建築・インテリア・図面デザインのお仕事

建築・インテリア・図面デザインのお仕事
難易度上級者向け
カテゴリデザイン・クリエイティブ
年収レンジ300〜700万円
時給レンジ2,500〜6,000円
AutoCADJw_cadSketchUpVectorworksPhotoshop

建築・インテリア・図面デザインとは

建築・インテリア・図面デザインは、建物や室内空間の設計図面を作成したり、インテリアのコーディネート提案を行ったり、建築パース(完成予想図)を制作したりする仕事です。建築設計事務所、ハウスメーカー、不動産デベロッパー、インテリアショップなどからの外注案件が中心です。

建築業界は慢性的な人手不足に直面しており、図面作成やパース制作といった業務を外部のフリーランスに委託する流れが加速しています。CADソフトの操作スキルと建築の基本知識があれば、在宅で完結できる案件が多数あります。

専門性が高い分、他のデザイン職に比べて参入障壁がありますが、その分報酬単価も高く、時給2,500〜6,000円のレンジで安定した収入を得ているフリーランスが多い分野です。

仕事内容の詳細

CAD図面作成

設計者が描いたスケッチや手書きの図面をもとに、CADソフトを使って正確な図面データを作成します。平面図、立面図、断面図、展開図、詳細図などの作成が主な業務です。

建築図面のCADオペレーターは、設計者の意図を理解して正確にデータ化する能力が求められます。寸法の正確さはもちろん、線種の使い分け、レイヤー管理、縮尺設定など、図面作成のルールを熟知している必要があります。

建築パース・CGパース制作

建物や室内空間の完成予想図(パース)を3DCGで制作します。設計段階ではまだ実物がないため、パースを使ってクライアントや施主に完成イメージを伝えます。

SketchUp、3ds Max、Lumionなどの3Dソフトを使い、建物の外観パースや室内パースを制作します。リアルなマテリアル(素材感)やライティング(照明)の表現が求められ、写真のようなフォトリアルなCGが主流です。

インテリアデザイン・コーディネート

住宅やオフィス、店舗、ホテルなどの室内空間のデザインを行います。家具の選定、カラースキームの提案、照明計画、素材の選定、レイアウト設計などが含まれます。

インテリアコーディネーターとして、クライアントの好みやライフスタイルをヒアリングし、それに合った空間を提案します。提案用のプレゼンボード(コンセプトシート)の作成や、家具・建材のサンプル収集も業務に含まれることがあります。

リノベーション・リフォーム設計

既存建物のリノベーションやリフォームの設計を行います。現況図面の作成、改修計画の図面化、内装仕上げ表の作成、設備配置図の作成などが主な業務です。現場調査(実測)が必要な場合は現地に出向くこともあります。

確認申請図面の作成

建築確認申請に必要な図面一式を作成する業務です。建築基準法や各種法令に則った図面作成が求められるため、法規の知識が不可欠です。設計事務所からの外注案件として需要があります。

必要なスキル・資格

必須スキル

スキル 内容
CADソフトの操作 AutoCAD、Jw_cad、Vectorworksなど、いずれか1つは必須
建築の基礎知識 図面の読み方、建築用語、構造・設備の基本的な理解
寸法感覚 建築物や家具のスケール感を正確に把握できること
図面作成のルール 線種、レイヤー、縮尺、表記方法など業界標準のルール
コミュニケーション力 設計者の意図を正確に汲み取り、疑問点を確認する力

あると強いスキル

スキル 内容
3Dモデリング(SketchUp、3ds Maxなど) パース案件に対応できると大幅に単価アップ
Photoshopでのレタッチ パースの仕上げや写真合成に使用
BIMソフト(Revit、ArchiCADなど) BIM導入が進んでおり、対応できると希少人材に
インテリアの知識 家具、建材、カラースキームの提案ができると対応範囲が広がる
建築法規の知識 確認申請図面の作成に不可欠

おすすめ資格

  • 建築CAD検定2級以上 — CADスキルの客観的な証明。案件応募時のアピールに有効
  • インテリアコーディネーター — インテリア案件の受注に直結する資格
  • 二級建築士 — 建築設計の基本資格。確認申請業務にも関われる
  • 福祉住環境コーディネーター — バリアフリーリフォーム案件に対応可能

始め方ロードマップ

STEP 1:CADソフトを習得する(1〜3ヶ月)

まずは使用するCADソフトを1つ決めて、操作を習得しましょう。日本の建築業界ではAutoCADとJw_cadが最も普及しています。Jw_cadは無料で使えるため、初期投資を抑えて始められます。

オンライン講座や書籍で基本操作を学んだ後、実際の建築図面を模写するトレーニングが効果的です。

STEP 2:建築図面の読み方を学ぶ(1〜2ヶ月)

平面図、立面図、断面図、矩計図などの建築図面を正確に読み取れるようになりましょう。建築の基礎知識(構造、設備、仕上げ)も並行して学びます。建築系の学校を卒業していない人は、職業訓練校やオンライン講座を活用するのも選択肢です。

STEP 3:サンプル図面を作成する(1ヶ月)

既存の建築図面を参考に、自分でCAD図面を作成してポートフォリオとして公開します。住宅の平面図、展開図、パースなど、実務でよくある図面を数種類用意しましょう。

STEP 4:CADオペレーターとして案件を受注する(1〜3ヶ月)

図面のトレース(手書き図面のCAD化)や、既存図面の修正など、比較的ハードルの低い案件から始めましょう。設計事務所のアシスタント的な立場で実務経験を積むのが理想的です。

STEP 5:3Dパースや専門分野に進出する(6ヶ月〜)

CADオペレーターとしての基盤を固めたら、3Dパース制作やインテリアデザインなど、より高単価な専門分野に挑戦していきます。

案件相場

種類別の相場目安

業務内容 単価目安
CAD図面トレース(1枚) 5,000〜15,000円
住宅平面図作成 1万〜5万円
確認申請図面一式 10万〜30万円
建築外観パース(CG) 3万〜15万円
室内パース(CG) 3万〜10万円
インテリアコーディネート 1室5万〜20万円

時給換算

  • CADオペレーター(経験浅い): 時給2,500〜3,500円
  • CADオペレーター(経験豊富): 時給3,500〜5,000円
  • 3Dパース制作・設計補助: 時給4,000〜6,000円以上

設計事務所との月額契約(週2〜3日稼働)で安定した収入を得ているフリーランスも多いです。

この仕事に向いている人

  • 建築やインテリアに興味がある人 — 建物や空間のデザインに携わりたいという情熱
  • 正確で緻密な作業が得意な人 — 図面は1mmの誤差が大きな問題になるため、正確さが命
  • 空間を立体的にイメージできる人 — 平面図から立体的な空間を想像する力
  • 論理的思考ができる人 — 法規、構造、設備など複数の要件を整理して図面に反映する力
  • 新しいツールの習得に意欲的な人 — BIMの普及など、ツールの進化に対応する必要がある

よくある質問

Q. 建築系の学歴がなくても始められますか?

CADオペレーターとしての業務であれば、建築系の学歴がなくても始められます。ただし、図面の意味を理解するために建築の基礎知識は必要です。独学や職業訓練校で学ぶことで、未経験からCADオペレーターになった人も多数います。

Q. Jw_cadとAutoCAD、どちらを覚えるべきですか?

日本の設計事務所ではJw_cad(無料)の使用率が高く、ゼネコンや大手企業ではAutoCAD(有料)が主流です。まずは無料のJw_cadから始めて、余裕ができたらAutoCADも習得するのが現実的なステップです。

Q. 在宅だけで完結しますか?

CAD図面の作成や3Dパース制作は在宅で完結します。ただし、リフォーム案件で現場の実測が必要な場合や、クライアントとの打ち合わせが対面で行われる場合は外出が発生することもあります。

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