【資格　関係】ライティング

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カウンセラー
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現代社会は、ストレスの時代です。老若男女問わず、多くの人たちが、いろいろな悩みをかかえ、苦しんでいます。そして、問題解決できないまま、自ら命を絶つ人が増加し、とうとう日本は、毎年3万人を超える自殺大国となってしまいました。誰にも打ち明けることのできない悩みを抱えた人、どうしても解決できない問題で苦しんでいる人たちは、どうすればよいのでしょうか。うつ病などを患い、自身を追い詰め、死を選んでしまうことのないよう、相談できる相手が必要となります。それが、心理カウンセラーなのです。こうした背景から、年々、心理カウンセラーのニーズが高まってきています。心理カウンセラーには、活躍する場所や役割によって、様々な種類に分かれており、その呼び名も千差万別です。医療機関や大学などで勤務する臨床心理士、子どもや親、教師などをとりまく環境などを対象とする学校カウンセラー、職場でのメンタルケアを行う産業カウンセラー、音楽を通して行う音楽療法士、芸術療法を行う臨床美術士などがあります。こうしたカウンセラーや心理療法家の中で、社会的にも広く認知されているのが臨床心理士です。とはいえ、この資格を取得するには、大学院で学ぶことが必要となり、大変な道のりです。心理カウンセラーになることは容易ではありませんが、これから心理カウンセラーの資格を取得したいとお考えの方は、カウンセリングのスクールで学ぶ方法をおすすめします。


■心理カウンセラーとは？
心理カウンセラーとは、クライアント（相談者）の抱えている悩みなどに耳を傾け、アドバイスをし、心の問題を解決する専門家のことをいいます。皆さんは、学校、家庭、仕事場などで、辛いことがあったとしても、まず、自分ひとりで解決しようと努力するかと思います。また、一番身近な存在である親兄弟、もしくは、親しい友人に相談にのってもらうこともあるでしょう。しかしながら、いくら努力しても、誰かに相談しても、解決の糸口さえも見つけることができず、余計辛くなり、悩みや不安が大きくなってしまうこともあります。また、誰にもいえない悩みであれば、ひとりで考え込むしかありませんから、暗いトンネルをさまよう状態になってしまうことでしょう。そんなとき、心理カウンセラーが、心強い味方となります。カウンセリングを行うことで、クライアントは、悩んでいる自分の感情を整理したり、現実に起こっている問題に対して冷静に判断したり、また、解決の道に向かって、自ら行動していく力をつけていくようになるのです。このとき、心理カウンセラーとクライアントのしっかりとしたコミュニケーションがポイントとなります。心理カウンセラーには、包容力や忍耐力、責任感などが必要となり、難しい点もあります。しかしながら、人の役にたつことで、やりがいを感じることができ、また、近年、心の病が増加していることから、心理カウンセラーは、大変注目されています。


■心理カウンセラーになるには
心理カウンセラーになるには、いくつかの方法があります。一番知名度の高い臨床心理士の場合、まず、第１種指定大学院の修士課程を修了して受験資格を得るか、第２種指定大学院を修了してから１年以上の心理臨床経験を積んで受験資格を得る必要があります。時間とお金に余裕のあるかたは、こうした方法を選択することもできるでしょう。しかしながら、大多数の方々は、心理カウンセラーになりたいと考えていても、お仕事をしていたり、また、子育てで時間がとれなかったり、ほかにも様々な理由から、違う方法を考えなくてはならないのが現状です。最もポピュラーな方法は、カウンセリングのスクールで講習を受け、試験合格後、心理カウンセラーとして認定証を受けることです。たとえば、産業カウンセラーになるには、社団法人日本産業カウンセラー協会が開催する養成講座で、心理学とカウンセリングを学び、実技を含んだ資格認定試験に合格する必要があります。養成期間は、７ヵ月で、約２０回の講座を受けます。開講日はおもに土曜日と日曜日ですが、平日昼間、平日夜間のコースもあるので、ご自身の都合にあわせて選べます。スクールによって、養成期間や学ぶ内容も異なり、また、認定する際の呼称も各々違うので、資料を取り寄せたり、電話で問い合わせたりするなどして、調べてみる必要があります。時間もお金も費やして取得する心理カウンセラーの資格。準備は念入りにしておきましょう。

続く…


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弁理士
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弁理士試験は、一次は短答式試験、二次は論文式試験、そして、三次が口述試験と、一次試験から三次試験までの三段階で構成されています。ご存知の通り、弁理士試験は、けっして簡単な試験ではありません。２００７年度の弁理士試験合格率は6.7％と、国家資格の中でも難関資格の部類に入っています。

こうした難関資格の合格を狙うには、どのような学習方法をするかがカギとなってきます。合格者の体験談を読み、そのまま同じ学習方法をすればよいのでは？と考える人もいることでしょう。しかし、合格者ひとりひとり、職業や生活環境などが違うため、学習方法も異なってきます。体験談は、あくまでも参考にして、自分なりの戦略、学習方法を見出し、方向性が見えたら、それに向かって一生懸命突き進みましょう。
合格者ひとりひとり学習方法が違うというものの、どこかで共通している部分というのは、あるものです。それは、時間を有効活用するなど効率的であること、そして、正しい勉強方法で、コツコツと努力し続けていることです。

弁理士試験で、一番大事なのが、条文です。一次試験、二次試験、三次試験と三回の試験を受けなければなりませんが、どれも条文を問われる試験となっています。一次の短答式試験（5枝択一：マークシート方式）では、「特許・実用新案に関する法令」、「意匠に関する法令」、「商標に関する法令」、「工業所有権に関する条約」、「著作権法・不正競争防止法」に関する問題が出題されます。目を通すだけでも大変な量ですが、とにかく条文を熟読、そして、その主旨や要点を理解し、過去の問題集を徹底的に学習してください。できれば、条文の理由付けまで学びましょう。慣れない専門用語が連なる条文を一度で理解し、記憶できる人などいません。何度も何度も条文を読むこと、できれば声を出して読むようにします。いつしか、スラスラといえるようになり、そのときは、合格への道が見えてくるはずです。

続く…