ECサイト制作の仕事内容と報酬相場|Shopify・BASEで稼ぐ方法


この記事のポイント
- ✓ECサイト制作の仕事内容と報酬相場を詳しく解説
- ✓Shopify・BASEを使った案件の獲得方法
- ✓単価を上げるための戦略まで
EC市場の拡大に伴い、「自社のオンラインショップを作りたい」というニーズは年々増えています。私はもともとWeb制作会社でコーダーとして働いていましたが、ShopifyとBASEのスキルを身につけたことで、ECサイト専門のフリーランスとして独立できました。今回は、ECサイト制作の仕事内容、報酬相場、そして案件獲得のリアルをお伝えします。
ECサイト制作の仕事内容
ECサイト制作と一口に言っても、作業の範囲はさまざまです。
サイト構築(新規制作)
ゼロからECサイトを立ち上げる案件です。プラットフォームの選定、デザイン、商品登録、決済設定、配送設定まで一貫して対応します。
テーマカスタマイズ
Shopifyの既存テーマやBASEのデザインテンプレートをクライアントのブランドに合わせてカスタマイズする案件。最も需要が多く、入門しやすいジャンルです。
商品登録・データ移行
既存のECサイトからのデータ移行や、大量の商品情報を登録する作業。単純作業に見えますが、SEOを意識した商品説明の作成まで含むと付加価値が出ます。
運用サポート・コンサルティング
サイト公開後の売上分析、広告運用の助言、改善提案などを行う案件。EC運営の知識が求められますが、月額で安定した収入を得られます。
ECサイト制作の報酬相場
| プラットフォーム | 案件タイプ | 単価相場 |
|---|---|---|
| Shopify | テーマカスタマイズ | 10万〜30万円 |
| Shopify | オリジナルテーマ制作 | 30万〜80万円 |
| Shopify | アプリ連携・カスタム開発 | 15万〜50万円 |
| BASE | デザインカスタマイズ | 5万〜15万円 |
| BASE | 初期設定代行 | 3万〜10万円 |
| WooCommerce | サイト構築 | 20万〜60万円 |
| 共通 | 運用サポート | 月額3万〜10万円 |
Shopifyの案件単価が最も高く、私の平均的な案件は20万〜40万円です。BASEは単価は低めですが、作業量も少ないため効率は悪くありません。
Shopifyで稼ぐための具体的な方法
Shopify Partnerプログラムに登録する
Shopify Partnerに登録すると、開発用ストアを無制限に作成できます。クライアントに実際の画面を見せながら提案できるため、受注率が上がります。登録は無料です。
Liquidを学ぶ
ShopifyのテンプレートエンジンであるLiquidは、HTML/CSSの知識があれば比較的簡単に習得できます。このLiquidが使えるかどうかで、「テーマの設定を変えるだけの人」と「本格的なカスタマイズができる人」に分かれます。
私がLiquidを学んだのは独学です。Shopifyの公式ドキュメントが充実しているので、2週間ほど集中して学べば基本的なカスタマイズは対応できるようになります。
特定の業界に特化する
アパレル、食品、コスメなど、ECの業界は多岐にわたります。1つの業界に特化することで、その業界特有の要件(例:食品なら賞味期限の表示、アパレルならサイズ表の見せ方)に精通し、提案の質が上がります。
私はアパレル系ECに特化してから、リピート率が3倍になりました。「アパレルのことをわかっている人に頼みたい」というクライアントは想像以上に多いです。
BASEで稼ぐための方法
BASEはShopifyに比べると単価は低いですが、以下の点で副業向きです。
学習コストが低い:プログラミング知識がほぼ不要。デザインのカスタマイズと初期設定ができれば案件を受けられます。
案件数が多い:個人事業主やハンドメイド作家からの依頼が多く、小規模ながら案件は安定しています。
短期間で納品できる:1週間以内に完了する案件がほとんど。本業との両立がしやすいです。
ECサイト制作で単価を上げるコツ
コツ1:マーケティングの知識を持つ
「サイトを作って終わり」ではなく、「売れるサイトを作る」ことを訴求できると単価が上がります。コンバージョン率を意識したデザイン、効果的な商品ページの構成など、マーケティングの視点を持つことが差別化のポイントです。
コツ2:実績を数字で示す
「このECサイトをリニューアルした結果、月商が1.8倍になりました」——こういった数字つきの実績は、新規クライアントへの最大のアピールになります。可能であれば、クライアントの許可を得てビフォーアフターの数字を公開しましょう。
コツ3:構築後の運用もセットで提案する
サイト構築だけでなく、月額の運用サポートを提案すると、ストック収入が積み上がります。私は現在5社の運用サポートを月額3万〜5万円で受けており、これだけで月15万円以上の安定収入になっています。
失敗から学んだこと
独立して最初のころ、「何でもできます」と幅広く受けていたら、WooCommerceの大規模カスタマイズ案件で大失敗しました。PHPのスキルが足りず、バグが連発。結局、途中で他のエンジニアに引き継いでもらう事態に。
この経験から、自分の得意なプラットフォームと業界に絞ることの大切さを痛感しました。今ではShopify一本に絞り、無理な案件は断る勇気を持つようにしています。
よくある質問
Q. ECサイト制作にプログラミングスキルは必要?
BASEならほぼ不要です。Shopifyも基本的なカスタマイズはノーコードで対応可能。ただし、Liquidやcustom appの開発ができると対応範囲が広がり、単価も上がります。
Q. 手数料を抑えて受注する方法は?
@SOHOなら手数料0%で報酬の全額を受け取れます。ECサイト制作は単価が高い案件が多いので、手数料の有無は手取りに大きく影響します。
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ECサイト制作の仕事内容・始め方・案件相場をさらに詳しく知りたい方は、お仕事ガイドをご覧ください。

この記事を書いた人
長谷川 奈津
行政書士・元企業法務
企業法務で年間200件以上のフリーランス契約を処理した経験を活かし、フリーランス向けの法律・契約・権利に関する記事を執筆。「法律はあなたの味方です」がモットー。















