書籍・小説・シナリオ執筆で稼ぐには?ゴーストライターという選択


この記事のポイント
- ✓ゴーストライターとして書籍・小説・シナリオ執筆で稼ぐ方法を徹底解説
- ✓現役ゴーストライターが実体験をもとに紹介します
「自分の名前が載らない文章を書く」——それがゴーストライターの仕事だ。
私は小説家志望だった。文学賞に何度も応募したが、最終選考にすら残れなかった。30歳を過ぎて「もう無理かもしれない」と思い始めた頃、クラウドソーシングでゴーストライターの案件を見つけた。
今はゴーストライターとして月40万円ほど稼いでいる。自分の名前は出ないが、自分が書いた本がAmazonのランキングに入ったときは、正直にうれしかった。
ゴーストライターとは何か
ゴーストライターとは、依頼者の名前で出版される書籍や記事を代わりに執筆する仕事だ。日本では昔から存在する職業で、芸能人の自伝やビジネス書の多くはゴーストライターが書いている。
最近はKindle出版の普及で、個人がゴーストライターに執筆を依頼するケースが急増している。
| 案件タイプ | 文字数目安 | 報酬相場 |
|---|---|---|
| Kindle電子書籍 | 20,000〜40,000字 | 50,000〜200,000円 |
| ビジネス書(商業出版) | 80,000〜120,000字 | 300,000〜1,000,000円 |
| 小説・ライトノベル | 80,000〜120,000字 | 200,000〜500,000円 |
| シナリオ(ゲーム・動画) | 10,000〜50,000字 | 100,000〜400,000円 |
| 自伝・エッセイ | 60,000〜100,000字 | 200,000〜600,000円 |
注意してほしいのは、文字単価だけで判断しないこと。Kindle書籍で文字単価2円の案件があったとして、3万字なら6万円。でもリサーチに20時間、執筆に40時間かかれば、時給は1,000円だ。
私がゴーストライターになった経緯
小説家を目指していた頃、生活費のためにWebライティングの副業をしていた。ある日、クラウドソーシングで「ビジネス書の執筆代行」という案件を見つけた。報酬は15万円。
「自分の小説は売れないけど、他人の本なら書ける」と思い、応募した。最初の案件は自己啓発系のKindle本で、クライアントへのインタビューをもとに3万字を書いた。
その本がKindleランキングのカテゴリ1位になり、クライアントに「次もお願いしたい」と言われた。そこからゴーストライターとしてのキャリアが始まった。
必要なスキル
文章力は「最低条件」
当たり前だが、文章力は必須だ。ただし、文学的な美しい文章が書ける必要はない。求められるのは「読みやすく、わかりやすい文章」だ。
インタビュー力が最重要
ゴーストライターの仕事の半分は「聞く」ことだ。クライアントの頭の中にある知識や経験を、うまく引き出して文章にする。これができないと、何を書いていいかわからなくなる。
私は最初、クライアントに「何を書きたいですか?」と聞いていた。でもこれだと抽象的な答えしか返ってこない。今は「読者がこの本を読んだ後、どう行動してほしいですか?」と聞くようにしている。
構成力
1冊の本を組み立てる構成力が必要だ。章立て、各章のつながり、読者を飽きさせない展開。小説を書いていた経験が、ここで活きている。
案件の探し方
クラウドソーシングで探す
@SOHOなら手数料0%なので、報酬がそのまま受け取れる。「書籍執筆」「ゴーストライター」「Kindle」などのキーワードで検索すると案件が見つかる。
出版社・編集プロダクションに営業する
商業出版のゴーストライター案件は、出版社や編集プロダクションから直接依頼が来ることが多い。過去の執筆実績をポートフォリオにまとめて営業するのが効果的だ。
SNSで発信する
X(旧Twitter)で「ゴーストライターやってます」と発信している人は意外に少ない。ライティングのコツや出版業界の裏話を発信すると、依頼が来ることがある。私も月に1〜2件はSNS経由で依頼をもらっている。
ゴーストライターの光と影
「自分の名前が出ない」問題
これは最大のデメリットだ。どれだけいい本を書いても、著者として名前が出ることはない。最初は割り切れなかったが、今は「読者に届く文章を書けている」こと自体に価値を感じている。
守秘義務は絶対
ゴーストライターであることを口外してはいけない場合がほとんどだ。「実はあの本、私が書いたんです」とSNSで言いたくなるが、絶対にやってはいけない。信頼を一瞬で失う。
安定収入にはリピーターが必要
月40万円を安定させるには、リピーターを3〜4人確保する必要がある。1回きりの案件を追いかけ続けるのは精神的にもきつい。
副業としてのゴーストライター
本業を持ちながら、副業でゴーストライターをやるのは十分可能だ。Kindle書籍1冊なら、平日夜と週末で1ヶ月あれば書ける。月5万〜15万円の副収入として、文章力を活かせる選択肢だ。
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この記事を書いた人
榊原 隼人
フルスタックエンジニア・テックライター
SIerで8年間システム開発に携わった後、フリーランスエンジニアに転身。React/Next.js/Pythonを中心に開発案件をこなしながら、技術系の記事を執筆しています。















