南風楽オフィス(大崎雅氏)

　1969年高知県室戸市出身。

　藤原歌劇団所属のオペラ歌手(バス・バリトン)として業界での活動を開始。イタリア・コモ市のソチャーレ劇場、マレーシア・ペナン島のシャングリラRHIなどに出演。

一時期重度のアレルギーで歌えなくなり活動中止を余儀なくされ、上野アメ横お菓子問屋や築地魚河岸仲卸会社などにも勤務し社会人として鍛えられる。また創成期の建築士予備校に関わり、建築士試験会場におけるアンケーターとして活躍。テレビ朝日系「トゥナイト」などで「神技アンケーター」としてとりあげられる。それから暫くは営業マン指導講師、アンケート業務委託、サンプリング、チラシや本の配布業務委託などの仕事で多忙な日々を過ごす。

　アレルギーからの復帰後はオペラ歌手の活動にとどまらず、CEATECやゲームショウなどIT関連イベントの音楽ディレクターとして、また、東映プロダクション(ドラマ「相棒」など)の音楽シーン・コーディネータとして首都圏で現在まで活躍。
　
　悪化する花粉症の為、2006年春に沖縄県読谷村に移住。同地では現在まで読谷村創作子どもミュージカルのプロデューサーとして、脚本・演出・音楽・美術プランを手がけている。

　また、オペラ歌手としても森の音楽館、沖縄オペラ協会、琉球交響楽団などの公演に盛んに出演。確かな歌唱技術とキャラクター表現演技の巧みさで希少な存在となっている。エレアコ(アンプに通せるクラシック・ギター)一本で「独り南風楽(なんぷうらく)」というツアーを組んで全国をまわったりもしている。行き先で当地の芸術家と盛んにコラボしたり、デイケアセンターや障害児施設の慰問などのボランティアも盛んに行なっている。

　演出家としては、小空間から大ホールまで地域のニーズに対応した脚本・音楽・演出・美術プラン製作を行なっており、バリュー値の高いサービスを提供。小規模な「読み聞かせ」などでも他とは違う演出を施し、好評を得ている。

　　自身の企画力、歌唱技術と演技技術、コミュニケーション能力を広く活かすべく「南風楽オフィス」を設立（業務は全般）。インプロ、コーチングなど教育・ビジネススキルアップツールの提供や、リゾート地沖縄・読谷に住む地の利を活かし各種コーディネートなど多種多様に行なっている。



　※出演・製作作品の一部はYouTube上にアップしております。「大崎雅氏」で検索してご覧下さい。