ホームページ制作を副業にする方法|営業から納品まで完全解説

前田 壮一
前田 壮一
ホームページ制作を副業にする方法|営業から納品まで完全解説

この記事のポイント

  • ホームページ制作を副業にする方法を営業・ヒアリング・制作・納品まで完全解説
  • クライアント対応のポイントを副業歴4年の筆者が実体験をもとに紹介します

本業はメーカーの営業。ITとは無縁の世界にいた僕が、30代半ばでホームページ制作の副業を始めて、今年で4年目になります。最初は月2〜3万円だった副収入が、今では安定して月15万円以上。「営業畑の人間でもWeb制作で稼げるのか?」——答えはイエスです。むしろ、営業経験があるからこそ有利な部分があると実感しています。

ホームページ制作の副業が狙い目な理由

中小企業や個人事業主の多くは、まだホームページを持っていないか、古いまま放置しています。総務省の調査によると、中小企業のWeb活用率はまだ道半ば。つまり、潜在的な需要は膨大です。

また、ホームページ制作は単発で終わらないのが大きなメリットです。一度作ったサイトの更新・保守・リニューアルを継続的に受注できるため、ストック型の収入につなげやすいのです。

営業から納品までの全体フロー

フェーズ1:営業・案件獲得

ホームページ制作の営業方法は大きく3つあります。

クラウドソーシングで応募する:最も手軽な方法。@SOHOなら手数料0%で報酬を受け取れるので、副業の利益を最大化できます。

知人・地元の中小企業に声をかける:僕の場合、最初の案件は本業で取引のあった町工場のオーナーからの依頼でした。「ホームページ作れるよ」と話したら、「うちも作ってほしい」と。意外なところにチャンスはあります。

SNSで実績を発信する:制作物をXやInstagramで公開すると、ダイレクトメッセージで依頼が来ることがあります。

フェーズ2:ヒアリング

ヒアリングはプロジェクトの成否を決める最も重要なフェーズです。僕が必ず確認するのは以下の項目です。

  • 目的:集客?採用?ブランディング?名刺代わり?
  • ターゲット:誰に見てもらいたいのか
  • ページ構成:トップ、会社概要、サービス紹介、お問い合わせなど
  • 参考サイト:「こんな雰囲気がいい」というイメージの共有
  • 予算と納期:最初にすり合わせないと後でトラブルになります
  • 素材の有無:写真やロゴは用意できるか

フェーズ3:デザイン・制作

ヒアリング内容をもとにデザインを作成し、クライアントに確認してもらいます。ここでのポイントは、コーディングに入る前に必ずデザインの承認を得ること。

僕は以下のツールを使っています。

  • デザイン:Figma
  • コーディング:VS Code + HTML/CSS/JavaScript
  • CMS:WordPress(クライアント自身で更新できるようにする場合)
  • 画像素材:Unsplash、Pexels(無料素材)

フェーズ4:テスト・修正

制作が完了したら、以下の項目をチェックします。

  • スマートフォンでの表示確認(レスポンシブ対応)
  • 各ブラウザでの動作確認
  • お問い合わせフォームの送信テスト
  • ページの表示速度チェック
  • 誤字脱字のチェック

修正は通常2〜3回で完了しますが、最初に「修正は○回まで」と契約書に明記しておくとトラブルを防げます。

フェーズ5:納品・公開

サーバーへのアップロード、ドメインの設定、SSL証明書の導入を行い、公開します。僕はクライアントにWordPressの基本操作をまとめたマニュアル(PDF 5ページ程度)を渡すようにしています。これだけで「丁寧な人だ」と評価され、リピート率が格段に上がります。

ホームページ制作の単価相場

サイト規模 ページ数 単価相場
名刺代わりの簡易サイト 1〜3ページ 5万〜15万円
中小企業コーポレートサイト 5〜10ページ 15万〜40万円
ECサイト(簡易) 10ページ以上 30万〜80万円
保守・運用代行 月額1万〜3万円

僕の平均的な案件は、5ページ程度のコーポレートサイトで20万〜30万円。月に1件受注すれば、本業の収入に加えて大きな副収入になります。

副業ホームページ制作で陥りがちな失敗

失敗1:見積もりが甘い

「5ページのサイトだから簡単だろう」と思っていたら、クライアントからの修正依頼が止まらず、結果的に100時間以上かかった——これは僕の実体験です。見積もり時には、修正回数の上限、素材の準備責任、追加ページの料金を必ず明記しましょう。

失敗2:契約書を作らない

口約束だけで進めると、「聞いていない」「そんなはずはない」というトラブルが発生します。簡単なものでいいので、作業範囲・納期・報酬・修正回数・支払い条件を明記した契約書を必ず交わしましょう。

失敗3:安売りしすぎる

実績を積むために最初は安くするのは仕方ありません。しかし、いつまでも安い単価で受け続けると、自分の市場価値を下げてしまいます。5件の実績ができたら、思い切って単価を上げましょう。

営業経験が活きるポイント

冒頭で「営業畑でも有利」と書きましたが、具体的にはこんな場面で活きています。

  • ヒアリング力:クライアントが言語化できない要望を引き出す力
  • 提案力:「御社の場合、こんな構成がいいですよ」と具体的に提案できる
  • 納期管理:複数案件を並行して進めるプロジェクト管理能力
  • クレーム対応:万が一のトラブルにも冷静に対応できる

技術力だけでなく、クライアント対応力も含めた総合的なスキルが問われるのがホームページ制作の副業です。

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前田 壮一

この記事を書いた人

前田 壮一

元メーカー管理職・43歳でフリーランス転身

大手電機メーカーで品質管理を20年間担当した後、42歳でフリーランスに転身。中高年のキャリアチェンジや副業の始め方を、自身の経験をもとに発信しています。

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