【ミサワホーム】 サイト ライティング
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第1次南極観測隊の最年少隊員として活躍、その後、第8次から建物の設計を担う平山善吉日本大学名誉教授から、南極観測の今昔と観測基地の多くの建物を手がけている「ミサワホーム」とのかかわりについて、お話をお伺いました。今回は、平山教授のお話を中心に、このセミナーの潜入レポートをお届けします。
先般、「東北ミサワホーム35周年記念、住まいづくりセミナー」が開催されました。南極観測隊に第1次から第3次まで参加、タロ・ジロを題材にした「南極物語」の監修をも務めた平山善吉教授の貴重な素晴らしい体験を聞くことができました。
セミナー会場に入ると、まだセミナー開始前。 南極観測隊として活躍し、基地の建物を手がけている平山教授のお話を聞く機会に恵まれ、会場の参加者は、ワクワクした面持ちでセミナー開催を待っているようでした。 そしていよいよセミナーが開始され、平山教授のお話が始まると、皆、熱心に耳を傾け、なるほどと頷いたり、メモをしたりしている方々もいました。
日本は、南極に4つの基地を設置しています。これらの建物は、第8次までは、プレハブ住宅を具現化した「パネル式」構法で建てられていました。 その後、建物が雪に埋もれないよう考え出されたのが「高床式建物」ですが、パネルのコストの高さと重量の重さなどに問題がありました。 設計陣は、この問題を解決するための絶対条件として「軽量・不燃・組立て工数が少ない」ことを掲げました。 こうした厳しい条件に応え、品質、精度、コストの面で実力を発揮し、要求どおりのパネルを生産・受注・納入したのが「ミサワホーム」だったのです。 第10次から「ミサワホーム」が直接受注した建物は、現在までに34棟、延べ約5千平方メートルにも及んでいます。
昭和基地のシンボルともいうべき管理棟は、「ミサワホーム」が受注しお手伝いしました。 さらに、2002年「ミサワホーム」は、NHKハイビジョンスタジオ棟を建設。 これにより、南極隊員の仕事や生活ぶり、美しい自然の映像などが放映され、南極をより身近に感じることができるようになりました。 こうした「ミサワホーム」の極地で鍛えられた先端技術は、業界に先駆けて、高断熱、高気密住宅を開発、エネルギーを100%自給できる世界初の「ゼロ・エネルギー住宅」を開発するなど、日本の住まいづくりにもいかされています。
南極の建物は、今後も最先端技術を駆使していくことにより、ますます進化していきますから、「ミサワホーム」の新たな技術開発も期待されるところです。これからも、南極基地と「ミサワホーム」とのかかわり…目が離せません。
南極と聞いて、まず思い浮かぶのはオーロラですが、その他にも神秘的な自然が数多くあります。 南極の面積は、日本の37倍(1360万km2)で、そのほとんどが厚い氷に覆われています。 地球上の約90%が南極の氷で、最低気温は−89.2度にも達し、その厳寒の地には、ペンギンやアザラシが生息しています。 また、オーロラの他にも、沈まぬ太陽といった不思議な自然現象も見ることができます。
南極と北極の相違点は、南極が大陸なのに対し、北極は海氷であること。 南極の最低気温が−89.2度で、北極の最低気温は−70度と南極の方が寒いこと。 また、ペンギンは南極だけに、白くまは北極だけに生息していることなどがあげられます。 とても不思議な現象ですが、南極と北極では同時に同じ形でオーロラが発生するといわれています。
今まで深く知ることのなかった南極について「え!?」と驚き「なるほど!」と心で頷きながら、一心に耳を傾けていた私。感動の映画「南極物語」の主人公タロ・ジロの実写真、思いもかけずに見ることができて、嬉しかったです。
数々の新製品は、南極の観測隊から生まれたといいます。 たとえば、南極大陸の高度3,800メートル、気温−60度の厳しい環境でも、走行可能にした高性能の国産大型雪上車や各国の観測隊からも引き合いがあるという防寒雪靴。 そして、一番驚いたものがインスタントラーメン。 これは、南極観測隊の食料確保を目的に開発されました。 また、基地で祝杯をあげよう!と日本から瓶ビールを持参したところ、赤道付近で腐食してしまいガッカリ。 何とかならないものか?と生み出されたのが缶ビールだったといいます。
南極・昭和基地の気温は、冬期はマイナス50℃、最大瞬間風速は毎秒60メートルに達する風(時速216km)が一年の半分も吹き荒れているといいます。こうした厳しい自然環境の中、隊員達の安全と安心を確保するために、どのような建物を設計するべきか思案した結果、1957年、日本建築学会が「第一次観測用・パネル式越冬小屋」を完成させました。 これこそが、当時日本にもなかったプレハブ住宅第1号!そして、「昭和基地を恒久的な建物にしてほしい」という要望に応えるため、1968年の第10居住棟より建物の構造体である木質パネルを製作、納入したのが「ミサワホーム」でした。 高度工業化技術によるミサワホームの木質パネルは、これまでの手工芸品的なものと比べ、断熱性・耐力性にすぐれ、結露やゆがみにも強いものです。 日本の「ミサワホーム」の家が、夏涼しく冬暖かく過ごせる理由は、南極でのノウハウがいかされているからだといいます。 今もなお、南極の工業化住宅の発展に力を注ぎ続ける「ミサワホーム」。 その歩みは、南極観測の歩みと重なっていることを実感することができました。
南極観測のために開発されたものが、私達の生活に生かされ、浸透していたとは驚きです。また、南極観測の意義や成果を知るにつれ、今までとは違った意味で南極への興味が湧いてきました。
平山善吉教授の貴重な南極観測についてのお話しの後は、美味しいケーキとお茶をいただきながら、ゆったりとしたスペースで住まい作りの相談会が行われました。 「ミサワホーム」の南極観測棟の設計秘話など、興味深いお話を聞き改めてミサワの技術の凄さに感心した後とあって、多くの方々が熱心にミサワホームならではの住まいづくりについて相談されていました。
また、「ミサワホーム」には、泊りながら普段の生活と同じように使って、じっくり体感することもできる宿泊可能な住宅展示場もあるそうです。 セミナー後の相談会では、担当者が住まいづくりについて、親切丁寧に答えて下さり、対応の良さも「さすが、ミサワホーム!」と頷いてしまいました。
住宅業界をリードする「ミサワホーム」が、南極観測の基地と深いかかわりがあることを初めて知りました。
最低気温−45.3度、風速60m/秒といった南極の過酷な自然環境に耐え、隊員の安全と安心を確保する「ミサワホーム」のハイレベルな断熱性、耐風性、堅牢性を満たす性能や構造は、他に類の無いものです。さすが!技術のミサワです。南極基地における最先端のテクノロジーが日本の一般住宅にもフィードバックされていることを知り、家を建てるなら、やっぱり安心と信頼の「ミサワホーム」と再認識しました。
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