がある。この「残り時間」のうち1〜2時間を副業に回すだけで、月30〜60時間の作業時間が確保できます。
問題は、この4時間がSNSやYouTubeに消えていること。時間がないのではなく、時間の使い方に問題があるケースがほとんどです。
コツ1: 副業用の「固定時間枠」を作る
一番効果があった方法がこれ。「空いた時間にやる」のではなく、「この時間は副業をする」と決めてしまうこと。
私の場合
- 平日: 朝5:30〜7:00(出勤前の90分)
- 土曜: 9:00〜12:00(午前中の3時間)
- 日曜: 副業しない(完全オフ)
週合計で約10.5時間。これを毎週のルーティンにしています。
ポイントは「朝の時間を使う」こと。仕事終わりの夜は疲れているので、質の高い作業ができません。早寝早起きにシフトして、朝のクリアな頭で副業に取り組むのが、私には合っていました。
夜型の人は、帰宅後の21:00〜23:00を副業時間にするのもあり。大切なのは、毎日同じ時間帯にすること。
コツ2: 通勤時間を「準備の時間」に変える
電車通勤の人は、片道30分〜1時間の通勤時間を活用できます。
通勤時間にできること
- 副業の案件リサーチ(スマホでクラウドソーシングの新着をチェック)
- 記事のアウトライン作成(メモアプリに箇条書き)
- クライアントへのメッセージ返信
- 学習(Udemyの講座を視聴、電子書籍を読む)
通勤時間で「考える作業」を済ませておくと、帰宅後や朝の副業時間に「手を動かす作業」に集中できます。
コツ3: タスクを「15分単位」に分解する
「ブログ記事1本書く」だと、心理的なハードルが高くて手がつけられません。これを15分単位のタスクに分解します。
例: 3000文字のライティング案件
- 15分: 記事のアウトライン作成
- 15分: 見出し1の下書き
- 15分: 見出し2の下書き
- 15分: 見出し3の下書き
- 15分: 導入文と締めの執筆
- 15分: 推敲・修正
- 15分: 納品作業
合計1時間45分。1日15分でも、1週間で1本の記事が完成する計算です。
「15分ならやれるか」と思えるかどうかが、継続できるかの分かれ目。大きなタスクを小さく分けるだけで、取り組みやすさが全然違います。
コツ4: 「やらないことリスト」を作る
時間を「作る」のではなく、時間を「奪っているもの」を排除するアプローチです。
私がやめたこと
- テレビをリアルタイムで見る(見たい番組は録画して週末に)
- SNSのだらだら閲覧(1日30分まで。タイマーをセット)
- 飲み会の二次会(一次会で帰る)
- 完璧を求めること(80%の完成度で納品して、フィードバックをもらう)
特にSNS。スマホのスクリーンタイムを確認したら、1日平均2時間半も使っていて愕然としました。これを30分に減らしただけで、副業時間2時間が生まれたんです。
コツ5: 「バッチ処理」で効率を上げる
同じ種類のタスクをまとめてやると、切り替えのロスが減ります。
バッチ処理の例
- 月曜日: 1週間分の案件リサーチ、応募
- 火〜木: 記事の執筆(1日1本ペース)
- 金曜: 推敲・修正・納品
- 土曜午前: 請求書発行、経理処理、来週の計画
「今日はリサーチだけ」「今日は書くだけ」と決めることで、タスクの切り替えコスト(脳のエネルギー消費)を最小限に抑えられます。
コツ6: 睡眠は絶対に削らない
これだけは声を大にして言いたい。副業のために睡眠を削るのは、絶対にやめてください。
睡眠不足は本業のパフォーマンスを下げ、副業の品質も落とし、健康を害します。長期的に見てマイナスしかありません。
最低でも6〜7時間の睡眠は確保すること。
「時間がない」と感じたら、睡眠を削るのではなく、「やらないこと」を増やすか、副業の作業量を減らすのが正しい判断です。月に5万円稼ぐために体を壊したら、医療費で10万円以上飛ぶ可能性だってあるんですから。
コツ7: 手数料で「時間を買う」発想を持つ
副業で限られた時間を使っている以上、「時給」を最大化する視点が重要です。
同じ10万円の案件でも、手数料20%のプラットフォームなら手取りは8万円。@SOHOなら手数料0%で10万円がそのまま手元に残ります。
差額の2万円を時給2,000円の仕事で取り返すには、追加で10時間働く必要がある。つまり手数料の差は、実質的に「10時間分の作業時間」に相当するわけです。
副業の時間が限られている会社員こそ、プラットフォームの手数料は慎重に比較すべき。
副業の時間管理に使えるツール
タスク管理
- Todoist: シンプルで使いやすい。無料プランで十分
- Notion: タスク管理+メモ+データベースが一体化
- Google Keep: スマホでサッとメモ。通勤中のアイデア記録に便利
時間トラッキング
- Toggl Track: ワンクリックで時間計測開始。無料プランあり
- Clockify: 完全無料。レポート機能も充実
時間をトラッキングすると、「あの作業に思ったより時間がかかっている」という発見があります。改善ポイントが明確になるので、おすすめです。
集中力維持
- Forest: スマホを触らないとアプリ内で木が育つ。ゲーム感覚で集中できる
- ポモドーロ・テクニック: 25分作業 + 5分休憩のサイクル。タイマーアプリで実践
副業の種類別・必要時間の目安
副業の種類によって、必要な作業時間は大きく異なります。自分の確保できる時間と照らし合わせて、無理のない副業を選んでください。
| 副業の種類 | 月の作業時間目安 | 月収の目安 |
|---|---|---|
| データ入力 | 10〜20時間 | 1〜3万円 |
| Webライティング | 20〜40時間 | 3〜10万円 |
| Webデザイン | 20〜40時間 | 5〜15万円 |
| プログラミング | 30〜60時間 | 10〜30万円 |
| SNS運用代行 | 15〜30時間 | 3〜10万円 |
自分のスキルと稼ぎたい金額から、必要な時間を逆算してみてください。月5万円稼ぎたくてWebライティングを選ぶなら、月25〜30時間の作業時間が必要。週6〜7時間なので、平日1時間+土曜2時間で達成可能です。
@SOHOの年収データベースでは、職種別の年収相場を確認できます。副業でどのくらい稼げるかの目安にしてみてください。
本業との両立で注意すべきこと
就業規則を確認する
副業OKかどうか、会社の就業規則を必ず確認してください。副業禁止の会社でバレた場合、懲戒処分の対象になることもあります。
2018年に厚生労働省が「モデル就業規則」を改定し、副業・兼業を認める方向に舵を切りましたが、まだ禁止している会社も少なくありません。
本業に支障を出さない
副業が忙しくなって本業のパフォーマンスが落ちるのは本末転倒。疲労が溜まっているときは副業の量を減らす勇気も必要です。
守秘義務に注意する
本業で知り得た情報を副業で利用するのはNG。特にエンジニアやマーケターは、技術情報やマーケティングデータの取り扱いに注意してください。
まとめ
副業の時間管理で大切なのは、以下の7つです。
- 副業用の「固定時間枠」を毎日確保する
- 通勤時間を「準備の時間」として活用する
- タスクを「15分単位」に分解する
- 「やらないことリスト」で時間を生み出す
- 同じ種類のタスクを「バッチ処理」する
- 睡眠は絶対に削らない
- 手数料を比較して「時給」を最大化する
副業は短距離走ではなくマラソンです。最初からフルスロットルで飛ばすと必ず息切れします。無理のないペースで続けることが、結果的に一番稼げる方法です。
副業の「見えない時間泥棒」を可視化する習慣
時間管理がうまくいかない最大の原因は、自分が何にどれだけ時間を使っているかを正確に把握していないことです。感覚で「忙しい」と思っていても、実際に記録してみると、想像と現実のギャップに驚くことがほとんど。
総務省の社会生活基本調査では、日本人の1日の生活時間が詳細に分析されています。
「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」の行動者率は男女ともに高く、行動者平均時間は1日当たり2時間を超えている。インターネット利用についても、スマートフォンの普及により、特に若年層で利用時間が増加傾向にある。 出典: stat.go.jp
つまり、ほとんどの人がメディア消費だけで1日2〜3時間を使っているということ。この時間の半分でも副業に回せば、月30〜45時間の作業時間が確保できる計算です。
1週間の時間棚卸しをやってみる
まず最初の1週間、起きてから寝るまでの行動を15分単位でメモしてみてください。スマホのメモアプリで十分。「7:00〜7:15 朝食」「7:15〜7:30 SNS」のように、シンプルに記録するだけ。
1週間続けると、自分の時間の使い方が数字で見えてきます。私がやったときは、平日夜の「なんとなくYouTube」が週合計8時間もあって愕然としました。この時間を副業に振り向けるだけで、月収+3万円は十分狙えるレベル。
時間泥棒の三大要素を排除する
棚卸しで多くの人が発見する「時間泥棒」は次の3つです。
・SNSの無目的閲覧(平均1日2〜3時間) ・テレビのザッピング視聴(目的なく付けっぱなし) ・スマホゲームの惰性プレイ(やめどきを失う)
これらを完全にゼロにする必要はありません。「1日30分まで」とルールを決めて、スクリーンタイム機能で強制的に制限をかけるだけで効果が出ます。iPhoneなら「スクリーンタイム」、Androidなら「Digital Wellbeing」で、アプリごとの使用時間制限が可能。
確定申告の時間も「副業時間」に含めて設計する
意外と見落とされがちなのが、確定申告や日々の経理処理に必要な時間です。副業で年間20万円を超える所得があると、確定申告が必要になります。
国税庁の公式情報では、副業所得の申告について以下のように案内されています。
給与所得者で、給与の支払を受けている者で、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える方は、確定申告を行う必要があります。 出典: nta.go.jp
申告期間は毎年2月16日〜3月15日。この時期に慌てて1年分の領収書を整理すると、それだけで土日が2〜3回潰れます。私も初年度は丸2日かけて格闘しました。
月1時間の「経理タイム」を固定枠に組み込む
おすすめは、月末の最終土曜日に「経理タイム」を1時間だけ確保すること。やることはシンプル。
・その月の売上を記録(エクセルかクラウド会計ソフト) ・経費レシートをスマホで撮影してフォルダに保存 ・銀行口座とクレジットカード明細をダウンロード
これを毎月続けるだけで、確定申告時期の作業が15分で終わります。1年分を一気にやると10時間かかるものが、月1時間×12回=12時間で完結し、しかも精神的な負担が激減。
経費計上できる時間関連アイテム
副業のための時間効率化に投資した金額は、経費として計上できる可能性があります。
・タスク管理アプリの有料プラン(Todoist Pro等) ・時間管理ツールの月額料金(Toggl Track等) ・集中力アップのためのワイヤレスイヤホン ・在宅作業用のデスク・チェア(按分計算)
詳細は税理士や国税庁の相談窓口で確認するのが確実ですが、「時間を節約するための投資」を経費化することで、実質的な作業時給がさらに上がります。
家族との時間を犠牲にしない副業設計
副業時間を確保するために家族との時間を削ると、長期的には必ず破綻します。配偶者の不満、子どもとの関係悪化、親族行事の欠席。これらは数字に表れない大きなコストです。
家族会議で「副業ルール」を共有する
副業を始める前、もしくは始めた直後に、家族と次の3点を話し合っておきましょう。
・週のどの時間帯を副業に充てるか(例: 平日朝、土曜午前) ・副業しない時間帯の明確化(例: 平日夜の食事時間、日曜終日) ・収入の使い道(家計補填か、自己投資か、貯蓄か)
特に「いつ副業しないか」を決めることが重要。「気が向いたらやる」だと、家族にとっては「いつ呼びかけていいか分からない」状態になり、ストレスが溜まります。
子育て世代の時間確保テクニック
小さい子どもがいる場合、まとまった時間を確保するのは至難の業です。私の周りで成功している人たちのパターンを紹介します。
・早朝活用型: 子どもが起きる前の5:00〜6:30に集中作業 ・昼休み活用型: 本業の昼休み45分をフル活用(食事は15分で済ませる) ・スキマ時間蓄積型: 子どもの習い事の送迎待ち時間、寝かしつけ後の30分を積み上げる
厚生労働省の調査によると、共働き世帯の家事・育児時間は年々増加傾向にあり、特に男性の育児参加が求められています。副業をするからといって、家事育児を配偶者に丸投げするのは絶対にNG。むしろ副業収入の一部で家事代行サービスを利用するなど、家族全体の時間総量を増やす発想が大切です。
よくある質問
Q. 副業をすることで本業に支障が出ないか心配ですが、両立のコツはありますか?
最初から無理なスケジュールを詰め込まないことが大切です。まずは土日のどちらか半 日だけ稼働するなど、少ない時間から始めて自分のペースを掴みましょう。本業のスキ ルを活かせる案件を選べば、新しい知識を習得する負担が少なく、効率的に稼ぐことが できます。
Q. 会社員なので平日の日中に連絡が取れません。クライアントワークは可能ですか?
可能です。契約前に「平日の日中は本業のため、連絡は18時以降になる」と伝えておけ ば、多くのクライアントは理解してくれます。チャットツールなどを活用し、非同期で コミュニケーションを取れる案件を中心に選ぶのがおすすめです。
Q. スキマ時間だけでも収益を上げるコツはありますか?
複数のアプリやサイトを使い分けず、まずは1〜2つのサービスに絞って「実績(評価)」を貯めることが近道です。信頼性が高まれば、より高単価な案件に招待されたり、効率よく作業を進められたりするようになります。
Q. 副業をしていることが会社に知られないようにする方法はありますか?
住民税の通知額が変わることで、会社に副業収入があることが知られるケースが一般的です。これを防ぐためには、確定申告書の作成時に「住民税の徴収方法の選択」欄で「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れるという対策があります。ただし、自治体の運用によっては普通徴収への切り替えができない場合もあるため、事前にお住まいの市区町村の役所に確認することをおすすめします。
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この記事を書いた人
星野 ゆい
元会社員のフリーランスライター
大手メーカーで営業職として5年間勤務した後、フリーランスライターとして独立。クラウドソーシングで人生が変わった経験をもとに、初心者向けの記事を中心に執筆しています。
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