全国通訳案内士

この資格とは
全国通訳案内士は、観光庁が管轄する国家資格で、報酬を得て外国人に通訳案内を行う際に必要な資格です(2018年の法改正で名称独占に変更)。英語、中国語、韓国語など10言語で受験可能です。語学力だけでなく、日本の地理、歴史、文化、一般常識の深い知識が求められる難関資格です。
取得するメリット
全国通訳案内士は語学系の国家資格として最高峰に位置づけられ、取得すれば通訳ガイドとして活動できるだけでなく、翻訳・通訳全般の案件で最上位の評価を得られます。インバウンド需要の回復に伴い、オンラインガイドツアーの案件も増加しています。
試験概要
一次試験は筆記(外国語、日本地理、日本歴史、一般常識、通訳案内の実務)で、二次試験は口述試験(プレゼンテーション+通訳)です。一次試験の外国語は高度な語学力が必要で、TOEICの免除制度(英語:900点以上で免除)もあります。
勉強方法・おすすめ教材
一次試験の外国語は高い語学力が前提なので、まずTOEICやTOEFLで十分なスコアを取得してから受験準備を始めましょう。日本地理、歴史、文化の知識は旅行ガイドブックや歴史書を幅広く学習します。過去問での演習と、口述試験対策の練習が重要です。
この資格が活きる仕事
通訳ガイド、オンラインガイドツアーの実施、通訳・翻訳(観光・文化分野)、インバウンド観光コンサルティング、外国人向けイベントの企画・運営など、高度な語学力と日本文化の知識を活かす案件で活かせます。
よくある質問
合格率10%は本当に難しいですか?
はい、語学力に加えて日本の地理・歴史・文化の幅広い知識が必要なため、非常に難易度の高い試験です。複数年かけて合格を目指す方も多いです。
TOEICの免除制度はどうなっていますか?
英語の場合、TOEIC L&R 900点以上、英検1級合格者は一次試験の外国語科目が免除されます。まずこれらの資格を取得してから通訳案内士の受験準備に入る方が効率的です。
オンラインで通訳ガイドの仕事はできますか?
はい、コロナ禍以降オンラインガイドツアーが普及しています。自宅からZoomなどで日本文化を紹介するオンラインツアーを企画・実施するフリーランスのガイドも増えています。